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就活ノウハウ

本日発売

本日(8月3)、「就活に活かせるツイッター術」がふんだんに盛り込まれた文庫本“仕事が変わる!「新」ツイッター活用術(日経ビジネス人文庫)”が発売されました。
「ソーシャル就活」の実態から、「ソーシャル就活」のメリット、ノウハウや注意事項など、就職活動で大いに役立つ「ツイッター術」が紹介されていますので、是非、ご覧いただければ幸いです。
なお『就活ゼミ』の取材記事も掲載されています。

 

“仕事が変わる!「新」ツイッター活用術”(日経ビジネス人文庫) 700円(税込)
http://amzn.to/T62RD0

 

(目次)【就職活動編】学生のための「ツイッター就活塾」
・「ソーシャル就活」の実態
・「ソーシャル就活」のメリット
・利用リテラシーは意外に低い
・ツイッターはもう一つの「履歴書」
・自己アピールする前の注意点
・就活での自己アピール術(基本)
・就活での自己アピール術(情報発信)
・就活での自己アピール術(面会)
〔コラム〕利用マナーに気を付けよう①
〔コラム〕利用マナーに気を付けよう②

Twitter活用術

最近、就活にTwitterやFacebookをどのように使うべきかというお話を伺う機会が多くなりました。

そこで、今回はTwitterをインプットに活用する術をまとめてみました。
就活に役立つ情報は以下の3つだと考えています。
1.志望業界の選考スケジュール情報
2.時事関連のニュース
3.就活をおこなう上での心がけ、基礎知識、実践知識

 1については、志望したい企業の新卒採用情報用のアカウント、または就活系メディアのアカウントがあげられます。ただし、メディア系アカウントは1と2が複合されてしまっているケースが多く、タイムラインが情報で溢れてしまっています。
2については、主要新聞社のアカウントが良いでしょう。全部読もうとすると大変ですが、少なくとも主要ニュースと志望業界に関するニュースは読み込むようにしておきましょう。
3については、なかなか発信しているアカウントをお目にかかりませんが、私たち就活ゼミのTwitterをお勧めします。

Twitter,Facebook活用

昨日12月6日(火)、ニフティ株式会社主催、日経トレンディさん協力のイベントにて、「就活におけるソーシャルメディアの活用方法」について説明してきました。具体的な活用法についてご紹介します。

  1. Twitter
    <大事なこと>
    アカウントは本名にする(不信感の廃除)。
    ・プロフィールには、自分がどういう人間か自己紹介は詳しい内容を掲載する(不信感の廃除、相手との距離感を縮める)。
    ・全くtweetしていなとその人の考えが分からないので、積極的にtweetすることで、どういう考えの持ち主か、どういう価値感の持ち主か等分かるようにしておく。
    ・一線を超えたネガティブなtweetは控える
    ・mixiと同じ感覚を捨てること。つまり、不特定多数の方に見られていることを意識することだ大切。
    <活用法>
    ・とにかく気になる社長や企業人をフォローする。興味のある社長や企業人のtweetにすることで、刺激を受けやすい自分のタイムライン環境を醸成する。
    ・積極的にtweetする。自分の考えや価値観を伝え、相手との距離感を縮める
    ・フォローされたらfacebookで検索し友達になり、より距離感を縮めていく
  2. Facebook
     <大事なこと>
    プロフィールは詳しく記載する(どういう人物か分かることで、相手の警戒感を廃除でき、相手との距離感を縮めることができる)。
    顔写真を掲載する(安心感)。
    <活用法>
    採用情報の収集に活用する。(FBで採用情報を提供している企業が増加しており、採用情報を得るには有効なツールになりつつある。)
    企業の雰囲気や具体的な仕事のイメージを掴む(FBは、企業サイトと異なり、フランクな記事や画像が多く、企業の雰囲気を掴むことや具体的な仕事をイメージし易くなる。また、企業との距離感が近くに感じることができる)
    社会人とのアポイントに活用する。(気になる社会と友達になり、事前の情報交換により、社会人との距離感を縮めると同時に、アポイントを取って直接会うことが大切。なお、事前の情報交流により、会うまでに距離感が縮まっていることから、会う際のストレスが少ないことと、話題に困らない効果がある。なお、企業の採用担当者の個人アカウントも少なくはないので、本番の採用選考前にリレーションを図れるケースもある。)
    ・友達の紹介により人的ネットワークを拡大する。  
       
  3. その他効果
    ・企業への熱意を伝える具体的な行動の差別化が図れる(企業HP・説明会・OB/OG訪問以外に、FBやtwitterを通して企業を知る行動は、熱意のある証として差別化が可能)
    ・採用担当者とのリレーションが事前に図ることができれば、実際の作用選考場面で緊張軽減に役立つ。
    ・様々な業界・企業の方々と知りあえた人的ネットーワークは、入社後において非常に大切なものとなる(ともすると、入社するとコミュニティの範囲が社内や取引先など狭くなる傾向にあり、それを解決すべく異業種交流会が盛んだが、入社前から構築できている人的ネットワークは非常に有益な資産)。

業界・企業研究の仕方

これからの1~2カ月、多くの方が業界・企業研究をし、エントリー企業を絞り込む作業に入ることから、今回は、業界・企業研究について述べることにします。

  1. 業界・企業研究のツール
    業界研究の書籍、業界新聞、業界誌、企業のホームページ、求人サイトの企業情報、企業合同説明会、企業の個別説明会、OB/OG訪問、内定者、店舗見学、インターンシップ など。
  2. 業界大手の企業研究
    限られた時間内で全ての企業を研究することは困難です。そこで効率良い業界研究の方法として興味のある業界の大手3社から1~2社選んで、当該企業の事業内容や取扱っている商品・製品・サービス、またマーケット特性や外部環境の動きなどを見る』ことをお勧めします。
    業界大手であれば、原材料の調達からモノ作りや加工、そして販売に至るまで、同業界で取扱う商品・製品・サービスの全てのプロセスで事業活動をおこなっています。一方、準大手や中堅以下のクラスになるとその事業範囲が狭くなるのが一般的ゆえ、まずは業界大手の企業研究をして業界の特徴を把握し、そのうえで準大手や中堅以下のクラスを見ていくと理解しやすくなります。
  3. エントリー企業の絞り込み
    志望業界の各企業を研究する際、売上高や企業損益などの企業情報に加え、その企業の力の入れている商品・製品・サービスとその特徴、またマーケット特性、採用実績など、共通の指標(モノサシ)を使って整理していく』面で企業を比較することができ、エントリー企業の絞込みがし易くなります
  4. 適性職種
    転居転勤のある総合職、転居転勤のない一般職(又は事務職)など、自ら希望する勤務形態を考慮して職種を絞り込むことに加え、どういう仕事(営業部門、開発部門、管理部門など)を通して企業活動に貢献したいか、かつ、貢献出来るか、具体的なポジションを絞りこむ』ことが必要です。因みに、希望職種によって、企業の求めるコンピテンシーは異なってきます。

「採用側の視点」とは

企業は「ES・履歴書・適性検査・GD・面接」など様々なツールを用いて採用選考をおこないます。では、それらツールを活用しながら採用側が何をチェックしているのか、整理します。

  • 採用側が確認したい唯一のポイントとは? 
    • 「貢献可能性の有無」ということを理解しておくことが大切です。この学生が入社後、売上拡大に貢献できるのか、各職場で成果を上げられるのか、様々な角度からチェックします。
  • では、その「貢献可能性の有無」をどのような角度で判断するのか?
    • 人柄 → 表情・話し方・態度などを通して、学生の持つ人間性・個性から貢献可能性の有無を判断します。
    • 資質 → 適性検査はもとよりESの文面や面接時の話し方を通して、理解力や学習力など基礎的学力や地頭の良さなどから貢献可能性の有無を判断します。
    • 能力 → ESや面接を通して、成果をあげるに必要な能力を保有しているか否かを見極めることで貢献可能性の有無を判断します。
    • 熱意 → ESや面接を通して、志望企業を志す熱意・展望、そしてその根拠・理由・背景を確認することで貢献可能性の有無を判断します。

以上、「採用側が確認したい唯一のポイント」や「採用側の視点・角度」を十分理解して、事前の対策をされると良いです。

 

 

会社選びのポイント

多くの就活生たちが必ずと言っていいほどぶつかるのが「企業選び」の問題です。
「数ある会社のなかから、どの会社を選べばいいのか」「自分はどの業界、どの企業に向いているのか」など、私どもの受講生からもたくさんの相談が寄せられます。

リーマン・ショック以降、学生の「大手志向・安定志向」が強まったと言われています。その傾向は学生たちへのアンケートにも表れており、先月公表された「就職人気企業ランキング(日経ビジネス、楽天共同調べ)」でも、上位には総合商社、メガバンクや大手メーカーなどの有名企業が並びました。
しかし、人気や知名度が高い会社が本当に自分に相応しい会社なのでしょうか?

一方、「テレビを観るのが好きだから放送局を選ぶ」「旅行が好きだから旅行会社を選ぶ」など、自分がユーザー(消費者)の立場で好き、あるいはよく知っているという理由で志望業界や会社を選ぶ学生もいます。テレビを観るのが好きな人がテレビのコンテンツを作るのが本当に好きなのでしょうか? あるいは、旅行するのが好きな人が旅行を販売するのが本当にやりたいことなのでしょうか?
ユーザー(消費者)の視点ではなく、そういった製品・サービスなどのプロバイダー(供給者)の視点で、その仕事が本当に自分のやりたい仕事なのかを考える必要があると思うのです。
そのためにも、自分が本当にやりたいこと、もっと言えば、「その仕事を通じて社会にどんなアウトプットをしたいのか」、すなわちその仕事を通じて人々に「夢を与えたいのか」「便利さを提供したいのか」「豊かにしたいのか」などの働く価値観を考え抜くことが重要になります。

働くことの本質を考えるのに、就職活動は絶好のチャンスです。自分なりの考え方や価値観を見つけた人は必ずや納得のいく会社と巡り合えるでしょう。

企業のミッション

志望動機の質問に対して、よく「お客様第一の経営理念に感銘を受け・・・」「お客様第一の製品開発戦略(他、営業戦略、販売戦略など)に共感し・・・」など、耳にします。企業がディスクロしてある経営方針や各種戦略を見て述べているゆえ、それ自体を否定するものではありませんが、経営理念や各種戦略の本質を理解しているのか、疑問になることが間々あります。
そこで、基本的なことですが意外と整理できていない学生が多いので、今日は「業種業態を問わず、あらゆる一般営利法人が目指しているモノとは?」について触れてみます。

(Q1)まず、業種業態を問わずあらゆる「一般営利法人の最大のミッション」とは何でしょうか?
(A1)答えは明らかですが、最大のミッションは「利益を生み出すこと」です。そして、お客様、株主、従業員、取引先、地域社会・・・など利害関係者(Stakeholder)の利益を実現すること、短期的な利益の創造ではなく持続可能な経営(Sustainable Management)をおこなうことです。

(Q2)では、「利益を生み出す」には、どうすればよいのでしょうか?
(A2)この答えも明らかで「売上をあげること」です。

(Q3)では、「売上をあげるため」に、何をすればよいのでしょうか?
(A3)まず「マーケットニーズを的確に把握すること」、次に「把握したマーケットニーズにマッチした製品やサービスを開発すること」、そして「それらマーケットに効率よくアクセスすること」です。なお、製品やサービスの開発にあたっては、「価格(Price)」と「品質(Quality)」の両面において、他社競争力が求められます。

企業は、新卒採用を通して「同志」を探しています。「皆さんの志」と「企業の志」にギャップがあるようでは、なかなか内定獲得は困難です。前述のように企業の真の志を理解したうえで、個々の企業の経営方針、経営理念、事業戦略などを見ていくと良いでしょう。

なお、前述の仕組みを知ることで、「マーケットニーズを調査する部門」「製品やサービスを開発する部門」「製品やサービスを販売する部門」、また「社員全員がいきいき働ける環境を構築するための人事部門や総務部門」「各種システム開発部門や安定したシステム環境の運用部門」など、企業にどういう仕事があるのか、イメージし易くなるのではないでしょうか。

採用選考の舞台裏

求人情報を掲載するまでに企業内部でどのような準備がされているのか?
採用選考前に企業内部でどのような準備がなされているのか?
今日は、「採用選考の舞台裏」を見てみましょう。

1. 求人情報を掲載するまでの舞台裏は?(一般的にはN年9~11月頃)

 一番の大きな作業は「次年度の新卒採用人数を確定させること」です。
 具体的には、人事部門が主体となって各部門に必要な要員数やその理由などをヒアリングし、人件費ファンドをベースに最終的な求人数を固めていきます。また同時に、各部門が「求める人材スペック(資質・センス・能力など)」を確認します。なお、採用選考における人事部門のミッションは、いかに各部門が求める人材を確保するか、です。

 さて、ここで押さえておくことは「各部門が求める人材スペックは様々である」ということです。例えば、営業部からは「アグレッシブな行動力、メンタルタフネス、チャレンジ精神、社交性、交渉力・・・のある人材」を、経営企画部からは「企画力、戦略的思考力、探究心、変革力・・・のある人材」を、財務部からは「分析力、論理的思考力、持続力、集中力、啓発力、堅実性・・・のある人材」を・・・と、同一企業内でも求める人材には様々あるということを理解しておくことが大切です。

 約15年間にわたり新卒採用の面接をおこなってきましたが、適性のレベルが云々以前に、職務適性とのミスマッチで落とした数はかなりの数です。自らの適性とマッチする職務を探り出すためにも、しっかりと自己分析をして自らの適性を理解しておくことが大切です。

2. 採用選考前の舞台裏は?(一般的にはN+1年1~2月頃)

 ある程度規模の大きな企業であったとしても、人事部門にある新卒採用チームの人数は10名前後、という状況です (新卒採用スタッフは季節労働者的な特性があるゆえ、通年で恒常的に要員を確保しておくのは非効率ということです)。100名の求人に対し10,000人以上の応募がある現状、いくら書類選考や適性検査等で人数を絞り込んだとしても、それらを通過した相当数の学生を少人数の新卒採用チームだけでインタビューすることは物理的に困難です。よって、人事部門は各部門から面接官に適したスタッフを人選し、アセスメントの協力要請をおこなっているのが実態です。そして、採用面接の前には、協力いただく各部門のスタッフに対し、採用選考の視点やポイントなど、の説明会を実施するとともに、面接時に聞いてもらう質問集や評価シートなどを配布します。

 つまり、1次面接(場合によっては2次面接ぐらい)でお会いする面接官は、人事部門から協力依頼された各部門のスタッフというケースが多い、ということを予備知識として持っておく良いでしょう。

話す速度と時間

面接時の質問への回答について、よく「話す速度」と「話す時間」について受講生より尋ねられるので、今日は、その点について述べます。

まず、「話す速度」について触れます。
相手が聞きやすい速さは1分間に300文字程度ですが、こと面接では「400文字程度」が好ましいです。面接は「自分という商品の売り込み」の場ですので、ある程度勢いをつけて説得力のある話し方をするのであれば、400~450文字程度が好ましです。450文字を超えると、相手が聞こえずらい速度であるとともに、落ち着きのない印象、この場を早く終わらせたい印象など、安定感の欠ける印象を与えるので好ましい速度とは言えません。なお、面接は、単なる伝達の場ではなく説得の場ですので、等間隔で話すのではなく、時に少し早く、時にゆっくりと、緩急をつけて話す方が良いです。また、音程は、高めよりやや低めが好ましいです。特に、緊張する空間の中、高めの音程は、さらに緊張状態を高めますので、やや低めから入ると落ち着くものです。

 次に、「話す時間」について触れます。
実際の面接では、何分以内で回答してください、などと具体的な指示があうケースは希です。では、どの程度の時間で回答するのが好ましいか、ですが、1分以内で回答する方が良いです。あとは、その場の雰囲気を掴みながら、時間調整していくことも必要です。受講生のなかには、長話をし過ぎて、面接官にペン回しされたケースもありますので、回答時間には気をつけると良いです。

 

自己分析の目的と方法

本格的な就活を前に「自己分析」に取り掛かっている就活生も多いことと思います。そこで、「自己分析の目的や方法」について触れてみます。

まず、「自己分析の必要性」について触れます。採用選考では、ESや履歴書などを通して文字で、また、面接などの場面を通して口頭で、自分がどういう商品スペックなのか表現することが求められます。そこで、自分の特性を十分理解しないまま、相手に伝えることは極めて困難ゆえ、事前に、しっかりと自らの特性を理解しておく必要があります。よって、「自己分析」は、自らの商品スペックを分析する方法論である、と位置付けておくと良いでしょう。

 次に、「自己分析の目的と方法」について触れます。前述と一部重複しますが、「自己分析の目的」は、一言で言うと「自らが保有するコンピテンシーを把握すること」です。「コンピテンシー」とは、人事の世界ではポピュラーですが「企業が求める資質や能力」のことを指し、主に「マインドや意欲の特性」「思考の特性」「行動の特性」、そして「対人関係における特性」と四区分から構成されています。そこで、「自己分析の方法」ですが、皆さんが学生時代に取り組んできた様々な体験や経験を振り返り、自らが直面した様々な場面において「どう思い」「どう考え工夫し」「どう行動したのか」、そして「周囲の人々とどう係わってきたのか」を整理すると良いです。

採用選考の場面では、皆さんが述べるコンピテンシーが真実か否か、また、そのレベル感を確認しつつ、職務遂行上で求められるコンピテンシーと照らして、貢献可能性の有無を判断しています。