2013卒生の就活が面接シーズンということもあって、
今回は面接において【1つ】のとても重要な、かつ、
就活生が忘れがちな要素についての話をしたい。
これはそもそも、「企業側が新卒採用で採用したいと
考えている人物像を理解しているか?」ということなのだけれど、
就活生は人事や新卒採用の経験なんてないし、ましてや、
就活すら初めてでてんやわんやしているのだから、
企業側の事情を正しく理解しろと求めるのは酷なもの。
けれど、理解できたら就活がとても楽になることは間違いない。
「就活がどういったものか」を正しく理解できないまま、
ES提出!GD!面接!と決められた選考ルートをあくせく
走り回り、理由も分からないまま通った落ちたで
翻弄されるのは、精神的にまったく健全じゃない。
回し車で遊ぶハムスターのようになってしまっては、
よく分からないまま疲弊して就活が嫌になってしまう。
さて本題の、面接において【1つ】のとても重要な、
かつ、就活生が忘れがちな要素とは何かというと、
「この人がうちの企業に定着してくれそうか」
というポイントである。
答えを知ってしまえば「なんだそんなことか」と思う人も、
念のためもう一度、企業側の考えを理解しておいて欲しい。
「学生の質が低い」(これについては改めて別の記事で)
というのはほとんどの企業の悩みではあるが、もう一つ
とても問題視しているのが、「離職率」なのである。
一般常識でもあるが、大学卒業後、入社して3年以内に辞めて
しまう割合は30%というデータが出ている。
面接あれだけで「御社が第一志望です!」と求愛してくれた
就活生の3人に1人が、入社後には突然「辞めます」と言い出す。
企業はこの事態をとても重く受け止め、選考においても就活生の
志望度の強さをとても気にしているというワケだ。
優秀でもすぐに辞めてしまったり、内定を出しても内定辞退をしたり、
ということになりそうな就活生には、内定を出しにくいのである。
だから、
「なぜこの業界なのですか?」
「なぜ他社じゃなく弊社なのですか?」
という質問で、「志望の本気度」を聞き、
「入社後に定着してくれそうか」を見る。
「活躍できることをアピールするのが大切」とか「人柄が大事」という
のは、多くの就活生が理解していると感じる。
それらももちろん大切だけれど、それだけでは内定は得にくい。
当然のごとく、企業は離職されるリスクなどを踏まえて、
できるだけ志望度の高い人に内定を出したいと思うからである。
面接においても就活生はぜひ、
面接官が納得するような「御社じゃなければいけない理由」
をきちんと用意し(できるだけ、建前ではなく本音で)、
しっかりと伝えられるようにして欲しい。
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