前回までの講義では、ITについてご紹介をしてきました。

ITは、今後AIが発達しても機械に取って代わられることがなく、何が起きても需要が伸び続ける業界としてご紹介をしてきましたね。

今回の記事では、IT系の職種の他に、一般的に見て「将来なくならない仕事」とされている仕事についてご紹介をしていきます。進む道が決まらない方は、参考にしてみてください。

なくならない仕事の特徴

将来なくならないと予想されている職種の特徴は、人間ならではの心や感性、指先を使い、AIが真似をするのは難しいと考えられる仕事です。

そのため、機械では持ち備えていないような高いコミュニケーション能力や、人間ならではの心に寄った業務を必要とされる仕事は、この先なくなる可能性は低いでしょう。

ここからは、なくならない仕事の代表的な例を3つご紹介していきます。特徴を掴んでみてください。

なくならない仕事①:営業職

特別高い専門知識を必要としない営業職の仕事は、今後簡単にAIに取って代わられるのでは?と思われるかもしれません。

しかし、営業職の肝心な要素である「コミュニケーション能力」は、ロボットのプログラミングには真似できないスキルで、今後も人間の仕事として残り続けると一般的には見られています。

自分で数字を上げたり目標達成に執着する営業職の仕事に対して、ハードルが高いと感じられるかもしれませんが、将来的に考えても新卒からチャレンジしておくに越したことはないでしょう。

なくならない仕事②:教師

教師は、常に人と関わり接する仕事です。

例えば将来、人間そっくりのアンドロイドができても、教壇に立ってただ単に勉強を教えることはできるかもしれませんが、生徒同士のトラブル解決や悩み相談、進路面談などの繊細な仕事はそっくりそのまま真似することは難しいでしょう。

単に勉強を教えるだけではなく、生徒たちやその親御さんとの関係性をうまく築いていく必要がある仕事で、人に寄り添ったり気持ちを汲んだりする場面がとても多く、ロボットにはできない要素が多いといえるでしょう。

なくならない仕事③:介護士

日本では顕著な少子高齢化が進んでおり、介護の人材需要は年々増えています。

介護事業は直近5年間で1番従業員が増えている産業で、5年で40万人以上の人材が増えており、業界全体で劇的に人員拡大が進んでいます。

従業員が増えた産業第2位の病院と比べても、25万人以上の圧倒的な差を付けて人材の需要が高まっており、人材のニーズがここ数年で一気に高まった業界であると読み取れます。(※出所:2020年会社四季報業界地図 12ページ)

介護士の仕事には、人との関わり合いが不可欠で、コミュニケーション能力はもちろん、身体を使う場面も多く、手先を使う繊細な作業もたくさん含まれており、ロボットにはできないセンシティブな業務が大半です。

業界としても先行きが明るく、人材のニーズは高い状態が続いている今、介護士の仕事を極めておくと将来的に安定したキャリアを築いていけるでしょう。

時代の流れに沿った就職活動を 就活塾でも

AIに仕事が奪われるとよく言われていますが、まだまだ実感がわかない方も多いでしょう。

しかし、既に数年前には無かったような「セルフレジ」がコンビニやスーパーにおかれていたり、「ペッパーくん」などの人工ロボットが企業の受付を担当していたりと、人の仕事がだんだんAIに成り代わっていっていますよね。最近銀行の店舗が減ってきているのも時代の流れとして分かりやすいと思います。

このような流れで、今後も確実にIT環境の進展により社会は変化していきます。就活塾でもキャリアプランを重視しているところは、そうした背景をもとにした指導を行っています。

新卒のうちから需要のある仕事を見極めて就いておくと、そのスキルや知識は将来的に財産となり、安定したキャリアを築いていけると思います。そうした社会変化も意識して1度就活を俯瞰してみてください。

 


執筆者: 就活塾NAVIキャリアコンサルタント  長野
同志社大学商学部卒業後、大手人材会社にて企業側と就職希望者の両方のアドバイザーとして従事し、多数のマッチングを実現。キャリアカウンセラーの資格も有しており、単なる就活支援ではなく、キャリア形成や人生、将来展望を見据えた就職アドバイスを行っている。

 

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