就活塾NAVI

 第107回 志望動機が書けないときのコツ

目からうろこの就活必勝法


就職活動において、志望度が高い企業だけを受けるわけでなく、少し興味がある、滑り止め、本番に向けた練習など様々な思惑で、志望度が高くない企業の選考に参加するケースがあります。そのような企業に対しても、エントリーシートで志望動機を書かなくてはいけません。志望度の高い企業はスラスラ志望動機がかけるけど、志望度の低い企業の志望動機を書くのに苦労しているという就活生は少なくありません。今回は、志望動機の書き方に困ったときや、志望度が低くても説得力が高い志望動機を記載する3つのテクニックを紹介します。就職活動中で志望動機の書き方に困っているという方は必見です。

まず初めに、なぜ志望動機が思い浮かばないのでしょうか。その原因は、企業研究不足(その企業の強みや特徴を把握していない)、自己分析不足(企業のビジネスや風土が自分の性格などにフィットしているか分からない)、この2点が原因です。そのためこの原因の解決することで、志望動機を作成することが可能です。

テクニック1:企業の特徴や強みについて調査する

志望度が高くない企業のため、工数や時間を多数かけるのはもったいないので、短時間でその企業や業績、マーケット環境について調査する方法を紹介します。多くの企業が決算資料や株主向けのIR報告資料をHPに掲載しています。その資料には、企業の業績やマーケット環境、今後の戦略等が記載されています。そのような資料を読み解くことで、企業に対する理解度向上、自分の関心ポイントの発見につながることが期待できます。

テクニック2:企業と自分の共通点を見つける

自己分析というのは、就活前の準備段階や、様々な企業の選考を経て深まっていくものです。自分がどのようなことに関心を持つのか、これまでの経験でモチベーションにつながったはどんなケースか、など考えるポイントがあります。その企業のビジネス戦略や求める人物像などを照らし合わせ、自分との共通点を見つけるという考え方で企業について研究すると良いでしょう。その結果、自分がその企業に入って何をしたいか、どんな人間になりたいのかを考えるきっかけになります。

テクニック3:説得力の高い志望動機は、結論→理由、背景→ビジョンという構成

このような書き方で志望動機を書くことで、長すぎず、わかりやすく論理的な印象を見受ける志望動機となります。まずは単的に結論を述べ、その結論に至った理由や経験、自身の性格などの裏付けを付け加え、最後に”入社してどうなりたいか、どんな仕事がしたいか””自身の強みがどう活かせるか”という入社後イメージを記載すると良いでしょう。

この記事の著者

斎藤優

斎藤優

早大商学部卒業後、某大手人材会社にて新卒採用支援業務に従事。インターン企画運営、採用企画立案から媒体運用、説明会企画・運営、面接、内定者研修まで一貫して担当。個のキャリアアップを支援したいと思いから、国家資格キャリアコンサルタント取得し、より就活生に寄り添ったサポートを行っている。

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