大学生活は4年間もあるうえに、夏休みや春休みも長く、さまざまなことに挑戦できる時期です。
だからこそ、「大学生活をどんなふうに過ごしたか」というのはとても大切なこと。
自分で考えることが重要なのはもちろんのこと、就職活動でもそのエピソードが役立ちます。
というのも、じつは就活中ほぼどの企業でも聞かれるのが「学生時代頑張ったこと」だからなのです!
いったいどんなことを答えればよいのか、考え方や伝え方、企業の意図などを解説します。

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学生時代頑張ったことって、何を答えればいいの?


そもそも「学生時代頑張ったこと」っていったい何を話せばよいのでしょうか?
いちばんわかりやすいのは、「あなたが大学生活の中で多く時間を使ったこと」でしょう。
皆さんは学生時代をどのように送ってきましたか?
学問に精を出した人もいれば、遊びを充実させた人もいるはず。
頑張ったことのエピソードとして使いやすい代表的なものには、以下のようなものが挙げられます。

■勉強
■ゼミ・研究室
■アルバイト
■サークル・部活
■留学・ボランティア
■資格取得
■インターン

これらのキーワードを聞いて、思い出や今力を入れていることがよみがえってきたなら、それがあなたの「学生時代頑張ったこと」になるでしょう。
ほかにも、起業したり、自主制作で映画を作ったり、フリーペーパーを刊行したり……特別力を入れている特殊なことがある人もいるはず。
これらもまた、学生時代に頑張ったこととして挙げられますね。

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頑張ったことが思い浮かばないときはどうするべき?


「頑張ったことって、そんなに思いつかないんだけど……」という方もいるかもしれませんね。
たしかに、部活やゼミに参加していないと「自分って何も言えることがないかも……」と考えてしまうこともあるでしょう。

しかしその場合、深く考えすぎているかもしれません。
何もとびぬけた成果が出たことでなくても構わないのです。
あなたが何かしら目標を立てて、実行をした課題について思い出してみてください。
それこそがあなたの頑張ったことなのです!
たとえば、以下のような出来事はありませんか?

・長期ではないがアルバイトをしたことがある
・授業の課題で苦労したことがある
・テスト勉強を一生懸命やっている
・何かしらの習い事をしている
・海外旅行のために英語の勉強をしている
・熱中している趣味がある

「あれ、こんなものでいいの?」と思うかもしれませんが、それでいいのです!
じつのところ、企業が見ているのは「頑張った内容」ではありません。
ではいったいどこを見られているのでしょうか?
つぎは「学生時代に頑張ったこと」を聞いてくる、企業の意図をチェックしてみましょう。

どうして聞くの?学生時代頑張ったことを聞く企業の意図とは?


学生時代頑張ったことは、きっとあなたの人生の糧になるはずです。
いろいろな頑張ったことを思い出し、「社会人になっても役立ちそう!」と考えている人は多いはず。

しかし、学生本人にとってよい経験になる「頑張ったこと」をなぜ企業は聞きたがるのでしょうか。
企業がこの質問をする意図には、以下の2つが考えられます。

①学生の人柄を知りたいから

課題にどんなふうに取り組んだのかを見れば、その学生の人柄がわかります。
企業はあなたがどんな人物なのかを知りたがっているのです。
どういう行動をしてどう思い、何を学んだのか、あなたの行動の意図や学んだことをきちんと伝えれば、あなたらしい魅力が企業に伝わるはず。

②自社でどんな活躍をしてくれるか、期待値を知りたいから

頑張ったということは、それだけ成果を出そうと努めたということ。
この経験は企業にとってもよいことをもたらします。
なぜなら「ここまで頑張った経験があるなら、自社でも頑張ってくれそうだ」
「こういう経験があるなら、仕事にも意欲的に取り組んでくれそうだ」というポジティブな期待をあなたに持つことができるからです。
企業が探しているのは「これから一緒に頑張ってくれる仲間」です。
だからこそ、あなたがどんなふうに活躍してくれるのか、その期待値を知るためにこの質問をするのですね。

以上のことからわかるように、企業は学生時代に頑張った内容そのものではなく、どういうプロセスで動いたか、考えたかをポイントに注目していることがわかります。
だからこそ、伝えるときには工夫が必要になるのです!
では次に、実際に伝えるときにはどんな工夫をすればよいか、ポイントを見ていきましょう。

ただ伝えるだけではだめ!学生時代頑張ったことの効果的な伝え方とは?


頑張ったことをただいうだけでは、よい答えとはいえません。
企業の意図でも解説した通り、企業が聞きたいのは「頑張ったこと」ではなく、「課題に対してどう向き合ったか」なのです。
だからこそ、きちんとそのプロセスを深堀し、伝え方を工夫しなければなりません。
ではまず、どんなふうに伝えていくべきか、伝え方のポイントを見てみましょう。

伝え方のプロセス

①頑張ったことを端的に述べる
②どんな課題があり、その問題にどう対応したのかを順を追って説明する
③その対応により、どんな結果が待っていたのかを述べる
④そこから得たものは何か、何を学んだのかを伝える

以上のように、端的にわかりやすく述べること、そして自分がそれによって何を得たのかを伝えることが必要になります。
では実際の回答例を見てみましょう。

回答例

私が学生時代に最も頑張ったことは、塾講師のアルバイトです。
高校生の英語を複数の学生に指導していましたが、苦手な学生も多く、わかってもらうまでに時間がかかりました。
しかし、自分なりに表を作って板書を工夫したり、苦手な子には補習授業をしたりとできるかぎりのことをするように努めました。
また、過去の小テストや課題から苦手な問題を導き出し、個別に指導するようにもしました。
自分なりに指導方法をいろいろな観点から検討し模索した結果、英語が苦手だった学生のテストの点数が、30点も上がりました。
また、生徒本人からも「先生に教えてもらったから、英語が好きになったよ」と言ってもらうことができました。
このことから、どんなに苦手な分野でも、あきらめずにさまざまな角度から挑戦することで、成功に導けるのだということががわかりました。
御社でもこの経験をいかし、どんなに困難な課題があっても、あきらめずに挑戦していきたいと思います。

順序立てて説明するほか、成果を数字などでわかりやすく示すことや、他人からの客観的な言葉を入れるのもおすすめです。
自負するだけでなく、数字として表れたり、他人が認めてくれたりしたことは、あなたの成果をアピールするのに十分な効果があります。
ではこの例を踏まえて、さらに細かなポイントを見ていきましょう。

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学生時代頑張ったこと=頑張った自慢ではない!伝えるときの注意点を知っておこう


前述したように、学生時代に頑張ったことを伝えるときは、「頑張った内容」ではなく、「あなたがいかにして課題と向き合ったか」がとても大切です。
だからこそ、以下の3つに注意して伝えるようにしましょう。

①仕事やその企業へのアピールになるように伝えよう

就活の面接で聞かれるということは、企業があなたのことを「社会人として通用するかどうか」見るためということがあります。
だからこそ、単に「頑張った」というだけだったり、「友人の大切さを学んだ」などのプライベートに通ずる内容だったりしては、効果的とはいえません。
ただ頑張ったことをアピールするのではなく、それがどう仕事につながるのか、どう企業に役立つのかをしっかりと伝えられるような内容に仕上げましょう。

②嘘はつかず、自分に実際にあった出来事を話そう

目立つような頑張ったことがないからといって、嘘をつくのはNG。
細かく突っ込まれたり、具体的な内容を聞かれるとすぐにばれてしまうからです。
何より万が一ばれたときには、信用を失ってしまいます。
信頼できる人物であることもまた、社会人としてとても重要なこと。
前述しているように、頑張ったこと自体は些細なことでも構わないですし、大切なのはあなたがその課題とどう向き合ったかなのです。
あなたらしくまっすぐ、正直に頑張ったことを伝えるようにしてみてください。

③わかりづらい表現は避けて、伝わるように工夫しよう

ゼミや卒論について、あるいはアルバイトや部活についてでも、内輪でしかわからない専門用語や行動があることでしょう。
もちろんそれが頑張ったことに関係しているのはよいのですが、伝えるときに多用することは避けましょう。
専門外のことを難しく話されても、企業の人はぴんと来ません。
さらにいえば「話がわかりづらい」とマイナスイメージを持たれることも。
専門用語やわかりづらい表現はなるべく避け、わかりやすい表現に言い換えるなどの工夫をしましょう。

まとめ:就活面接で頑張ったことを伝えるには一工夫が必要!

「学生時代頑張ったことを教えてください」なんていわれると、「特別な経験がないとダメなのかも……?」と思ってしまいがちですよね。
しかしながら、じつはそんなことはありません。
大事なのは「あなたが頑張ったことそれ自体」と「どう頑張ったかというプロセス」なのです。
だからこそ、企業に伝えるときには上記のようなひと工夫が必要になります。
この質問は就活面接における定番ですから、事前に準備してきっちり答えるようにしておきましょう!

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