今回は第一印象のお話。
面接に限ったお話ではなく、社会人になれば多くの人と初めて会うことになります。
そして、その第一印象で多くの場合、ヒトは相手を判断してしまいます。
心理学用語でも、『初頭効果』。
人が記憶するときに最初に覚えたものの印象が強く残るのです。
答えは・・・
6~7秒。
たった6~7秒という一瞬の時間で決まってしまうのです。
これは恐ろしいことです。
ここでヒトが環境からの情報を五感のどこでキャッチするかというデータを出すと
視覚情報・・・87%
嗅覚情報・・・7%
触覚情報・・・3%
臭覚情報・・・2%
味覚情報・・・1%
『産業教育機器システム便覧』 より
やっぱり視覚なんです。
つまり視覚的に第一印象を決めているのです。
面接に置き換えれば、発言するまでに第一印象が決まってしまうわけです。
もっと言えば、面接の部屋に入って席に座り、最初の1言目までが最初の勝負です。
入室すると、胸を張って、自信たっぷりに席まで歩きます。
(モデルになったくらいの気持ちで♪)
この間、相手と視線をしっかりと合わせることが大切です。
「目を合わせること」
下を向いたらダメです。
目を合わせると、相手に関して信頼感を与えるということが分かっております。
(目線をコロコロと変えると、相手に疑いを与えてしまいますので注意)
席に座るころには第一印象が決まってしまうわけです。
もちろん、身だしなみも大切です。
社会人になれば、靴、スーツ、シャツ、カバン、時計・・・
こういったところが見られるわけです。
第一印象がマイナスからスタートはもったいないです。
ぜひとお第一印象を大切にしてください。
では、どれくらいの時間でその第一印象は決まるのでしょうか?
簡潔に言えば・・・
初対面の人に、「この人は優しそうな人だ」という第一印象を持たれれば、その印象がなかなか変わらないということです。