就活で最も大切なことの一つは仕事内容をしっかりと理解することだと考えています。仕事のイメージが具体的に持てていることが、働く覚悟を生み、その覚悟が面接でも真剣な姿勢として現れることで企業担当も採用した後の配属や与えるミッションのイメージを持つことができ、採用したいという気持ちになります。

今回は就活で最も耳にする職種である、営業職の仕事内容についてご紹介したいと思います。文系の就活生の皆さんは特に気になる内容かと思います。営業と言っても千差万別あり、一言では語ることはできませんが、肝となる部分は同じですので、しっかりと理解を深めていただき、今後の就活にお役立ていただければと思います。

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1、営業職とは?

営業職とは、シンプルにその本質を捉えると、モノやサービスを求める顧客に提供するという仕事になります。営業は商材や業界によりそのスタイルも千差万別ですが、大きく二つの括りに分けることもできます。一つは自ら顧客の下に運んで営業活動を行う外回り型の営業職です。多くの人がイメージする営業職はこの外回り型かと思います。毎月の数字を積み上げるために、顧客を定期的に訪問し新しい注文を取りに行くイメージです。対して、営業店舗を持ち、そこにやってくる顧客に対して営業を行う内勤営業、またはカウンターセールスという仕事もあります。町の不動産屋や家電量販店等がそれにあたります。更に、一般消費者に対する営業である、B to Cと、法人相手の営業である、B to B 型のように顧客軸によっても営業職は分類することができます。まずはこのように、大枠で営業職を括り、分類することで営業職の業務研究はより簡単に且つ深い理解を得ることができます。それでは、最もポピュラーな分類別けである、B to B型とB to C型でそれぞれの特徴を見ていきましょう。

B to C型の営業

Business to Consumerの略であり、私たち一般消費者に対しての営業活動を指します。例えば、先に挙げた家電量販店の各メーカーの商品を紹介してくれる熱いおじさんや不動産屋のお姉さん。保険会社のギラギラした宝石を付けたおばさんあたりが、イメージの付くところです。特徴としては、概して顧客は素人であることが多く、営業側は商品知識や資格を持って、顧客に対して解り易く商品やサービスを提案をするスタイルになります。冷蔵庫を買おうと家電量販店に訪問し、気が付けば〇〇製の冷蔵庫が他より優れているという判断となり購入するという流れはよくあることです。〇〇製の家電を販売している営業担当者の説明が上手で納得度が高く、購入したということだと思います。B to Cの営業においては、個人のお金を引出す仕事であり、顧客はよりシビアに商品やサービスを吟味することになり、その財布の紐を緩めるには知識、話術、それらをバランス良く組み合わせるセンスも問われる仕事になります。従って、B to Cにおいては、人との対話において第一印象が良く、会話にも長けている人が向いていると言えます。また、B to Cの営業については、セールス同士が知識や資格を身に付け、競い合う性質が強いことから、インセンティブが付く場合が多く、営業の成果が自分の給料に反映されることもあり、ソロプレーを得意とする人にはお勧めの仕事と言えます。

B to B型の営業

Business to Businessの略であり、法人に対する営業活動を指します。商社が営業として、メーカーの購買担当と折衝したり、食品メーカーの営業担当がスーパーのバイヤーと商談したりというイメージです。法人同士のやり取りとなるため、案件としては複雑で大型になることもあり、動く金額が大きかったり、関わる人が多かったりすることが特徴です。法人営業では、顧客はその道のプロであることが多く、営業担当者も商品、サービスの知識、それに加えてマーケティング力やプロジェクトマネジメント力などを複合的に組み合わせた営業を行う場合もあります。プロ同士の仕事になるため、商談もより専門的な内容となり、会話上手よりもビジネスを作り上げる力に長けている方が向いている仕事です。B to Bの営業マンは一見大人しく、真面目な印象を持つが、営業成績は非常に優秀というパターンはよくあります。

2、営業職に向いている人の特徴

仕事を選択する上では、その仕事への向き、不向きを知っておくことも必要です。営業職の場合はどうでしょうか?様々な営業の仕事がありますが、本質は1円でも多くの利益を得ることにやりがいを感じ、結果や数字に執着する思考があるかないかで線引きをすることができます。就活生の多くの方が営業を目指す理由として、『人と話をすることが好きで』という理由を挙げていますが、極論、人と話はできるが、話をすることが好きではない、という人でも、お金を稼ぐこと、利益を出すことにモチベーションを感じることができれば問題ないと考えます。企業の使命は利益を追求し、永続的に企業活動を行うことにより、社会に対してモノやサービスを提供し続けることで社会貢献することが求められます。その使命をベースとして、営業マンはビジネスを作り上げていきます。もし、営利が自分の信条と合わないと思う場合は、非営利団体での活動や公務員として働く方が肌に合うかもしれません。

3、営業としてのキャリアを目指す意義

自身のキャリアの中で、どのような職に就くかは非常に大きな選択となります。長い人生の中において、お金を稼ぎ続けることのできる市場価値のある人材として生き残るための大切な選択となります。昨今では、AI等のテクノロジーの台頭により、事務職のニーズは減少傾向ですし、金融関連のスタッフ職もどんどん減少しています。単純で誰もがやり易い仕事はこれからは機械に置き換わっていくでしょう。そのような時代の流れにおいても、営業職は市場価値を高く保つことができると思います。営業の仕事は単にモノを売るだけではなく、一緒に情報を提供したり、案件に関わる人やカネを調整したりと複雑なビジネスの調整弁的な役割を果たす場面も多々あります。それは、B to Bの営業において、より強く見受けられます。また、人と人、会社と会社の長い付き合いの中でバランスを保っている仕事も多々あり、そこには必ず営業職が汗水流して太いパイプを築いています。このような複雑で微妙なバランス感覚の求められる職種は簡単に機械に置き換わることはないでしょう。営業職は簡単な仕事ではないですが、その分市場価値の高い職種として求められています。

4、だから営業は面白い

人生の半分以上を費やす仕事が面白いかどうかは非常に大切なことです。営業職は非常に面白みのある仕事であり、一生をかけてその道を究める価値ある仕事だと思います。例えば、自分が苦労して海外から輸入した商材が、メーカー様で付加価値のある製品に変わり、世の中にブームを起こすアイテムとして流通する。その仕掛けには営業職であるあなたかもしれません。そのような、世の中にインパクトを与える仕事をできる可能性のあり、夢のある仕事です。また、営業職は仕事を通して、沢山の人に出会うことができます。それは、自身のプライベートでの人脈では決して出会うことのできない人たちも多く、望めばその人たちと交友を深めることもできます。人との出会いは常に自分自身の成長に大きな影響を与えるでしょうし、人生を豊かなものにしてくれるはずです。そのようなチャンスが多いことも営業職の魅力です。

5、まとめ

今回は職種研究として、営業職の仕事についてご紹介してきました。営業職は大きく別けるとB to C と B to Bに分類別けすることができ、それぞれ求められる能力や伸ばせる能力も異なります。営業職は市場価値が高い仕事として、今後も長く求められ続ける仕事となるでしょう。そこには、様々なドラマがあり、人生を豊かにしてくれる経験を積むチャンスも多分に転がっています。皆さんも営業職としてのキャリアを目指してみてはいかがでしょうか?

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