第10回 社会が新卒に求めるもの

今回は「就活塾」の平澤が、「社会が新卒に求めるもの」についてお伝えします。

 

“社会”という言葉はとても範囲が広く抽象的な言葉ですが、日本という国を「政治」と

「経済」の2つに分類すれば、まず新卒の皆さんが応えなければならないのは「経済」

の面の社会でしょう。つまり、総数420万社を超える大・中・小・ベンチャー企業群が

作り上げる「経済社会」です。

 

いまの経済社会を見てみると、皆さんもご存知のように、まず就職率がとても厳しい

数字になっています。なぜこんなにも多くの学生が就職できないのでしょうか?

そこで「なぜ内定を出さないのか?」経済社会の声を聞いてみましょう。

 

株式会社マイナビが1757社に対して行った調査(2011年8月実施)によると、

採用活動の印象を「厳しかった」と回答した企業は80.9%にも上りました。

そして、厳しかった理由の第1位として、51.6%の企業が「学生の質の低下」と

回答しました。「自分の質を高めよ。」と、これがまず一つ、社会が新卒の

皆さんに求めているものです。

 

また企業が頭を悩ませる数字のもう1つが、離職率です。新卒者が入社してから

3年以内に離職率してしまう割合は、現在、約35%になっています。

企業が就活生を選りすぐって採用しても、その3人に1人が3年以内に

辞めてしまう現状に、企業は頭を悩ませています。今後、企業を支える社員が

育たないのは、当然、企業にとって大きな問題です。「簡単に辞めずに、

しっかり一人前に成長してくれ。」と、これが2つ目の、社会が求めて

いるものです。

 

「石の上にも3年」というような忍耐と責任ある精神ももちろん必要ですが、

そもそも「しっかりとやりたい仕事・向いている仕事を見つけて就活をしなさい。」

「イメージじゃなくて、しっかり企業のことを知ってから来なさい。」

ということです。

 

 

まとめると

 

(1) 選考の前までに自分の質を高めて置くこと。
(2) しっかりと自分と社会を知った上での就活をして辞めないこと

 

この2つが、社会が皆さんに求めていることと言えるでしょう。

 

(記事: キャリアアカデミー株式会社「就活塾」 平澤優弥)

 

 

 
 
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