業界研究をしたり、企業研究をしたりしているとき、「メーカー」というワードを聞いたことがある人は多いはず。
さまざまなジャンルがあり、有名な商品を扱っていることも多いメーカー企業は、学生の就職したい業界として長年トップクラスに君臨しています。
しかし、実際のところ「メーカーって何?」「どんな仕事?」などなど、疑問はつきませんよね?

ここではメーカーに就職したい・メーカーが気になる学生の皆さんのために、メーカー企業にまつわるいろはをご紹介します!

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そもそもメーカーとは?


「メーカー」という言葉を聞いたことがある人のなかでも、「そもそもメーカーって何?」と思っている人も多いのではないでしょうか。
メーカーとは、ある製品の製造から商品化、営業にいたるまで製品にまつわるすべての工程をおこなう企業のことです。
製品にはさまざまなジャンルがあり、数え切れないほど。

たとえば、車・機械・食品・化学・化粧品・ハウス・アパレルなどなど、さまざまな業界が参入しています。

ここでは有名な企業をいくつかご紹介しましょう。

<車>  トヨタ ホンダ 日産
<機械> ソニー キャノン 富士通 日立製作所
<食品> 味の素 サントリー キリンビール アサヒビール 明治製菓 森永乳業
キューピー ネスレ
<化学> 富士フィルム 昭和電工 クラレ 三井化学 住友化学
<化粧品> DHC 資生堂 P&Gジャパン 日本ロレアル株式会社
<ハウス> 積水ハウス ダイワハウス タマホーム
<アパレル> LVMH(モエヘネシー・ルイヴィトン)

どうでしょう、知っている企業も多かったのではないでしょうか?
そう、世の中のありとあらゆるモノは、メーカーでつくられていることが多いというわけなのです。

メーカー企業で就ける職種とは?


メーカーは前述の通り、製品を工場で作るところから、営業で商品として売り出すところまで、モノを作って売るほぼすべての工程を扱っています。
すべてを扱うということは、それぞれにスペシャリストがいて、協力して働いているということ。

つまり、メーカーとひと言にいっても、さまざまな職種があるのです。
代表的なものをいくつかご紹介しましょう。

<企画・開発>

「こんな製品を作ろう!」と提案することが、製品開発への第一歩。
企画を出したり、本当に実現できるのかを調査したり、基本的な土台を作る役割が必要になります。

また、どんな製品があったらいいか、今ある製品は発展できるかなど、つねにメーカーは作る製品を研究し、開発することでライバル業者と闘っていかなければなりません。
こうした開発事業をおこなう人がいるおかげで、新商品やヒット作を作り出すことができているのですね。

<製造・品質管理>

実際に製造するのもまた、メーカーの大切な事業の一つです。
機械を管理したり、工場で作業をしたりといった業務があります。
メーカーにとって製品の製造は事業の要ですから、それだけ責任のある仕事といえるでしょう。

<エンジニア>

製造現場で実際に製品を作り始めると、不具合が生じたり、非効率な面が出てきたりすることが多くあります。
そこで製造の効率化をしたり、製品の機能を作ったりしてくれるのがエンジニアです。

また、事務作業の効率化など、会社全体がうまくまわるようなシステムを作ることも重要な仕事となっています。

<マーケティング>

実際にどんなふうに売り出していくのか、今の市場はどうなっているかなど、製品化をした場合に販売方法を提案するのがマーケティングの役割です。

市場はつねに変化していきますし、ライバル企業もどんどん開発を進めていますから、メーカーにとってマーケティングはかかせない業務といえるでしょう。

<営業>

マーケティングと売り出し方を相談し、企業や店舗に製品のよさをアピールする仕事です。
「接客は苦手」という人も多いですが、基本的にメーカーの営業は企業や店舗など、ビジネスマンを相手にするため、消費者を相手にすることはありません。

自社の製品を売り出して直接契約してもらえる喜びは、営業ならではの特権です。

<事務>

社内で必要な経費を計算したり、書類を作成したりと、メーカーの事業を円滑に進めるうえでかかせない事務作業。
決して華やかではありませんが、どの部署からも頼りにされる存在といえます。

このようにメーカーには職種がたくさんあるため、好きなことや得意分野をいかすことができます。
たとえば話すのが得意であれば営業に、パソコンが得意であればシステムエンジニアに、など、製品の携わり方は人それぞれ。

好きなメーカーで得意な仕事をできることもまた、メーカー就職の醍醐味なのです。

気になるメーカーにまつわる疑問を解決!


メーカーはそのジャンルも職種もさまざまにあることから、気になることやわからないことが多いもの。

ここでは聞かれやすい3の質問にお答えします。

<メーカーってなんで人気なの?>

メーカーが学生に人気である理由は大きく分けて2つあります。

安定・好待遇だから
一番の理由は、安定していて好待遇であるということでしょう。
もともと採用する人数が少ないために社内の競争も少ないですし、商社や銀行などに比べてゆったりとした印象を持っている人も多いのではないでしょうか。
福利厚生もしっかりとしていることが多く、就職口として安定していると感じる人も多いはず。

相手が消費者ではなく、企業だから
対企業のビジネスであるので、一般消費者と関わらない仕事であることも人気の一つです。
アルバイトなどで、苦手なお客さんに会ったことがある人もいるのではないでしょうか?
もう接客なんてしたくないと思う方でも、メーカーであればビジネスマンたちとやりとりができるので、安心できることでしょう。

<メーカーと商社って何が違うの?>

就活生がよく間違えやすいのが、メーカーと商社の違いです。
どちらも商品を扱っていますから、ややこしく感じる人も多いのでしょう。
しかしメーカーと商社には大きな違いがあります。
まず、メーカーは「製造業」とも呼ばれる事業にあたり、工場で生産するところから商品を作り、営業するところまでを担当しています。

それに対して、商社はメーカーから受けた商品を小売店に流す、いわゆる物流の役割を担っています。
また、メーカーが製品を作るときに必要な部品や原材料を商社から取り入れることも。
商社はメーカーのビジネスをサポートするような役割を果たしているというわけですね。

<③文系は化学や機械メーカーに就職しづらいの?>

よく勘違いされやすいのが、理系メーカー=理系社員を雇うということ。
しかしながら、最初にご説明した通り、メーカーはじつにさまざまな職種の人で成り立っています。
つまり、いくら化学や機械メーカーといっても、かならず文系の仕事もあるわけです。
たとえば営業やマーケティング、事務などは、文系が活躍できる場所といえますね。
ですから、文系でも問題なく理系のメーカーに就職することができます。

まとめ:メーカーに就職するなら扱っている商品や受けられる業種もチェックを

メーカーのいろは、おわかりいただけたでしょうか?

メーカーとひとことにいっても、じつにさまざまなジャンルがあり、職種があり、それぞれの企業が思い思いに製品を作っています。
もしメーカーの採用試験を考えているのであれば、そのメーカー企業がどんな製品を扱っているのか、どんな職種を募集しているのかなど、細かな点も確認するようにしましょう。

いくら人気といっても、自分のやりたい仕事でなければ将来長く続けていくことは難しいです。
今後のことも踏まえ、企業研究を積極的におこなってみてくださいね。

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