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面接で聞かれる『入社後にしたいことは?』でグっとくる回答

就活生の皆さんこんにちは。やることが盛り沢山の就活ですが元気にお過ごしでしょうか?もう面接を経験されましたでしょうか?面接は就活で必ず通る関門ですが、その攻略に苦労する方もいらっしゃるかと思います。

私はこれまで、人事採用担当として、1,000名以上の就活生を面接し、300名以上の人材を採用してきました。今回は、人事担当の目線から面接において聞かれる『入社後にしたいことは?』という質問について、回答例を交えつつ解説したいと思います。

就活塾の視点:『入社後にしたいことは?』という質問の意図は?

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面接で聞かれる質問には、必ず意図が存在します。そんなことは当たり前だと思われるかもしれませんが、意外とその真意まで深く考えず、回答している就活生の皆さんを大勢面接してきました。就活では必ず企業側の立場になって深く考えることが大切です。それは、面接で上手く話せるよりずっと大切なことです。
入社後にしたいことは?』という質問については、以下のことを期待しています。

・組織に適応できる人材かどうか
・未来志向がある人材かどうか

大きくこの2点に着目しています。その意味について、回答例を紹介しながら解説したいと思います。

『入社後にしたいことは?』の回答例文

○回答例
私は入社後、海外事業に携わりたいと強く考えております。大学では1年間休学し、アメリカに留学しておりました。アメリカでの生活はとても刺激的であり、様々な人種と価値観の違いに触れ、グローバルに活躍できるビジネスマンを目指し、御社を志望致しました。

こちらの回答をご覧になり、どのような印象を持ちましたでしょうか?実は非常に多い回答です。最近では国際化の流れから留学へのハードルも下がり、留学経験のある方は珍しくありません。留学していたから海外事業にという人選は過去の話になりつつあります。

また、軸が海外という言葉に置かれており、憧れ感が見え隠れするため、泥臭い国内の商売を担当すると辞めるのでは?といった不安を繋がってしまいます。そういった意味で組織に柔軟に適応できない印象を与えてしまいます。また、具体的なビジョンも見えにくく、魅力度は低い印象です。

こんな回答だったら良いなという例を紹介します。

○良い例①
私は海外事業の拡大に貢献したいと考えております。国内事業での貢献はもちろんですが、発展途上国を中心に経済が成長する中、会社の成長のためには新たな販路としての海外戦略は必須だと考えております。そのためには、商売の基礎基本、そして事業を推進する経営力も必要と考えておりますので、与えられた業務を全力で取り組み、スキルを身に付け、事業を推進できる人材を目指したいと思います。

こちらの印象はどうでしょうか?ビジネス思考が強く、会社組織での成長と貢献をバランス良く表現できていると思います。実は、この回答は私が採用した人材の一人が面接で話してくれた内容です。良い仕事をしてくれそうだと思いましたし、彼のキャリアをイメージすることもできました。彼は入社後、国内で優秀な成績を収め、現在中国子会社で駐在しています。

もう1つ別の角度からの回答例を紹介したいと思います。

○良い例②
私は営業でNo.1になりたいと考えております。特別なスキルは持っていませんが、行動力と人当たりの良さだけは自信があります。まずは社内で営業成績1位を獲得し、その後は業界で有名になれるぐらいに頑張りたいと考えております。

こちらの印象はどうでしょうか?こちらも実際に面接で聞いた内容です。荒削りな感じですが、底知れぬパワーを感じましたし、一緒に働いてみたいと強く思いました。そこには働く覚悟がありましたし、営業でキャリアを形成していく明確なビジョンを見ることができました。残念ながら彼は他の会社に取られてしまいましたが、商社マンとして活躍していると聞いています。

他にも将来についてのビジョンを聞かれることがあります。詳しくは下記の記事も参照ください。

「5年後10年後の自分が想像できますか?面接における鉄板質問の答え方を準備しておこう!」

本当にやりたいことと自身のキャリアについて

階段を登る就活生

今回のトピックについては、実は社会人として、ビジネスマンとしてキャリアを形成する上でとても大切な内容です。企業の内定を獲得するという目的よりもずっと意味深いことです。

社会に出て仕事をしていると経済の浮沈、ビジネスサイクルの速さに驚かされます。去年まで一生安泰といわれていた企業も今年は倒産寸前の危機といったことはここ数年では珍しいことではありません。

ダーウィンの名言に『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である』とあります。まさにその通りです。時代の変化に適応できない人材は淘汰されてしまいます。このあたりは就活塾でもアドバイスします。就活塾について気になる方は下記の記事をご覧ください。

参考:「就活塾とは?利用をおすすめしたい就活生や概要、活用法を解説!」

就活生の皆さんには、その企業を目指す意味を、自分が生き残るために必要なキャリアを身に付けられる場所かどうか深く考える機会になればと思います。就職活動は正直二度としたくないですが、やって本当に良かったと思います。働くことや自身のキャリアについて、考える時間があるということは大学生として就活をする特権です。ならばその特権を最大限に活かして、その先の長い人生を上手く渡っていけるよう全力で頑張ってみて下さい。真剣に取り組んだ人には必ず結果は出ると思います。

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この記事の著者

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hori

関西学院大学卒業。商社の人事採用担当としてキャリアをスタートし、これまで300名以上の採用に携わる。現在は商事部門にて、アメリカ、ヨーロッパの食品輸入に携わり、グローバルに活躍中。趣味は筋トレと居酒屋巡業。

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