就活では本命の会社から内定を獲得するまでいくつもの関門を潜り抜けねばなりません。複数社を受験する中で必ず合格、不合格を経験することになります。その中で、何が正解で合格となるのか、より多くの合格を獲得するにはどうすれば良いのか。何を改善すれば、次のステージに進むことができるのか。そういった疑心暗鬼に陥ることがあるかと思います。

今回は人事採用担当の立場から面接において合格を引出するためのテクニックと採用担当が見せがちな合格のサインについて解説したいと思います。

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就活面接における合格のサイン6選

1.自分への質問が長い

集団面接におけるパターンです。集団面接では複数人を同時に面接する中で、採用担当者はその中から本命に狙いを定めます。限られた時間の中でより可能性のある人材から情報を引出し、且つこちらの思いを伝え自社への志望度を醸成したいと思い面接に望みます。

第一印象と面接冒頭にある自己紹介はとても重要ですので、その点を意識しましょう。

2.メモを取る回数が多い

面接では、エントリーシートや履歴書からは読み取ることができない情報を手元資料に書き込んでいきます。単純に各項目の詳細だけではなく、「爽やかで営業受けしそう」、「自社への志望度◎」といったコメント適な内容もメモします。1日に複数の受験者を面接するため、後で読み返した際の備忘録になると共に次の面接官への情報共有にもなります。

逆にほとんどメモを取らない場合は、興味が薄いか第一印象で合格と決めたかの2パターンです。

3.他社の選考状況を詳しく聞いてくる

人事が他社の選考状況をヒアリングする理由は、採用市場におけるコンペチターと自社のポジショニングを確認するためと受験者を自社が獲得できる可能性を確認するためです。

例えば、他社の選考が次回最終面接であり、自社の面接が一次面接だとすると、他社に先に内定を出され取られる可能性を考え、自社の選考スピードを早めるといった調整をすることになります。

選考状況については、答えることを躊躇するかと思いますが、完全に売り手市場の状況において、複数社を受験していることは人事も理解しているので、正直に答えるようにしましょう。

4.次回の選考の予定を確認する

面接が終了した際に、皆さんの予定を確認する場合があります。その場で合格を出す場合もありますが、相対評価のため別途連絡するパターンが大半かと思います。その場で予定を確認しておき、確実に次回の面接に呼び込めるようにするという意味合いがあります。

5.面接時間が予定よりも長い

人事も人間ですので、受験者が魅力的に感じた際はついつい色々と質問をしてみたくなるものです。特に志望動機や自己PRといった定例的な質問では無く、雑談で長くなる場合はより、良い兆候にあると思います。正し、雑談で本来の人柄や崩れた時の態度等を見ている場合もあるので要注意です。

合格サインを引き出す戦略的就活面接

1.身だしなみは最も重要と考える

面接では第一印象+面接の中身で判断します。人間は外見ではなく、中身と言いますが、いくら面接の内容が良く、人材としての魅力を感じても、オフィシャルな場面で身だしなみが出来ていない受験者に対しては、どうしても最後まで違和感を残し不合格とすることも多々あります。

男性であれば、スーツは黒か濃紺でネクタイはレジメンタルやストライプとったスタンダードなものを選択し、靴は黒で必ず磨きを掛けておきます。男女共にスーツはジャストサイズですっきりと見えるものを着用しましょう。就活では見た目で個性を出す必要はありません。皆さんの個性は選考が進む中でしっかりと採用担当が捉えてくれます。

2.単純接触効果を駆使する

単純接触効果とは、「接する機会が多ければ多いほど、相手に好感を抱きやすくなる」という心理学の法則です。営業活動においては、何度も顔を出すことが大切と説かれますが、何度か会ううちに気心が知れて、お客様のニーズを引出せることが良くあります。例えば、面接会場に30分早く到着し、面接官と簡単な雑談をする。これだけで、面接前に面接官と顔見知りという状況を作れます。

当然、面接官の都合もあるので、必ずしも成功するとは限りませんが、早く到着して挨拶くらいはできるはずです。小技ですが後々効いてくるテクニックです。

3.自分は職探しをしているという意識で面接に臨む

就活では、慣れてくるとどうしても選考試験という課題をクリアすることに意識が向かいがちになり、上手く話ができるか、話したいことを最後まで言えたかという点を気にしている就活生を多く見てきました。しかしながら、採用側は一緒に働く人を探しており、就活優等生を見つけたいとは思っていません。「私はこの会社で働きたい。一生懸命仕事をしたい。」そういう思いで臨むと、自ずと発する言葉や目つき、態度に熱意が表れます。この気持ちが最も大切です。

最後に質問の機会が与えられたならば、「質問はありませんが、御社で是非働きたいと考えておりますので、何卒宜しくお願いします。」と売り込みを掛けても良いくらいです。そのくらいの気概があれば、非常に魅力的に感じます。

4.学ぶ姿勢を見せる(メモが生きる?!)

面接や選考では、質問の時間や面接官から会社の説明や思いを語ってくれる機会が必ずあります。そういった機会があった際には、必ず「メモを取っても良いでしょうか?」と一言確認しましょう。素直に学ぶことができる人材が最も伸びることを多くの社会人は理解しています。また、面接官としては、自分の話を真剣に聞いてくれる人が目の前に居るという状況は気持ちの良いものです。皆さんの印象が一段上向くこと間違いなしです。

まとめ & メッセージ

 

今回は面接に焦点を当てて、合格のサインとそのサインを引出すためのテクニックについて解説してきました。採用担当も人間ですので、受験者の印象の良し悪しが選考基準に大きく左右してきます。見た目や面接に挑む姿勢を変えただけで、内定獲得率が格段の上昇した事例をこれまで何度も見てきました。簡単なテクニックばかりですが、効果は絶大ですので、皆さんも是非試してみて下さい。

 

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