- 2022-1-25
- 2024-8-21
- 就活塾あれこれ
インターネットが生活の中で日常的に利用されている現代、就活でもその利用は欠かせません。検索による情報収集はもとより、最近は就活オンラインサロンという就活対策のサービスが生まれています。
今回は、就活塾と就活オンラインサロンを比較し、それぞれの特長やメリットデメリット、おすすめなどを解説します。
目次
就活オンラインサロンとは?
そもそも就活オンラインサロンとは何か、簡単に説明します。
就活についての面接対策やエントリーシート(ES)添削といったサポートを会員制で受けられるサービスです。
有料で月額制のサービスが多く、一般的な就活対策についてオンラインで学ぶことができます。(なお、現在ではオンラインに対応している就活塾も増えています)
就活オンラインサロンのメリットやデメリット、および「どういう就活生におすすめか」については、以下より詳しく解説していきます。
WEBやSNSを活用したオンラインコミュニティ
就活オンラインサロンとは、就活について学べる会員制のオンラインコミュニティです。WEBやSNSを活用し、さまざまなオンラインサービスでの受講が可能です。
料金については、500〜5,000円程度とサロンによって幅広く、それぞれ内容も異なります。
どんな人(企業が)運営しているの?
社会人や就活生が個人でSNSを駆使して運営しているものもあれば、企業が組織で運営しているものもあります。
元人事の方やキャリアコンサルタントなどのバックボーンのある方もいれば、人材紹介業を生業とする法人が運営母体となっているものもあり、多種多様です。
選考情報の共有を目的とした就活生同士のコミュニティーもある一方、面接対策・エントリーシートの添削など、一般的な就活の選考対策をアドバイスしてくれるサービスもあります。
それぞれのオンラインサロンの運営者のプロフィールには、運営者の情報やサロンの目的が記されていますのでチェックしてみてください。それらが明記されていないオンラインサロンは気を付けたほうがよいかもしれません。
就活オンラインサロンの種類は?
就活オンラインサロンには、大きく分けて個人運営と企業運営の2種類があります。また就活全般の情報を扱っている場合もあれば、外資系をはじめとした特定業界の情報に特化している場合もあり、各サロンの強みはまさに千差万別です。
本項では就活オンラインサロンの特徴を運営形態別に紹介するとともに、利用を検討する際の注意点もそれぞれ解説します。
企業が行っている就活全般の情報を扱うサロン
企業が運営する就活オンラインサロンは、就活全般の情報を広く浅く扱っていることがほとんどです。基本的なビジネスマナー、自己分析や企業研究など、就活の初歩段階を手軽にレクチャーしてほしい人にとっては大いに役立つことでしょう。
ただし、エントリーシートや面接対策といった段階まで進むと、一般的な就活オンラインサロンでは徐々に限界が見えてきます。なぜなら、業界を選ばず活かせるような浅いアドバイスしか受けられない上、就活生同士でディベートや情報交換を行うことができないオンラインサロンもあります。
また基本的な就活対策であれば、ハローワークや大学の就職課などを通じて無料で受けられることも少なくありません。お金を払って就職サポートを受けるのであれば、就活塾のように実践的な就活スキルを身につけられるサービスを利用した方がいいでしょう。
外資系やコンサルの情報を取り扱っているサロン
外資系およびコンサルは、内定を得るのが特に難しい業界です。そのため、これらの業界を狙う就活生の多くは何らかの支援サービスを利用する傾向にあります。
すなわちサロン側にとっても外資系やコンサルは激戦区であり、実績に繋がる優秀な就活生を確保するべく、手厚いサポート体制を宣伝しているところがほとんどです。ただし外資系やコンサル業界は常に即戦力を求めており、専門知識の足りない人が就活スキルだけ身につけても内定の役には立ちません。
また、就活オンラインサロンは就活生同士で切磋琢磨する機会が少なく、難易度の高い業界で内定を目指すための競争心が身に付きづらいのも大きなデメリットです。就活へのモチベーションが高いのであれば、就活塾などの本格的な就活支援サービスを利用した方がより有意義な時間を過ごせることでしょう。
就活系のYoutuberがやってるサロン
運営者および運営企業が就活系のYoutubeチャンネルを所有していれば、就活に役立つ情報をある程度無料でチェックできることでしょう。動画を通じて情報の質や講師の雰囲気を見極めることは、有料サロンに加入するか否かを決める上で大いに役立つはずです。
また現代においてYoutubeという媒体は、最も人の注目を集めやすいコンテンツの1つでもあるため、就活生同士のコミュニティ作りは比較的容易に行えます。ただし個人Youtuberないし同業者のみで運営しているチャンネルの場合、情報や価値観の偏りには十分注意が必要です。
またYoutubeは批判コメントを消しやすく、かつ低評価数も非表示なため、大手クラスのチャンネルは大抵賛同で埋め尽くされています。周りの意見に流されやすいタイプの人は、あまり積極的に検討しない方が無難といえるでしょう。
Twitterなどで募集しているサロン
就活オンラインサロンの中には、TwitterなどSNSで就活生を募集しているところも少なくありません。リプライやDMなどを通じて事前に講師と直接連絡できる点は、SNSを入口とするオンラインサロンならではの強みといえるでしょう。
また募集ツイートの多くは定員が限られているため、少人数体制ならではのきめ細かいサポートにも期待できます。ただしSNSというのはトラブルの温床であり、金のやり取りが発生する場合はさらにリスクが高まるため、情報リテラシーによほど自信がある方以外にはあまりおすすめできません。
就活オンラインサロンを利用するメリット
就活オンラインサロンのメリットは、「手軽に利用できる」の一言に尽きます。具体的には費用の安さと契約条件の緩さ、天候やコロナなどの感染症による影響を気にせず受講できる点などが主なメリットです。
またサロンによってクオリティに差はあるものの、面接やエントリーシートに関してより実践的な対策を受けることもできます。ではそれぞれのメリットについて、もう少し詳しく見ていきましょう。
費用が低額
就活オンラインサロンは月額数百円から5,000円と低価格であることが特徴です。また、就活塾では学習塾などと同様に中途で辞める場合、さまざまな条件があることが多いですが(例:返金規定等)、就活オンラインサロンは比較的容易に解約ができます。そのため、気軽に利用できるサービスといえます。
就活の悩みを自由に質問できる
就活オンラインサロンでの講義は必ずしもリアルタイムで視聴する必要がなく、質問に関してもコミュニティを通じていつでも行えます。またYoutubeやSNSを運営しているサロンの場合は、コメントを介した匿名での質問も可能です。
周囲の視線に尻込みしてしまうタイプの人でも、オンライン形式であれば着実に就活の悩み解決を目指せることでしょう。
ただし、質問を通じて得られる情報は、正直なところ無料の就活サービスと大差ありません。また匿名での質問に関してはサロンに加入しなくても行えるため、質問のしやすさ重視で就活オンラインサロンを利用する意味はあまりないといえます。
面接対策ができる
就活オンラインサロンでは、面接をはじめとした選考対策も盛んに実施されています。新型コロナウイルスの影響によりオンライン面接を採用する企業もかなり増えたため、同じオンライン上で面接の指導を受けられることには大きな意味があるといえるでしょう。
また就職予備校などに通うのに比べ、時間の自由が利きやすい点も魅力です。
とはいえ、肝心の指導内容はあくまでも講師独自の知見に基づくものであり、就活生1人1人の性格に合わせた対策までは行えないのが現実です。
オンライン形式かつ一方通行の指導であるため、集団面接にも当然対応していません。より実践的な面接スキルを身につけたい場合は、就活塾などで早いうちからトレーニングを積んだ方がいいでしょう。
エントリーシートを添削してもらえる
就活オンラインサロンの多くは、面接のみならずエントリーシートの添削にも対応しています。エントリーシートの添削にはそれなりに時間がかかり、対面指導の場合は提出からフィードバックまでに日をまたぐことも少なくありません。
その点、オンラインサロンであれば添削後すぐに結果を確認することが可能です。
しかし、面接のケースと同じく、就活生1人1人に合わせた対策というのはあまり期待できません。
就活系の参考書ならどこにでも載っているような内容に、講師の主観によるアドバイスが加わる程度と考えておいた方がいいでしょう。
自分の志望や適性をエントリーシートに最大限反映させたい場合は、就活塾などで個々に合わせた就活サポートを受けた方が確実です。
就活オンラインサロンを利用するデメリット
就活オンラインサロンでは基本的に、全ての就活生に対して同じようなサポートしか行われません。また、就活オンラインサロンが用意するサポートのほとんどは、ハローワークや就職エージェントといった無料サービスでも受けることができます。
さらに他の就活生との切磋琢磨がない上、明確なスケジュールやカリキュラムも存在しないため、能動的な就活を行えない人にはあまり向かないでしょう。
以下でそれぞれのデメリットについて、より詳しく紹介します。
1人1人に合わせたサービスが受けられない
就活オンラインサロンは安価な分、サポートの質は低いと思ったほうがよいでしょう。例えばエントリーシートの添削なら、通常1つあたり1時間程度はかかります。サロン内にいるたくさんの学生のエントリーシートを1社ずつチェックしていくには膨大な時間が必要です。
さらには就活生が抱く「今何をするべきかわからない」「企業の選び方」「面接対策」などの個々の要望に応えるには、社会人の時給換算で考えた場合、とても数千円程度の月会費では賄いきれません。
他のサービスでも同様の支援を受けられる
大学の就職課やハローワーク、就職エージェントなど、就活をサポートするサービスは他にもあります。サポート内容はそれぞれで多少異なるものの、これらは基本的に無料で受けられるため、特に地理的な制約の少ない東京や大阪などの就活生にとっては、あえて就活オンラインサロンを選ぶメリットは少ないかもしれません。
受動的な人には向いていない
月額は数百円から5,000円程度と低価格で、外出せずに気軽に利用できることは就活オンラインサロンの大きなメリットです。ただし、学校や塾のようにスケジュールに沿ったカリキュラムがあるわけではないので、自ら意欲的に就活対策に取り組もうという意思が必要です。
自宅ではダラダラしてしまう人や、計画を立てても三日坊主になりがちな人には、就活オンラインサロンには不向きかもしれません。
有意義な就活交流がやりにくい
就活を成功させるには、適切な情報収集・採用試験対策に加え、就活生同士で励ましあったり情報交換をすることはとても意味があります。就活オンラインサロンでは基本的にオンラインでの交流となるので、就活仲間を作りたいという人にはあまり向いていません。
興味のない企業への紹介斡旋を受けることも
サロンの運営母体が人材紹介等を生業とする就職エージェントである場合、興味のない企業への紹介や、人気のない合同セミナーやイベントへの斡旋を受ける場合があります。一般的に斡旋される企業は学生になじみのない企業であることが多く、対応に困るかもしれません。
就活オンラインサロンに向いている就活生
ここまで挙げたメリット・デメリットを考慮すると、就活オンラインサロンを内定獲得に活かすためには、「自分の力で就活を進めていく」ことが何よりも大切です。具体的には積極的な情報収集に加え、面接やエントリーシート作成の経験を各自で積んでおく必要があります。
また、サロン内の他の会員とどこまでコミュニケーションをとれるかも、就活の成否を左右することでしょう。それでは、どういう就活生が就活オンラインサロンに向いているのか、もう少し詳しく見ていきます。
自分で就活を進められる人
就活オンラインサロンではビジネスマナーや各種書類の書き方など、就活の基本について網羅的に知ることができます。しかし、面接対策やエントリーシート添削まで行ってくれるサロンは少なく、基本的には場数を踏むことで慣れていくしかありません。
その場数を踏んでいる時間は、多忙な就活生にとって大きなタイムロスとなるでしょう。
また、就活オンラインサロンには明確なカリキュラムが存在せず、良くも悪くも手軽な情報入手に特化したサービスといえます。そのため、自分で設定した目標に沿って能動的に動ける人でなければ、サロンで得た知識を結果に結びつけることはできません。
すなわち就活オンラインサロンは、行動力と自己管理能力に自信があり、なおかつ「手当たり次第に面接を受ける日々」を苦にしない人に向いているといえます。
他の就活生の動向が気になる人
就活オンラインサロンのデメリットとして、「有意義な就活交流がしにくい」というのを先ほど挙げました。しかし、有料サロンというのは基本、会員制のコミュニティであり、まるっきり一人での就活となるわけではありません。
すなわちオンライン上での交流を通じて、他の就活生の動向は多少なりとも窺い知ることができます。SNSや動画サイトに公式アカウントを登録しているサロンであれば、就活生の生の声をより多く集められることでしょう。
ただし、他の就活生とリアルタイムで交流したり、集団面接の練習を行ったりといった取り組みは非常に困難です。「他の就活生と直接は絡みたくないけど、動向くらいは知りたい」という方にとって、就活オンラインサロンは丁度いいサービスといえるでしょう。
グループ内でコミュニケーションが取れる人
就活オンラインサロンにおける他の就活生との触れ合いはネット上で行われます。対面でコミュニケーションを取るときと違い、黙っていても誰かが話を振ってくれたり、言いたいことを代弁してくれたりといったことはほぼありません。
そのため、必要な情報をピンポイントで得たい場合は、面接やエントリーシートの特訓と同じく、グループ内でのコミュニケーションも能動的に行う必要があります。講師への質問に関しても同様です。
ここまで聞いて、「コミュニケーションが苦手じゃ、就活自体無理なのでは?」と思われた人もいることでしょう。しかし就活塾のようなサポートが手厚いサービスであれば、行動力やコミュニケーション力に自信のない人でも安心して就活を進めることができます。
就活塾の詳しいサポート内容は記事の後半でご確認ください。
就活オンラインサロンに向いていない就活生
就活戦線のスタートラインに手早く乗る上で、就活オンラインサロンはそれなりに役立ちます。しかし、志望企業などは考慮されず、また就職前後のことには基本ノータッチなため、キャリア形成全体をサポートしてほしい人にとっては物足りなく感じることでしょう。
また、面接やエントリーシートを重点的に対策したい人、および自己分析段階からマンツーマンでサポートしてほしい人にも、就活オンラインサロンはおすすめできません。それでは就活オンラインサロンに向いていない就活生について、もう少し詳しく見ていきましょう。
就職までしっかりサポートしてほしい人
就活オンラインサロンで実施されるサポートは、志望企業に内定を得るための実践的なものではありません。提供されるのはあくまでも、就活戦線のスタートラインに立つための前提知識です。
そして何より、ほとんどの就活オンラインサロンはキャリアプランの形成に重きをおいておらず、内定を得たその後の未来のことは自分で考えるしかありません。就職前後までしっかりサポートを受けたい場合、就活オンラインサロンを利用するのは避けた方がいいでしょう。
面接やエントリーシートに対して具体的なアドバイスが欲しい人
面接やエントリーシートにどこまで対応してくれるかはサロンによって異なりますが、少なくとも就活塾のようなキャリア全体をサポートしてくれるところには明確に劣ります。基本的に、ハローワークや大学の就職課を上回る情報は得られないと思った方がいいでしょう。
就活オンラインサロンにおいて、なぜ面接やエントリーシートの具体的なアドバイスをもらえないかといえば、ズバリ講師とまともに面談する機会がないからです。運営側が就活生1人1人の特性を把握していないとなれば、マニュアル通りの画一的な対策しかとれないのは無理もありません。
また面接・エントリーシートのいずれにしても、単にコツを学ぶだけでなく、その後に実践とフィードバックを繰り返すことが非常に重要です。すなわち、書類添削や模擬面接をいつでも気軽に受けられなければ、有料サービスとしての価値はほぼないということです。そういう意味では、就活サポートをオンラインサロンに依存するのは避けた方がいいでしょう。
個別でサポートしてほしい人
就活オンラインサロンでは、全ての会員に対して同様のサポートが行われます。また肝心のサポート内容も大抵は講師自身の知見と価値観に基づくものであり、さまざまな志望や適性を想定した上で講義を用意しているサロンはほとんど見かけません。
一応、自分自身の就活にピンポイントで役立つ情報を得ようと、個別に質問を送ることは可能です。しかし、基本的にはやはりどの業界にもいえるような画一的アドバイスしかもらえないでしょう。
自分に合ったサポートを受けたい場合は、就活オンラインサロンのような一方通行のサービスよりも、オンライン上でもマンツーマン指導を受けられる就活塾の利用をおすすめします。
就活オンラインサロンと就活塾との違い
ここまで、就活オンラインサロンを紹介しつつも暗に就活塾をおすすめしてきました。両者の簡単な違いは以下の通りです。
就活塾 |
就活オンラインサロン |
|
月額費用 |
10~30万円ほど |
数百円~5,000円ほど |
指導スタイル |
個々に合わせたきめ細かいアドバイスが特徴 |
一般的な就活対策のみ |
内定率 |
高い |
低い |
それでは、各項目の違いについてもう少し詳しく見ていきましょう。
費用面
就活オンラインサロンは月額数百円〜5,000円程度と低額です。一方就活塾は、就活準備から就活終了までの総合コースで、15〜30万円ほど費用がかかります。「面接対策だけ受けたい」といった短期のコースもあります。
いずれにせよ内定を確保しなければ意味がありませんので、自分に合った、自らが納得できる就職活動を進められそうなサービスを是非探してみてください。
サポート面
就活塾では、就活生1人1人の個性や志望を理解した上で、エントリーシートの添削や面接練習などのテクニカルな指導をきめ細かくしてくれます。また、自己分析から企業選びまでのキャリアサポートもあります。
終身雇用の時代から、転職が当たり前の時代に移りつつある今、学生のうちからキャリアプランを考えることはとても重要です。就活生1人1人の希望を聞き、適性を見極めて就職活動を伴走してくれるアドバイザーは就活塾以外にはありません。
就活塾の講師は、元人事の方やキャリアコンサルタントといった有資格者も多いため、就活のことはもちろん、それ以外でも人生を見据え有意義な話を聞くことができます。
就活オンラインサロンでもエントリーシートの添削など、一般的な就活対策のサポートは受けられます。ただし前述の通り、1人1人の対応は十分にはできないはずなので、そのあたりを十分理解した上で効果的な活用方法を考えてみるとよいでしょう。
内定率
大手クラスの就活塾になると、最新年度の内定率や内定先企業、卒業生の体験談といった実績情報が開示されています。内定率に関しては90%を超えているところが大半です。
また、実績十分な就活塾の多くは、受講生が内定を取れなかった際に費用の一部または全てを返還する「内定保障制度」を用意しています。この制度があれば、高額な受講料がまるっきり無駄な出費に終わる心配はないため、安心してサポートを受けられることでしょう。
一方で就活オンラインサロンはというと、そもそも内定率を公開しているところ自体がほぼ存在せず、内定を取れなかった就活生へのフォローもまずありません。
そのため、就活について多くの情報を知りたい場合は就活塾の利用をおすすめします。
就活オンラインサロンよりも就活塾がおすすめな理由
圧倒的な違い!個別サポート
就活生は多くの悩みや疑問を抱えながら就活をしていきます。それぞれの就活生ごとに志望も個性も違い、問題点ややるべきことも異なります。また就活は時期によっても準備や対策は異なるため、就活成功には個別サポートが必要不可欠です。
たとえば、「就活対策は何からやればいいのかわからない」「今何をすべきなのかわからない」といった疑問も、就活塾であればいつでも気軽に相談が可能です。
「自分の長所短所を、どう企業に伝えたら好意的に受け取ってもらえるか?アピールできるか?」こんな疑問も就活のプロがアドバイスしてくれます。就活生1人1人にしっかり耳を傾け、カスタマイズされた就活サポートをしてくれるサービスが就活塾です。
1.憧れる企業への内定確保に向けて全力で取り組んでくれる
就活生皆さんそれぞれ行きたい企業、あこがれる企業があることでしょう。そこへの内定確保に向けて全力でサポートしてくれるサービスは就活塾しかありません。
例えば人材紹介会社(就職エージェント)が運営する就活オンラインサロンの場合、オンラインサロンでの月額利用料などよりも、企業への紹介料のほうがはるかに儲かります。
逆を言えばクライアント企業に紹介できる学生を集めるためなら、サロンでは利益を求めなくてもよいのです。この場合運営する側の視点としては、『学生の就活支援<クライアントの採用支援』 となりますね。
2.エントリーシートの圧倒的なクオリティー
就活塾では就活生の希望を十分にくみ取り、また就活生の長所短所、得意不得意といった個性を十分に理解した上で、1社1社のエントリーシートを指導しています。個別かつ詳細に添削してもらえるため、自己流で書いたものとは比較にならない好印象のエントリーシートができ上がります。
近年過去に採用された先輩のエントリーシートを閲覧できるサービスがありますが、ライバルとなる就活生は皆同じものを見ています。当然採用担当者もそうしたサービスを知っています。どこで差を付けますか?
似たり寄ったりのコピーのようなエントリーシートでなく、人事の目に留まる質の高いエントリーシートへとサポートできるのは就活塾だけです。
3.本番さながらの面接対策
就活で多くの人が苦手としている面接は、より実際の面接に近い形で練習をすることが最も重要です。
入室から着席までの流れや話し方のクセ、マナーや礼儀がしっかりとできているかは自分ではなかなかわからないものです。就活塾であれば、模擬面接終了後に「どこがよかったのか、改善点はどこか」など、講師の方から直接フィードバックを受けることができます。
また、就活生が面接官役として練習することもあり、面接官は就活生のどこを見ているのかを知ることができるので、それも大変効果的です。
就活塾の講師は、企業の元採用担当者やキャリア系の職歴を持った人が多く、的確にアドバイスをくれます。就活生は実際の面接に近い状況でマナーや細かな所作を理解し、また自分のクセなどを事前に修正しておけば、緊張する本番でも最大限に力を発揮できることでしょう。対策が不十分で力を出し切れないと、本当にもったいないです。
4.キャリアプランのアドバイス
先にも書きましたが、終身雇用の時代が陰りを見せつつある現状、先々を見据えた仕事選びはとても重要です。どのような会社で、どんな経験や実績を積むかによって将来のキャリア価値は大きく変わってきます。
こうしたことをまだ社会経験のない学生が明確に判断するのは難しいことかと思います。業界や企業、職種に対する深い理解もなく、イメージや先入観で会社を選ぶとあとで後悔するかもしれません。
キャリアアドバイスを重視している就活塾もありますので、是非自分の夢や目指す将来像を塾にぶつけてみてください。きっと就活の軸が明確になり、成功に向かって意欲的に就活に取り組んで行けることでしょう。
5.オンラインでもサポート
多くの就活塾で、個別サポートをオンラインでも受けることができるようになっています。オンライン特化の就活塾もあります。大学と就活の両方で忙しい時期でも、場所を選ばずサポートを受けられるのは魅力的ですね。
6.待ち時間が少ない
特に大規模な大学の就職課では、エントリーシートの添削や面接練習を受けようと思っても、学生の数が多くなかなか希望通りのフィードバックが得られない場合があります。就活オンラインサロンもこの点は留意すべきでしょう。
一方就活塾では、就活生1人1人に対し十分なサポートができるよう定員を設けているケースが多く、事前予約することにより確実にサポートを受けることができます。待っている期間が長くて就活の重要なタイミングを逸してしまっては意味がないですよね。
7.就活仲間ができる
就活塾には講師の方やスタッフの他、就活をともに戦う仲間が多くいます。就活という目的を同じにする仲間同士の絆はとても貴重なもので、エントリーシートがなかなか通らなかったり面接で失敗するなどして「就活をやめたい」と思う時にも励まし合うことができます。
また就活期間中は情報交換も大変重要です。就活塾に所属しているからこそ得られる「濃厚なコミュニティー」がそこにはあります。
8.気を緩めずに就活対策ができる
就活塾では、「今やるべきことは◯◯です」「いつまでにこれをやってきてください」「今月は◯社くらいエントリーしましょう」といったアドバイスを常に受けることができます。採用活動はある程度決まったスケジュールで動くので、タイミングを逃すと取り返しのつかないこともあります。しっかりプロのアドバイスに従って動いてください。
おまけですが、自分に甘い方や言い訳が多い方でも、「高いお金を払っているのだから、提供してもらえるサービスはしっかり使わないともったいない」と考える人がいるかもしれないですね。これは良い意味で強制的に就活対策を進めることができるかもしれません。
まとめ:本気で就活するなら就活オンラインサロンより就活塾
就活オンラインサロンと就活塾の違いは、まとめると以下の通りです。
- 就活オンラインサロン:ビジネスマナーをはじめとした就活の基本を安く学べるが、肝心の指導内容が各受講生の希望や適性に沿ったものではない
- 就活塾:キャリアプランの形成から志望企業に内定するための具体的対策までを、マンツーマンで一通りサポートしてもらえる
志望企業の内定を本気で勝ち取ろうと思ったら、就活オンラインサロンよりも就活塾を選ぶべきであることがお分かりいただけたと思います。現在就活中の方や今後就活を控えている方は、ぜひ就活塾をメインにさまざまな就活支援サービスを調べてみてください。
また、オンラインに対応している就活塾もあります。オンライン対応の就活塾では自宅で気軽に講義を受けることができ、多くの学生が利用しています。
気になる方は、オンライン対応している就活塾の一覧も是非参考にしてみて下さい。