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第115回 2023年卒の就活はどうなる?政府発表のスケジュール

目からうろこの就活必勝法

2023年卒の就活はどうなる?スケジュールを政府が発表しています。

コロナウイルスは経済の大打撃やオリンピックの延期など大きな影響を及ぼしました。企業の業績等へのダメージも大きいため、就活はどうなるのか、採用は行われるのか気になる就活生も多いのではないでしょうか。今回は、政府より発表された2023年にの就職活動スケジュールに関するニュースについてご説明します。特に2021年、2022年中に就職活動を予定している学生の方は是非チェックしてください。

2023年卒向け就活スケジュール”政府の発表とは・・・

政府は10月29日に2023年春に入社する、現在の大学2年生の就職活動について、面接を6月に解禁する現行の就職活動と同等のルールの維持を決めました。また2023年卒だけでなく、2024年春に卒業する現在の大学1年生についても、同様のルールを継続する方針です。

政府の狙いは2つです。1つ目は、新型コロナウイルス の影響で雇用環境が悪化しており、ルール刷新に伴い、就活生及び採用側の混乱を避けるためです。2つ目は、抜本的な就活ルールの見直しについては、2025年春入社以降の就活を対象と見送り、これは混乱の回避と経済活動が再開してから行うことを想定していると考えられます。経団連は、将来的には通年採用を目指し、社会の人事制度見直しを目指しています。

具体的なスケジュールについて

現行の就活ルールは説明会など広報活動を大学3年の3月以降としています。そして、面接など選考活動は4年の6月以降、正式な内定を10月以降と定めています。ただし、このルールは経団連に所属している企業が足並みをそろえるスケジュールです。例えば、外資系企業やベンチャー企業は経団連に所属していないため、独自の採用スケジュールで、新卒採用を行っています。

まとめ

果たして今からいますべきことは?

就活シーズンのスケジュール変更がなかったことで、前例のない動き方を求められる必要はなくなり、ひと安心という方も少なくないでしょう。しかしスケジュールは変わらなくても、経済の影響を受けている日本社会において、必ず採用枠の変動は起こり得るでしょう。現に航空業界などが新卒採用を取りやめるなど、雇用環境に影響が出ています。就活解禁後スムーズに動き出すためにも、自分が何の仕事がしたいのか、その業界は採用を行っているのかなど情報収集を進めていきましょう。

この記事の著者

斎藤優

斎藤優

早大商学部卒業後、某大手人材会社にて新卒採用支援業務に従事。インターン企画運営、採用企画立案から媒体運用、説明会企画・運営、面接、内定者研修まで一貫して担当。個のキャリアアップを支援したいと思いから、国家資格キャリアコンサルタント取得し、より就活生に寄り添ったサポートを行っている。

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