就活塾なら内定ラボ

就活塾内定ラボ

初任給について考える

初任給と基本給は違う!生涯年収で考える企業選び

 

就活生の皆さんは、企業研究をするときに何を1番重視しますか?

面接で「同時に2社の会社から内定をもらった場合に、どちらの会社を選ぶか何を基準に決めますか?」という質問をすると新卒面接と中途面接では大きな違いがあります。

新卒面接の場合は「仕事のやりがい」「キャリアアップ」「会社の魅力」などという一見、面接官に受けの良さそうな回答が多いのに対して、中途面接では「給与」「休日」「残業時間」などとより現実的な回答が多いです。

もちろん全ての方がこう答えるという訳ではなく、比較的多い回答と理解して下さい。

転職者の場合、前職で給与が安かったり休日が少ない、残業が多いといった不満から転職を決意する人も結構いるという事です。

初任給と基本給の違いについて理解するべき

就活生の皆さんも、企業研究の際に初任給を意識する場面も多いと思います。その際に意識してほしいのは「初任給と基本給は違う」という事です。「初任給=基本給+各種手当」です。つまり初任給には手当が含まれています。初任給が高いからと言って生涯年収が高いという訳ではありません。給与が安くて転職をする人が多いというのはこの初任給にごまかされてしまっているのではないかと思います。要は手当の中身が重要なのです。特に「固定残業代」です。初任給が極端に高くてもその中に占める固定残業代の割合が高いと、残業が多いわりに意外と給与が安いという感覚に陥ってしまいがちです。

昇給率や平均年収も確認した方が良い

やはり長く仕事をしていく時に、給与は重要です。特に初任給よりも昇給率や平均年収に着目すると良いでしょう。例えば新卒で初任給が25万円なら高い方だと思います。しかし、その中に固定残業代というものが5万円含まれていたとすると約28時間分の残業代に相当します。28時間残業をしても総支給額は25万のままです。そして10年働いても昇給がほとんどないとなると、入社時点での初任給は高くても10年後の給与は・・・。「転職しよう!」となるわけです。

入社してから後悔しないように、入社時の初任給も大切ですが昇給率や全社員の平均年収などもしっかり確認しておきましょう。

基本給と初任給の違いについて

コメントを受け付けておりません。