第37回 就職内定率、入社3年以内の離職率

 厚生労働省・文部科学省の発表によると、2015年春卒業予定の「大学生の就職内定率が68.4%(卒業6カ月前の10月1日時点)」とリーマンショックの影響を受けなかった2009年3月卒業の69.9%に近いレベルまで回復しています。

 

業界別に見ると、欲しい人材確保に苦慮しているサービス業界やIT業界がある一方、競争倍率が50倍・100倍、なかには500倍を超える食品大手や広告・マスコミ・航空を始め大手有名企業などがあり、売り手市場の業界と買い手市場の業界が混在しています。

後者の業界や企業へ臨まれる学生は、十分な事前対策が求められます。

 

一方で、やっと狭き門をくぐり抜けたとしても「3人に1人が入社3年以内に辞める」という現状があります。厚生労働省によると大卒者の卒業3年以内の離職率は32.4%、特に入社1年目での離職率が高く、事業規模が小さくなるほど離職率が高くなる傾向があります。

 

離職率の低い産業としては、第2位(10.6%)電気・ガス・熱供給・水道業、第3位(18.7%)製造業、第5位(20.9%)金融・保険業がある一方、離職率の高い産業として、第1位(52.3%)宿泊業・飲食サービス業、第2位(48.6%)生活関連サービス業・娯楽業、第3位(48.5%)教育・学習支援業、第4位(39.4%)小売業、第5位(38.8%)医療・福祉などがあります。

 

就職活動においては、入社前と入社後のギャップを少なくするために、単にHPで企業研究するのみならず、OBOG訪問や企業訪問など、一歩踏み込んだ活動をお勧めします。

 

(記事: 就活ゼミ 川添)

 

 

 
 
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