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話す速度と時間

面接時の質問への回答について、よく「話す速度」と「話す時間」について受講生より尋ねられるので、今日は、その点について述べます。

まず、「話す速度」について触れます。
相手が聞きやすい速さは1分間に300文字程度ですが、こと面接では「400文字程度」が好ましいです。面接は「自分という商品の売り込み」の場ですので、ある程度勢いをつけて説得力のある話し方をするのであれば、400~450文字程度が好ましです。450文字を超えると、相手が聞こえずらい速度であるとともに、落ち着きのない印象、この場を早く終わらせたい印象など、安定感の欠ける印象を与えるので好ましい速度とは言えません。なお、面接は、単なる伝達の場ではなく説得の場ですので、等間隔で話すのではなく、時に少し早く、時にゆっくりと、緩急をつけて話す方が良いです。また、音程は、高めよりやや低めが好ましいです。特に、緊張する空間の中、高めの音程は、さらに緊張状態を高めますので、やや低めから入ると落ち着くものです。

 次に、「話す時間」について触れます。
実際の面接では、何分以内で回答してください、などと具体的な指示があうケースは希です。では、どの程度の時間で回答するのが好ましいか、ですが、1分以内で回答する方が良いです。あとは、その場の雰囲気を掴みながら、時間調整していくことも必要です。受講生のなかには、長話をし過ぎて、面接官にペン回しされたケースもありますので、回答時間には気をつけると良いです。

 

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