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新卒給与のチェックポイント

就活をするにあたり、やはり給与は気になりますね。
そこで、今回は給与を見る際のチェックポイントについて触れてみます。
なお、給与は皆さんの「労働に対する唯一の対価」ですので、曖昧なまま入社を決意することは避けるべきです。

(Check1)月例給与ではなく年収をチェック!

ともすると月例給与が高いとか、低いなど月例給与の額に目が集中しますが、大事なのは「年収」です。いくら月例給与が高くとも賞与の支給額(支給月数)が少ないようでは、1年間に得る所得(年収)は低くなります。月例給与を高く見せて、実は年収は低い、という企業も存在します。
よって「月例給与にのみ着目するのではなく、賞与を含めた年収をチェック」すると良いです。

 (Check2)月例給与のうち基本給の額をチェック!

月例給与は、大きく「基本給」と「付加給」の2種類から構成されています。「付加給」は、営業手当とか職務手当など、その時々のポジションや役割などによって変動する給与を指しますが、ここで問題なのは、「基本給」しか退職金の額の算出対象としていない企業が多いことです。つまり、同じ月例給与でも、「基本給」の額によって退職金額が大きく異なる点です。実際、同じ20万の月例給与でも、基本給が16万の会社もあれば、7万しかない会社も存在します。
よって「月例給与の額のみに着目するのではなく、その内訳、特に基本給の額についてチェックする」と良いです。 

(Check3)賞与の仕組みをチェック!

賞与には大きく二種類あります。一つは「固定賞与」、つまり、あらかじめ何カ月分支給すると確定しているもの、もう一つは「変動賞与」、つまり、企業の業績や部門の業績、そして個人の業績によって支給額(支給月数)が変動するもの、です。「賞与」を支給すると称しながら、実はすべて「変動賞与」であるとか、直近の支給月数(実績)がほとんど無いなどというケースも存在します。
よって、「「固定賞与」については、定められた支給月数をチェックすること、「変動賞与」については、直近の支給実績をチェックする」と良いです。

 (Check4)みなし残業手当の額をチェック!

給与には様々な「手当」がありますが、今日は多くの企業で支給している「営業手当」について取り上げます。
本来給与は「勤務時間に対する対価」であり、労働時間に対して賃金を支給するという性格のものです。ただ、営業系の職種の場合、労働時間が不規則であり、時間管理が難しいことから、多くの企業で、営業や販売などの従業員に対しては「営業手当」なるものが支給しています。そして、この「営業手当」は「みなし残業手当」という位置付けゆえ、いくら残業しても残業代を支給しない、とするケースが多いです。
よって「営業手当」の額が極端に少なく「みなし残業手当」として不十分なケースもありますので、営業手当の額についてはよくチェックする」と良いです。

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