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就活生必見!外資系企業のサマーインターンとは?

外資系企業のサマーインターンと言えば、難度が高く中々受けづらいという声を就活塾の学生からもよく聞きます。事実、情報が少なく対策も立てにくいということもあります。しかし、この外資系のインターンシップを上手く活用できれば、今後の就活にとってかなりプラスに働くのです。今回はそんな外資系企業のサマーインターンについて解説します。「そういや、何かサマーインターンの案内が来ていたな」と思っていたあなたは必見です。

外資系の夏インターンとは?

外資系企業のサマーインターンは就業体験と選考を兼ねたものになっています。それゆえに実務に近い形での就業経験ができるプログラムを用意しており、学生に実際の実務を追体験してもらいながらその力量を測ります。このような背景があるので、サマーインターンに参加できるのは僅かな学生だけであり、限られた席を競うということになるのです。海外では「Job」とも呼称されているようで、文字通り採用と直結するプログラムとなっています。

インターンシップ説明会

日本企業のインターンとどんな違いがあるのか?

採用直結型がほとんど!

就業経験と選考を兼ねているので、サマーインターンのタイミングで内定を得ることができれば、大きなアドバンテージを持って春の本選に備えることができます。「○○社の内定を持っています。」、「AA社のインターンに参加していました。」となれば、採用担当者にとっては「この学生は狭い選抜を勝ち残った優秀な学生だ。」と高評価をしてくれるでしょう。また心に余裕ができ、きっと自信を持って各社の選考に臨むことができると思います。

【参考:インターンシップ参加学生への優遇策】

調査結果のグラフ

引用元▶2018 年卒・新卒採用に関する企業調査-採用方針調査(ディスコ)

このように、インターン参加学生に対しては先に選考を突破した優秀層と捉えて、何かしらの恩恵を付与したいと考えているようです。

また、インターンについての意義や準備の仕方をまとめた記事もあります。詳しくは下記を参照ください。

「就活におけるインターンの意義、行く意味とは?」

どんな外資系企業がサマーインターンをやっているのか?

では続いて、どんな外資系企業がサマーインターンを実施しているか紹介します。金融機関、コンサルティングファームが代表的ではありますが、様々な業界で増えているようです。

金融機関

外資系金融機関では投資銀行部門を筆頭に多くの部門でのサマーインターン受け入れを実施しています。各社、優秀かつ外資系金融機関特有のハードワークに耐えることのできる学生を求めているようです。それゆえに、インターンのプログラムも徹夜を強いるようなハードなものも多く、学生にとって試練と言えますが、このプログラムを突破すれば、オファー = 内定が近くなるのです。

<例>
モルガン・スタンレー
UBSグループ
シティグループ
バンクオブアメリカ・メリルリンチ
クレディ・アグリコル・グループ

コンサルティングファーム

コンサルティングファームも外資系金融機関と同様で知的なハードワークを楽しむことのできる学生を募集している傾向にあり、インターンの選抜も論理力をかなり強く求めてきます。

<例>
ボストン コンサルティング グループ(BCG)
A.T.カーニー
Strategy&(旧ブーズ・アンド・カンパニー)
デロイト トーマツ コンサルティング(DTC)
アクセンチュア

IT企業

金融機関やファームのような激務耐性があるかどうかは問われませんが、物事を論理的に捉えてどのようにして企画や戦略を練るかという点で素養があるか判断されているようです。

<例>
Google
日本マイクロソフト
Twitter

メーカー

メーカーでもマーケティング部門を筆頭にインターンを募集しています。グローバルカンパニーが多いので、各市場でどのような戦略を打っていけばよいか等のプロジェクトベースでのプログラムが組まれていることが多いようです。

<例>
GE
P&G Japan
日本ロレアル
ボッシュ

就活塾の視点:外資系企業のインターン準備の仕方

続いて、選考の流れとその準備方法について解説します。何か特別な準備が必要というわけではなく、本選と同じような準備をすればよいだけなので、肩ひじ張らずに準備しましょう。

就活塾の授業風景

外資系企業のインターン選考の流れ

選考の流れは本選とあまり変わりませんが、倍率が非常に高くなる傾向にあります。それゆえに、仮に選考に落ちたとしても一喜一憂しすぎず、次に活かすための前哨戦と前向きに考えましょう。

【インターンの選考フロー(例)】
(1)ES・筆記試験
(2)グループディスカッション
(3)個別面接

対策:強み・弱み・自己PR準備・筆記試験・グルディス対策はしておこう

外資系のサマーインターンでも準備することは同じです。「なぜ?」の部分で深く突っ込まれた場合に崩されてしまわないように準備しましょう。特に夏という前哨戦の時期にこれらのポイントをブラッシュアップできれば、春に向けた試行錯誤と修正を実施することができるのでやってみましょう

【インターン選考対策】
【例文あり】就活における志望動機の書き方4ポイント
就活における長所のまとめ方とは?【例文あり】
就活における短所のまとめ方とは?【例文あり】
【徹底解説】就活におけるグループディスカッション対策/グルディス準備
就活生必見!就活における自己PRの組み立て方【例文あり】

就活塾的まとめ:サマーインターンの経験を就活に活かすために

ここまで、外資系企業のサマーインターンについて解説してきましたが、イメージできましたでしょうか?
よくないのは、インターンの実態を知らないまま、「よくわからないけど、とにかくESを出してみよう」とエントリーしてみて、準備不足のまま選考落ちで自信を失ってしまうことです。
狭き門ではあるものの、夏を最大限就活にどう活かすかを考える際の参考にしてもらえれば幸いです。

また、下記の記事では外資系企業の就活について解説しています。詳しく知りたい人はこちらも参照ください。

必見!外資就活の実態とは?【外資系企業の解説付き】

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就活塾NAVI編集部

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