「働き方改革」が注目されるようになり、企業での働き方もさまざまな広がりを見せるようになりました。
フレックスタイム制や裁量労働制、週休3日制など、これまでの週休二日制で時間を決めて働くという方法に加えて、「働く」ということが、じつに多様化してきています。

就活生の皆さんも、仕事内容や社風だけでなく、これからの「働き方」について考えておいてもらいたいもの。
業界や仕事内容を見ることももちろん大切ですが、働き方についても考えてみるべきではないでしょうか。
今回は週5日の時間が決まったフルタイム、週休2日制の一般的な働き方とは違う新しい「働き方」をいくつか紹介し、そのメリットやデメリットを解説します!

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今だからこそ考えたい!これからの働き方と就活の行方


近年、長時間労働などが問題に上がったり、「働き方改革」が推し進められたりと、働き方に関する考え方が世間的にも注目されています。
多くの企業がそのことを踏まえ、社員の労働時間を改善したり、副業OKにしたりと、さまざまな試みがなされているのです
これは、現段階で社会人になっている方だけでなく、これから社会人になろうとしている就活生の皆さんにとってもとても大切なことですよね。

就活生の皆さんの多くが、業界や企業について研究を積み重ねるかと思いますが、働き方もまた、重要視しておきたいところ。
自分がどんなふうに働いていきたいのか、ライフワークバランスをどうしていくべきかを、見つめなおしてみるのは、就活にとってもかかせないことです!

とはいえ、「働き方っていわれても、よくわからない……」という方も多いはず。
それは、月曜から金曜日まで同じ時間に働き、土日に休むということを想定しているからかもしれませんね。
しかし、現代の企業の働き方はじつに多種多様になっています!
まずは「普通」とはちょっと違う、3つの働き方をご紹介しましょう。

出社も退社も自由に設定!フレックスタイム制


まず知っておいてもらいたいのが、このフレックスタイム制。
皆さんの中にも、聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?
「フレックスタイム」とは、ある一定の数時間だけ業務時間が決まっているものの、それ以外の業務時間は自分で決められるという働き方のこと。
決まっている時間を「コアタイム」といいますが、たとえばコアタイムが10~15時だとして、8時間勤務(+ランチタイム1時間)であれば、8時に出勤して17時に帰ってもよいですし、10時にきて19時に帰ってもよいというように、時間を自分で調整することができます。
最近ではコアタイムを設けない「フルフレックス」の企業もありますよ!

では、この働き方にはどんなメリット・デメリットがあるのかを見ていきましょう。

メリット

・自分の生活に合わせて仕事をすることができる
・時間をずらすことで通勤ラッシュに巻き込まれずに済む
・効率的に仕事を遂行できる

デメリット

・チームで働く場合には、メンバーが揃いにくい
・社内の連携が図りにくい
・取引先との連絡がつきづらいこともある

時間を自由にできるということは、よいこともたくさんありますが、個人の時間が重視されることでほかの人との連携が取りづらいというデメリットが発生します。
個人でどんどん成果を出していきたい人や業界にはおすすめですが、チーム間や取引先との関係を大事にしたい人は、ネックになってしまうかもしれません。

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やるべきことをやればOK!裁量労働制


クリエイティブ系の会社や制作会社などで採用されていることが多いのが、この「裁量労働制」。
名前の通り、働くことを時間ではなく「裁量」=仕事量で決めるというものです。
つまり、はっきりとした働く時間を決めず、成果を挙げればOKとする制度を指しています。
仕事に合わせて出社時間や退社時間を自由に決めることが可能になります。
こちらも、メリット、デメリットを見ていきましょう。

メリット

・自分の仕事内容に応じて仕事時間を調整できる
・仕事が少ない日は短時間で帰ることも可能

デメリット

・残業代がつかない可能性もある
・時間制で割り振っている企業よりも働かなければならないこともある

裁量労働制は、その時間の自由さや成果が上がれば短時間で業務を済ませることができることなどで人気がありますが、その点、成果が上がらないときは長時間労働になってしまったり、時間で割り振っていないことから「残業」という概念がなく、残業代が出ないこともあります。

企画やアイデアを出す仕事などといった、時間より成果を大事にする仕事にとって、裁量労働制は向いていますが、「時間通りきっちり働きたい」という人には向いていないでしょう。

週休3日以上!?仕事もプライベートも充実のゆる就職


今まで日本の働き方は月~金まで仕事をして、土日に休むという週休二日制が一般的でした。
サービス業などは平日に休みを取ることが多いにしても、休みは二日に設定していることが多いことでしょう。
しかしながら、近年では休みを増やそうとする企業の動きもあります。
そして今、注目されているのが、週休3日制です。
休みを3日設けて、プライベートの充実や仕事の効率化を図ろうとするものです。
休みが増えること自体にはメリットが多く感じられますが、デメリットはあるのでしょうか?
これらの比較を見ていきましょう。

メリット

・プライベートに時間をかけることができる
・介護や育児があっても安心
・効率的に仕事ができる
・休みが多いことでモチベーションが上がる

デメリット

・限られた出社日数で成果を出さなければならない
・給料が減ってしまう
・1日の労働時間が長くなってしまうこともある
・福利厚生が十分に享受できない可能性がある

休みを多く持てることは、それだけ仕事以外のことに時間をかけることができます。
家事や育児、介護など、ほかのことに集中できる時間を増やせますね。
あるいは、こういう場合は副業を認めている場合もありますから、自分でビジネスをしたい人や、パラレルワーカーになりたい人にも向いているといえます。

しかしながら、週3日も休みがある分、出勤日に効率よく仕事をしなければなりませんし、休みは増えても1日の労働時間が長くなる可能性もあります。
あるいは、出勤日が少ない分、福利厚生が手薄になっていることも。

週休3日制は、仕事以外の時間の使い方を重要視する人には向いていますが、しっかりと保障されて残業なしで帰りたい、本職以外で仕事をしたくないなど、決まった時間や仕事を好む方には向いていないこともあるでしょう。

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そのほか就活生が考えておきたい、働き方と将来のこと


いろいろな働き方を紹介してきましたが、そのことで
「自分がどう働きたいか」
「どんなふうに人生を過ごしていきたいか」
などを考えた方も多いのではないでしょうか。

上記の働き方にはメリットがたくさんありますが、その分自主性や仕事との向き合い方を考えなければなりませんし、各自デメリットも多少はあります。
それらを比較し、自分がどう企業や仕事と向き合うのかを考えるのは、とても大切なことでしょう。

しかしながら、働き方を考えるうえで重要なのは、このような「企業のなかでの働き方」だけを見るのでは不十分です。
たとえば、以下のようなことを考えたことはありますか?

・働く場所をどうするか(都心に勤めるか、地方に勤めるかなど)
・入社した企業にどれくらいの期間勤めるか(一社に長く勤めたいか、将来的には転職したいか)
・女性の場合は結婚後、出産後の働き方をどうするべきか

これらはどれも、あなたの人生を思い描く中で大切なことですよね。
働く場所や時間、そして将来のことや自分の人生の過ごし方を踏まえて、「働き方」を考える必要があるのです。
今一度、理想の働き方を考えてみることは、就職活動にとってもよい影響を与えるはず。
さまざまな観点から、あなたの「働き方」を見つめなおしてみてくださいね。

まとめ:仕事内容ももちろん大切だけど、「働き方」にも注目してみよう!

就活で業界研究や企業研究をしているとき、仕事内容や社風に注目する人は多いです。
もちろんそれはとても大切なことですから、重要視しなければなりません。
しかし、それらとともに見ておきたいのが、「働き方」です。

自分がどんなふうに働きたいのかという面から考えることもまた、きちんと見ておきたいところ。
上記のような働き方も参考にしつつ、あなたらしい働き方を考えてみてくださいね。

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