第1回 就職活動の土台

就職活動を終えた学生に「自己分析をした事がありますか?」と問いかけると、

ほとんどの学生が、「はい」と答えてくれます。それ程までに現在の就職活動生の間には、

この「自己分析」という行為が浸透している様です。

 

その一方で、どれだけの就職活動生が、「自己分析」の目的や方法を正しく理解した上で、

「自己分析」しているのでしょうか。私は、多くの就職活動生の認識に、何かしらの

ズレがあると感じています。「自己分析」を途中で投げ出す就職活動生が数多く存在する事が、

その証拠です。「自己分析」の必要性を正しく理解していれば、決して投げ出しはしない

はずですから。

 

では、なぜ多くの就職活動生が、途中で投げ出してしまうのでしょうか。

そもそも自己分析の方法が分からないなどの理由もあるでしょうが、その答えは簡単です。

「自己分析」という行為が重要である事は感覚的に理解していても、

「自己分析」する過程で行う“経験の棚卸し”という行為が、相当のエネルギーを必要

とするものだからです。

 

この厄介な問題を解決する為に行うべき事は、やはり自己分析の本質を理解する事、

自己分析する本当のメリットを知る事です。その本質とは、決して「ESに何を書くか」・

「面接で何を話すか」など、内定を目的とした表面的な答えを導き出す事ではありません。

人生の大きな転換期である就職活動期に、これから何十年と付き合っていく「自分」

という人間を、正しく理解する事なのです。

 

「自分はどんな人間なのか?」「強みは?弱みは?」「何に幸せを感じるのか?」

「何にやりがいを感じるのか?」等々。これらの質問に、自信を持って答えられる

レベルで“自分を理解する”。そうすれば、自分に合う仕事は必ず見つかります。

 

日々、幸福感や充実感を得られる社会人生活。そんな生活の為に、

今じっくりと時間と労力を掛けて「自己分析」をしてみませんか?

 

(記事: 内定塾 高嶌悠人)

 

 

 
 
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