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募集要項 休日・休暇編

【募集要項の見方】休日にこだわった企業選びをする方必見 !

皆さんは企業の募集要項の中でどの項目を重視しますか?

休日、福利厚生、給与、勤務時間、平均残業時間、有給取得率など重視するポイントには個人差があると思います。そこで正しい募集要項の見方について解説していきたいと思います。

まずは休日や有給取得率について今回は見ていきたいと思います。

いきなりですが皆さんは「週休2日制」と「完全週休2日制」の違いは理解していますか?

●週休2日制・・・1カ月の間に週休2日以上の週が最低1回以上ある。

●完全週休2日制・・・1年を通して毎週2日以上の休みがある。

この2つを見比べてみて「完全」という言葉がつくかどうかで雲泥の差がある事を理解してもらえたでしょうか。つまり「週休2日制」は1カ月が4週だとして、4週のうちに1週でも週休2日の週があれば、他の3週が週1日しか休日がなくても「週休2日制」となるわけです。それに比べて「完全週休2日制」は毎週2日の休日があるという訳です。

有給取得率の高さに惑わされないために・・・

次に有給取得率にも注意が必要です。これは年間休日数とも合わせてみる必要があります。有給休暇は法令通りであれば入社半年後に10日、その後1年ごとに増えて最大20日になります。また有給休暇は2年間で消滅します。たとえ余っていても2年経つとなくなってしまいます。勤続年数が長い人の最大の有給休暇日数は40日となるわけです。

本題に戻りますと、有給取得率がたとえ高くても年間休日数が少なければ結局年間の休みは多くないなんて事が良くあります。仮定の想定で見てみましょう。A社は年間休日100日で有給取得率100%だったとします。入社1年目の有給は10日ですから100%取得しても110日です。一方B社は年間休日数が125日で有給取得率が30%だったとします。同様に計算すると年間休日は128日となります。有給取得率だけ見るとA社が100%でB社が30%なのでA社の方が休みが多く感じますが上記のとおり年間休日数と有給取得率はセットで見る必要があります。休みをしっかりと取りたいという方は是非参考にして下さい。

 

 

 

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