2019年卒の学生は本選考がピークを迎えるなか、早いもので、2020年卒の学生はサマーインターンの選考受付が開始になっています。そこで、今回は2020年卒向け良い企業の選び方について、記述します。

良い企業の選び方の重要な指標とは?

 

1.「新卒3年後の離職率 10%未満の企業」

・ともすると、企業を選ぶ際、初任給や各種制度に目が行きがちですが、ネットや各種情報誌を見ても当該企業の人事部のなかでも一部の社員のみが年収を把握しているものであり、また、各種制度がありながらも実質的に適正な運用がされているか、学生が知りうるには非常に困難です。
・そこで、企業選びの際の重要な指標として「新卒3年後の離職率」に着目するといいです。実際、個別に企業を見ていくと、離職率が50%を超える企業もあれば、30%の企業、一方で0.5%未満の企業もありますので、よくチェックすることです。
ちなみに、弊ゼミで推奨しているラインは「新卒3年後の離職率が10%未満の企業」です。これら企業の場合、バリバリ働いて高い収入を得たい、自らのワークライフバランスを重視したい、留学してMBAを取得したい、子どもの育児と両立したい、別の部門でキャリアを積みたい・・・など多様な従業員ニーズに応えられていることで従業員へのグリップ力を有する企業と解せること、また、周囲の人間関係や仕事量などの面で退職するまでの不満を抱えていない環境がある企業とも解せますので「働きやすい企業」を図るモノサシとして有効な指標です。
・なお、離職率を見る際の注意点としては、新卒採用人数が少ない企業の場合、ほんの数名の退職によって、離職率が大きく振れるので、採用人数が少ない企業の離職率を見る場合は、その点を踏まえて見ることが重要です。

 

2.「外部環境の変化に対応している企業」

・加速するAIやデジタル化、少子高齢化によるマーケット構造の大きな変化など、企業を取り巻く環境が大きく変化しているなか、従前のビジネスモデルでは持続可能性の高い事業経営が困難な局面を迎えています。とりわけ、銀行や小売など、すでに影響が表面化している業界があります。
一方で、従前のビジネスモデルを見直し、縮小する国内マーケットを念頭に海外マーケットの拡充に軸足を変更、また、増加するシニア世代や健康というキーワードに則した製品やサービスに経営資源をシフトなど、大きな収益を挙げている業界・企業も散見されます。
・そこで「このような外部環境の変化にスピード感をもって取り組んでいる企業か否か」も企業選びの際の重要なファクターですので、この辺りも「「働きやすい企業」を図るモノサシとして有効な指標です。

(記事: 就活ゼミ 有川)

 

 

 

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