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第50回 自己分析をするときに、注意して欲しい3つのポイント

自己分析。
これは、就職活動において、何よりも先に、真剣に取り組んで欲しい。
採用担当者は学生の表面的な経験や取り繕った強みが聞きたい訳ではない。

その経験を客観的に分析して、自分の「強み」や「価値観」を相手に伝わる言葉にすることが何より重要なのだ。

そこで今回は、自己分析をするときに、注意して欲しい3つのポイントを紹介しよう。
ほとんどの就活生がこれを知らずに、効率の悪い自己分析をしてしまっている。

 

1・1回の自己分析に時間をかけすぎない
自己分析というと「じっくり自分と向き合う」というイメージが先行している。たしかに、自分と向き合うには一定以上の時間がかかるのは事実だが「1つのテーマに長時間」はおすすめしない。長くて1テーマ30分程度にしよう。

例えば、大切にしてきた「価値観」を過去の経験から振り返るとしよう。実は、同じ過去のエピソードを振り返るにしても、その日の気分によって解釈も変わってくる。ある日は「素晴らしい経験だった」と振り返れても、別の日には「悲しい経験だった」と捉えることもある。その両方の側面に気付くことが大切なのだ。

一つの事実を多面的に振り返ると、自分のことがより見えてくる。そういう意味で、1回の自己分析に時間をかけすぎずに、場所や時間を変えて「繰り返し」やることを意識して取り組もう。

 

2・やりたいことを探さない
志望企業を探すため、最初に「やりたいこと」を探す人がほとんどだが、これも落とし穴。社会に出たこともない、情報不足の君たちがやりたいことをみつけるなんて至難の業だ。

最初に探すべきもの。それは、「望む生き方を知ること」だ。自己分析を通して「どんな人間性でありたいか」「どんなもの(物欲や名誉など)を手に入れたいか」「どんな影響を社会や人に与えたいか」を明確にしよう。その上で、「望む生き方を実現できる仕事はなにか」を考えると志望企業が見えてくる。

 

3・ネガティブな経験を振り返る
就職活動と言えば自己PR、というイメージが先行しているが、それだけでは足りない。
選考で採用担当者が最終的に見たいのは「挫折や困難をどう乗り越えてきたのか」や「自分の能力不足や短所と、どのように向き合ってきたのか」ということ。つまり、自分にとってはネガティブな体験について、選考の終盤になればなるほど聞かれるのだ。しかし、多くの就活生はネガティブな経験をひた隠しにしようとしてしまい、それが原因で落とされることが多い。

自分のネガティブな経験と、それで自分がどのように向かい合ってきたか、ごまかさずに語れるようになろう。
その経験と正面から向き合ったならば、大人は絶対に評価してくれる。

 

以上のことを注意しながら自分を分析して行けば、間違いなくそれぞれの良さや、魅力が見つかってくる。そうすれば、派手なエピソードなどなくても十分、他の人と差別化を図ることができるのだ。

学生生活を今日まで頑張ってきたのであれば、必ず相手に伝えられることはある。不安な気持ちは、日本中の大学生が一緒だ。立ち止まることなく、まずは自分とじっくり向き合ってみてほしい。

 

(記事: 我究館

 

 
 
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