内閣府が2020年7月30日に、2020年度の経済成長率が物価の動きを除いた実質でマイナス4.5%になるとの試算をまとめました。2020年初に閣議決定した見通しではプラス1.4%としていましたが、を大幅に下方修正する結果となりまいsた。新型コロナウイルス禍による景気の急落を感じさせる発表でした。このようにコロナウイルス拡大の影響を受け、業績を悪化している企業が多いです。業績が悪くなれば、採用意欲低下につながり、新卒の採用枠にも影響を及ぼす企業も一定数見られます。
そこで、今回はコロナ禍でも業績が悪化せず、成長中の3つの業界についてご紹介します。成長中の業界は積極採用の企業が多く、今後就職活動迎える就活生は是非チェックしてください。
成長業界①:デジタルトランスフォーメーション
デジタルトランスフォーメーション(通称:DX)は、デジタルテクノロジーを通じて、人々の生活を改革することを意味しています。主にIT関連の企業がソフトウェアやサービスを通じて顧客にDXの機会を提供していたり、コンサルティング業界が企業のDX推進を支援したり、ビジネスを展開しています。経済産業省が2025年までの企業のDXを推進するという方針を掲げており、コロナの影響を受けず、業界全体が成長しています。
成長業界②:AI
AIは業務の自動化や高度な分析業務等で使われており、様々な企業で導入が進んでいます。体面の接触を避けた新しい生活様式を実現するためにも、自ら考え予測できるAIが求められています。スタートアップ系の企業が多く、若手の採用に積極的な企業が多いです。エンジニアとしての就職を希望している就活生は、成長業界で自身のスキルを高め、エンジニアとしての市場価値を高めるための選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。
成長業界③:巣篭もり需要・在宅ワーク関連
外出の自粛、企業のテレワーク普及に伴い、在宅での巣篭もりニーズに対応したサービスの売上が伸長しており、いまやなくてはならない存在となりました。例えばフードデリバリーやEC、オンライン教育、オンライン診療などコロナ禍だからこそ、ニーズが拡大し、売上も拡大している企業群もあります。
テレワークの普及は、コロナ後でもワークスタイル、生活スタイルを変える可能性があります。在宅にいる消費者やユーザーに対して、遠隔で提供しているサービスも今後企業研究で注目してみるとよいでしょう。
いかがでしたか?
今回はコロナ禍で成長した3つの業界を紹介しました。コロナ禍というどの企業にとっても厳しい環境下で成長できるということは、経営基盤の強さを感じさせる就活生にとって嬉しい要素です。是非、企業研究の際は、コロナが業績に影響を与えたのかという点について調査してみるとよいでしょう。