『デキル社会人になるための』就活攻略ブログ

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ES講座⑮

ESでの書き方の工夫

エントリーシート(ES)は、まず面接官に読んでもらわないと合格の対象になりません。

そのためには、読み手がじっくり読みたいと思わせる工夫も必要なのです。

実際多くの企業では、数千人以上の学生(場合によっては数万人)がESを提出します。
その莫大な数のESを企業の担当者が読むのだから大変です。

だから、ESでは『相手にじっくりと読んでもらうこと』が 最低条件といっても過言ではありません。

そのためには分かりやすいESにする!
当たり前だけどこれが大切です。

太い文字にしたり、『 』をつかったり、場合によってはを使ったり(自由に書ける形式のESの場合)、箇条書きを有効に使ったり、、、と様々な工夫が必要です。

ただ、多くの学生のESを添削していると、『これはちょっとやりすぎだな~』って言うのが多いのも事実です。

『  』太字使って文章を過剰に装飾すると、読み手に、書き手のレベルの低さを伝えてしまいます。

実際、私がコンサルティングファームにいたとき、先輩から教えられたのが『クライアントが読む資料は、あまり色や装飾を使いすぎるな』ということでした。

だから、使い方を気をつけて、『ここは強調したい』『このキーワードを伝えたい』というポイントでうまく装飾を使うようにしてください。

また、『  』や色などは多用すると逆効果だということも覚えておきましょう。

ES講座⑭

今回は、『箇条書き』について書きます。 
ES等で箇条書きを使う人も多いですが、ビジネス文章でも良く使われます。 

箇条書きは、要点を整理して相手に伝えるときには非常に役に立つ方法です。 
でも、なかなか完璧に伝える人は少ないのが現状です。 
より効果的な箇条書きの使い方ができるように箇条書きを使うポイントを紹介します。 

 

<箇条書きのポイント>
①要素の数は先に伝える! 


<例1>
以下の3点を注意しました。 
①・・ 
②・・・ 
③・・・


<例2>

○○の3つのポイント 
①・・・ 
②・・・ 
③・・・




②書き方の形をそろえる


<例1>

①~した行動力。 
②~する判断力。 
③~に耐える忍耐力。 


<例2>

1つ目は、~した行動力。 
2つ目は、~する判断力。 
3つ目は、~に耐える忍耐力。

形を揃えるようにしましょう。

例1は 名詞で終えています。

例2は、1つ目は、 2つ目は、 3つ目は、 とこの部分も形をそろえています。


このように情報を箇条書きするときは書き方をそろえます。

 

 

 

③要素は3つ(多くても4つ)まで。

あまり多くの要素を上げすぎても伝わりません。 
人間の脳が瞬時に記憶できる最適な数は3つだと言われています。 
要素を多く上げるときはジャンルや種類で分類するなどして、できる限り整理するようにしましょう。 

以上の3つのポイントが、箇条書きを使うときに特に大切なポイントです。 
ぜひ覚えておいてください。

このように、要素がいくつあるのか?を先に伝えます。 
そしてそれがどんな要素なのかを書いておくと読み手にやさしい文章になります。 
文章を読むとき、読み手は、次にくる内容を無意識に頭の中で予想しています。 
その予想を立てやすくすることで、読み手の理解を大幅に助けることができるのです。

ES講座⑬

文章(特にES)を通して、相手の印象に残るためには何をしたら良いのか?

ESでは下記の3つを意識して読み手の印象に残しましょう

①印象に残るエピソード

②構成
③キーワード



①印象に残るエピソード

これから就職活動を行う方は、話す/書くネタを作っておいてください。
毎年3000通くらいのエントリーシートを添削してきてるのですが、

 

アルバイト→3割強 
サークル、クラブ→3割強

留学→1割

勉強→1割
つまりアルバイトとサークル、クラブのエピソードを合わせて6~7割

もちろん自分が誇れる経験であれば問題ありません。
しかし、他人と同じエピソードばかりだと読み手も、印象にも残りにくいです。
相手の印象に残すためには、人と違うエピソードを見つけましょう!
『他人と違う』を軸にエピソードを探してみてください。

②構成 
相手に伝える文章を書くコツは構成にあります。
構成さえしっかりしていると、ある程度は相手に伝わります。
基本は以前お伝えした、序論⇒本論⇒結論
質問の答え⇒具体例⇒まとめ(+イイタイコト)

また自己PRなどのエントリーシートの多くは、『困難な局面を自分の力で打開した。』という内容が多いので、『困難⇒良い結果』このギャップを大きく見せるようにしましょう。

例 家庭教師のエピソード。
生徒が勉強に集中してくれない<困難>

⇒宿題ノートをつくり、細かく日ごとにやることを決めた<行動>

⇒勉強をしてくれるようになり、クラスで上位1割の成績を取得。 <結果>

③キーワード

皆さんテレビでCMは見ますか?
CMを見てると感じる疑問がありませんか?
私は疑問がありました。
それは、『なぜ同じCMを2回続けるの?』です。
良く同じCMが何回も繰り返されています。
お金もかかるのに、2回続けることすらあります。
一見無駄です。
でも、これが相手の印象に残すコツなのです。
相手に見せることをインプレッションなどと言いますが、インプレッション数が多いほど相手の印象に残ります。

エントリーシートで、7回も同じキーワード(例:根性・積極性)を繰り返すのは無理ですが、キーワードを効果的に繰り返すことは大切です。

 

上記3つを意識しながら相手の印象に残るESを書きましょう。

ES講座⑫

今回は、ESでよく出てくる質問について書いておきます。

ESはピーク時期(2月~4月)になると、提出に追われて大変です。

中には徹夜をしながらESを書いている学生も多く見られます。

 

そのため、なるべく早い段階からよく出る質問に対して作っておくと楽になります。

もちろん、ESの内容をもとに面接をされるわけですから就職活動でよく聞かれる質問になります。

 
では、よく出る質問トップ3をご紹介します。

No1.アップ『学生時代に力を入れたこと』 

No2.アップ『志望動機』 

No3.アップ『自己PR

この3つはESの提出が本格化する前に400字くらいで作っておいてください。
ESの提出が本格化してくると、結構時間的にタイトな毎日になってきます。
そして、提出日ギリギリに提出してしまって・・・

こういうことはよくあります。

だから、できる限りは早く上記3つは固めておきましょう。

ES講座⑪

今回は、『面接を意識したESを書きましょう』というテーマです。

 

ESは何のために使用されるのかというと・・・

・選考として合否を決める材料

・その後の面接での参考資料(多くの企業でESを元に面接をします)


この2つです。


だからあなたは、面接で話したいネタをESで書く必要があります。


特に良く聞かれる、『学生時代がんばったこと』は面接でも話題の中心になります。

そのため、自分が面接で話したい経験をESで書くのです。


ただ反対に考えなければならないこともあります。


それは、ESで全ての情報を書きすぎないということです。

そもそも文章でしかもせいぜい400字とかで、自分自身の経験を全て伝えるのは不可能です。


それなのに多くの学生は、『積極性とコミュニケーション能力と向上心は負けない。』

のように多くの情報を盛り込んでしまいます。


結果・・・内容が薄くなり、何が言いたいのかが分かりにくいESになってしまいます。


先ほども書きましたが、ESと面接はつながってきます。

 

ESと面接セットで考えると、ESはある程度の情報に絞って具体的に書き、その残りを面接で伝えることが大切です。

ES講座⑩

ESにしろ、ビジネス文章を書くにしろ読みやすい文章にしないと相手はなかなか読んでくれません。
だから、書き手は読みやすい文章を書くことに意識を集中させることになります。 

読みやすい文章尾を書くために何がもっとも大切か?

その答えが文章を短く書くことです。

もっと踏み込んでお伝えすると『1文50字以内』です。


実際、私はだいたい年間5,000~1万通くらいのESを添削しているのですが、やはり文章を短くしたESの合格率は高いです。



またあらゆる文章講座の本でも、『文章を短く書く』ことが重要な要素としてあげられているはずです。

それだけ、文章を短く書くことは大切なのです。

 

内定塾が無料でお配りしているES無料攻略小冊子でももっとも大切な要素として掲載しております。

 

内定塾サイトの下部バナーよりダウンロード可能(会員登録が必要です)

http://naitei-jyuku.jp/

文章を短く書く。

これだけは常に頭に入れて文章を書いてください。

ES講座⑨

文章を書くときは、1文、1つの表現、1つの単語、1つの文字までしっかりと考えながら書いてほしいです。 

文章は1文字1文字で相手に伝わる印象が変わってきます。 

例えば、下記の自己PRがあったとします。 

私は、貴社で営業ナンバー1になりたいと思います。 
私は、貴社で営業ナンバー1になります。 

さあ、あなたが面接官だったらどちらの学生を採用したいですか?

『~なりたいと思います。』『~なります。』の違いです。 
ただ、この少しの差で相手に与える印象は大きく変わってきます。 

勤務先は東京良い。 
勤務先は東京良い。 

この1文字でも全然印象が違いますよね!? 
これが文章です。



細かいところまでしっかりと意識して書くようにしましょう!

自己分析③

就職活動で何を面接官や企業に伝えればよいか?

簡単に言うと、企業があなたを採用するメリットです。
営業で商品を売るときも・・・

ダメな営業マンは、商品の説明をひたすら話します。 
『このシステム手帳は、最高級の皮で作られていて、防水効果があって・・・』

デキル営業マンは、商品が利用者に与えるメリットを中心に話します。
『このシステム手帳は、最高級皮なので傷がつきにくく30年以上長持ちします。

さらに、雨の日でも安心してお使いいただけます。・・・』 

就職活動でも同じことです。
どんなスゴイコトをやってきたのか? ではなく、
そこから何を学び、何を得て、その経験がどのように志望企業で生きてきそうか?

をうまく伝える必要があります。

(企業の人事がスゴイと感じるエピソードを持っている学生は少ないですし、そんな学生には勝てないのであきらめてください 笑)

 
この部分が大切です。
過去に何をやったか  今のあなたに何ができか  将来のあなたに何ができるか 

これが企業のメリットになってくるわけです。
就職活動では、例えるならば、あなたが商品です。
自分と言う『商品』を買ってもらうメリットを相手に伝えることを忘れないで下さい。

 

このメリットを意識して、自己分析をしていくと内定につながる自己分析ができるはずです。