就活塾NAVI

第111回 ”企業研究””業界研究” 3つのポイント

目からうろこの就活必勝法


就職活動において、重要とされる”企業研究”や”業界研究”。とはいえ、どのように進めればよいのか迷っている就活生も少なくないでしょう。今回はそんな”企業研究”や”業界研究”を進める上での3つのポイントを紹介します。”企業研究”や”業界研究”を進めることで、エントリーシートの志望動機が書きやすくなったり、面接でうまく対応できたりとメリットがたくさんあります。スキルを身につけ、希望の就職先から内定をゲットしましょう。

①経済新聞でのリサーチ

特に代表的なのが、日本経済新聞などを中心とした経済に関する新聞の講読です。新聞は就職活動だけでなく、就職後も講読を進める企業が多いです。”企業研究”や”業界研究”の方法として、利用を推奨するのがオンライン版です。オンライン版では、過去の記事など含めてキーワード検索ができるため、企業名や業界でリサーチすると関連記事を即座に確認することができます。紙媒体の記事ではできないことですので、便利な機能を使いこなしましょう。また大抵のアプリケーションでは、1IDで複数のデバイスから閲覧が可能です。そのため両親が契約されていたりする場合は、自身で契約する必要がなく利用できます。

新聞と就活塾生

②企業のホームページを確認

企業のホームページで、会社概要や商品ページ、採用ページを見る方が多いでしょう。しかし実は”企業研究”や”業界研究”を進める上で、要チェックなのがIR関連資料です。IR関連資料とは、投資家に対して、決算の状況や4半期ごとなどのタイミングで事業の進捗を報告している資料です。そこには、企業の戦略や業界の動向等記載されています。「なぜこの業界を志望するのか」「●●業界の中でなぜA社を志望するのか」などを考える際に、うってつけの資料と言えます。

③雑誌の購読

経済、ビジネス関連の雑誌は様々な種類があります。例えばIT業界を志望していれば”日系コンピューター”など業界に特化した雑誌もあります。雑誌編集者が独自の目線から、業界のこと、企業のこと、経済全般のことなどを書き、販売されています。自分が志望している業界の今後の動向について書かれていたり、国内の景気動向をアナリストが予測していたりと、就活全般に活かせるコンテンツが含まれています。1冊1,000円以下で購入可能ですし、メジャーな雑誌は図書館などでも読めるので是非チェックしてみてください。

この記事の著者

斎藤優

斎藤優

早大商学部卒業後、某大手人材会社にて新卒採用支援業務に従事。インターン企画運営、採用企画立案から媒体運用、説明会企画・運営、面接、内定者研修まで一貫して担当。個のキャリアアップを支援したいと思いから、国家資格キャリアコンサルタント取得し、より就活生に寄り添ったサポートを行っている。

この著者の最新の記事

関連記事

ページ上部へ戻る