女性の採用を増やしている企業もある。ユニクロのFRは、男性30人に対し、女性120人の採用だった。本来は5:5の予定?!それ以外にも外資の製薬系のMRは、どこも男女比5:5のところが多い。あらかじめ比率は決まっているようだが、辞退者の補充や、採用側が人物重視で選んでいたら、女性が多くなった企業も多く聞く。女性は強いし、現実主義。男性はロマン派も多い。面接時に女性は、微妙に表情に表れる。スキルが高い方が多いが、企業研究が足りないケースもある。ブランドだけで企業を選んでいる場合もあるが、競争率も高い。3末の決算速報が出始めている。日経新聞にもでているが、HPの「ニュースリリース」または「IR」情報を良く見て、決算短信が出たら、BS・PL・キャッシュ・フローが見れなくてもいいが、少なくとも、決算概要のコメントを読んでほしい。前期の数字や来季の会社業績予想ぐらいは、確認しておいた方が良い。同時にライバル企業のHPもみて調べてみてください。会社四季報には「有利子負債」「現預金」のらんがあるので、現金が少なく、借入金が多い会社は、いくら有名企業でも、気をつけたほうが良い。増資や第三者割当を何度もやっている企業も、健康とはいえない。採用数が出ている。良く研究して企業選びをしてみてください。社長交代している企業も相当あります。選考基準が変わる場合もあります。受験と同様、企業研究も内定には欠かせない要素です。頑張ってください。
3メガバンクの実態
就活も真っ盛り、3メガバンクの面接は8-10回もあります。一般もありますし、大学別に有楽町あたりで面接を行っている銀行もあります。大学枠と一般枠があるようです。10回も面接を受けると、その他の面接とかぶり、機会の損失=冷静な判断が求められます。当塾生でもゴールまで行った人もいるし、8次・9次で涙をのんだ人もいました。いきなり法人営業には行けませんが、法人営業は、投資銀行とも直結し、銀行ビジネスのエリート部門です。支店の中に法営がある支店とない支店があります。どちらにしても国内の支店を3-4年のローテーションで回って、出世できる人と、そうでない人に分けられます。S・A・B・Cなどランク付けされていき、45-47でラインに乗っていないと、子会社へ、点々と3-5年おきに出向から転籍、いまは63?最終的には65まで働けますが、ピーク時の階級で、最終的な行き場所も決まってきます。最初の12年、35歳ぐらいまでが勝負です!後半の面接は、元人事にいた関連会社の人材会社の方・人材開発部の方も、入ってきます。1・2次の人事の若い方の面接とは、様変わりです。どんな面接にも勝ちぬける。自分の強さも必要です。「職人気質=商売人」実は、この部分も非常に大切になってきます。商売は銀行であってもきれいごとばかりではない。どんな環境でも、最善を尽くせる、素材・ストレス耐性をお求められ、角がすり減っても大丈夫ぐらいまで、鍛えられます。銀行の方を数年間、何千人か研修をしてましたが、皆さま、素質的には非常に優秀です。エリア職や専門職、外国人枠、海外要員もあります。入社してもコーポレートファイナンスを含め、M&AやIPO、PEなどの知識を磨いて行かないと、出世レースは厳しいです。頑張ってください。応援します。
面接のテクニック
面接は、選手宣誓ではなく、会話のキャッチボール。相手は誘導尋問をしかけてきて、本音を引き出し、どういう人か見抜こうとしてくる。真意を見抜く、空気を読む、何を聞こうとしてるのか?答えはシンプルで良い。シンプル・ショート・スマート、外国人は3Sといつも教えてくれる。長い質問や、くどい説明はマイナスになる。
製薬関係の仕事
ファルマの仕事も多様化している。「ピカ新」と言われる新薬が出ないと、薬価が下がる勢いに押される。武田を始め、日系は世界ではまだ大きくないが、良いものを持っている。M&Aで世界に出るしか生き残れないだろう。米系は人のターンオーバーが厳しい(入れ替わり)、欧州のほうがまだ良いかな?サノフィ・GSK・ノバルティスなどはお勧め、処世も平等に採用している。日系は、武田・第一三共・アステラスが安定している。問屋さんは4社しかない。メディセホが一番、ほか3社もアルフレッサなどもある。最近はやりのジェネリックのテバ(イスラエル世界最大ですが、名古屋の会社が日本では拠点になっています。沢井や東和製薬などもあります。診断薬や医療機器の会社もあるし、SMOのMR代行やCROの臨床代行の会社も伸びています。薬剤師も引く手あまた。最近は上場しているマツキヨやヒグチ・スギ薬局などもあり、多様化されていますし、帝人や味の素なども製薬部門は特徴を持っています。味の素の輸液は、とても素晴らしし、最近では、大塚薬品も新薬が良いようです。製薬系は、入社すると専門家にならねばらりません。一生その道で行くつもりで頑張らないと、挫折します。MRの接待費も上限が付き、今までのような、大学病菌や研究所への接待攻撃も通じない時代も来るかもしれません。とはいえ、ビジネスはすべて人が行う。コミュニケーション力や、職人気質が試される業界でもあります。
まだ間に合う就活!
最近入塾される方は、ESを問題があったり、コミュニケーション力にかけている人も多い。当塾の緊急対応1:1コースは、3回-10まで選べる。SPI対策もできる。開成・東大で有名塾講師のSPI対策は人気が高い。丸紅出身の講師や、塾長を始め、1:1で丁寧にご指導します。
ES・面接・なんでも
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ペン字練習の奨め
履歴書など、字が汚い人が多い。できるだけ丁寧に書くのが良いが、U-CANなど人気のあるコースで、ペン字の練習をすることをお勧めします。いくら良いことをかいていても、字が汚かったり、癖が強すぎると、合格は出ません。私もいつも誤字が多いですが、本物では2文字以上誤字があれば、失格となります。集中して、間違えないように、書ききってください。
インフラ建設、活況
建設会社は業績はまあまあですが、政府のばらまきインフラで、すごい人手不足です。某建設会社からも60歳でも正社員募集。特にマリン・道路・橋梁がすごく活況です。震災にあてがって、わけのわからない東名高速やリニア新幹線。人口が8000万人に減る環境で、こんなに公共投資が必要なんだろうか。八場ダムも再開され、税収の何倍もインフラにお金をかけ、今度は34Mの津波と言って、防波堤だらけになると、日本に景色が心配になる。それでも、インフラ整備は予算が付いているので、就活としてはねらい目です。採用人数がどこも大目。一方で、皆さまの好きなソニーやパナソニック・シャープなど人気企業は、採用は厳しそうです。商社はマイニング=鉱業で稼いでます。商社を受ける方は、プラント大手3社、千代田化工、日揮、東洋エンジニアリングに3社をお勧めします。
人気の食品業界
TVのCMが多いのか、イメージが良いのか人気がある。明治製菓などに行っても素晴らしい会社である。食品会社も、放射線問題などで各社大変であるが、業績は比較的安定しているのは大手だけ。大手も、工場が老朽化している企業が多く、採用は抑制気味になっている。65歳の雇用延長の義務化の話もあり、就活生に影響が出ている。食品は、すそ野が広い。商社系からスーパーやデパート、カップ面からスイートまで、さまざまな企業があるので、良く調べて企業研究をしてほしい。会社四季報やIR情報を良く見てほしい。
親と就活のストレス
父親は、黙っていても時々チェックする。しかし口出しされても親の世代と今の就活は180度違う。母親は、接している時間が長いから、辛抱強く見守っていても、つい「どう・・?」と聞いてくる。学生さんは、吉報が来るまでほおて置いてくれ!というスタンス。親の役目も変わってきた。昔は大学に入るまでが親の仕事、今はこの就職を見届けるまでが親の仕事。当塾にくる学生さんも親のプレッシャーを重く感じている人が多い。企業ネーム・ブランドだけで就活が決まるわけでもない。第一志望に通るためにも、企業選びのエントリーが非常に大切になる。不安な方はいつでも待ってます。完全個別指導1:1です。