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企業の人事担当者は履歴書のどこを見ているのか?

就活を行う上で、必ずといっていいほど企業に提出を求められるのが「履歴書」です。履歴書は学生生活ではそれほど馴染みのある文書でもありませんし、記入するのに大変な手間と労力が必要になります。応募する企業が多ければ何枚も書く事になりますので、履歴書を書くのが苦手で億劫だという人も多いでしょう。また、「履歴書はどんなふうに書けばいいの」とか「企業の人事担当者は履歴書のどこを見ているの」という疑問もあるかと思います。ここでは履歴書のポイントや書き方のルールを具体的にご説明しますので、魅力的な履歴書を作成して内定を勝ち取ってください!

履歴書とは自分自身の紹介状

そもそも企業はなぜ履歴書の提出を求めてくるのでしょうか。企業は人材を採用する上で様々な情報を必要とします。それは選考時に合否を判定するためのデータや、入社後の配属や給与・福利厚生などを決定するための情報です。履歴書は就活で企業に提出する書類の中で最も基本的で多くの個人情報が記載されています。履歴書とは企業に対してあなた自身を紹介する紹介状であり、入社後の人事データの基礎となるものなのです

履歴書の出来で就活成功の5割は決まってしまう?

履歴書はあなた自身を映す鏡です。適当な履歴書しか書けなければ、企業の人事担当者には適当な人物としてしか映りません。選考の際に適当な人物と思われてしまって、どうして内定をもらうことができるでしょうか?人間の第一印象を変えることはかなり難しい事を考えれば、履歴書を提出した時点で合否の半分は決まってしまうと言っても過言ではありません。入社したいという強い思いを込めて丁寧に書くよう心がけましょう。

履歴書は100点満点で当たり前の減点方式

履歴書は用紙やフォーマットがある程度決まっています。更に自由に記入できる欄も多くはありません。ですから人によって記入した内容は違っていても、出来栄えにさほど違いは感じられないかもしれません。履歴書はどの企業に提出するにしても毎回ほとんど同じなので、さほど力を入れていないという人もいますがそれは大きな間違いです。フォーマットが決まっていて出来栄えに違いが出にくいからこそ、履歴書は出来ていて当たり前の書類なのです。記入の仕方やポイントを外した履歴書は悪い意味で目立ちます。履歴書で不備やミスがあるような人と仕事をするのは不安だと思われても仕方がないのです。

履歴書の書き方マニュアル

履歴書はビジネス文書ですから、ルールに則って作成されていなければなりません。これまでにあまり馴染みのない文書ですから書き方もわからず戸惑うと思います。まずはしっかりマニュアルを読んでルールを覚えましょう。アルバイトの応募で履歴書を書いたという人もいるでしょうが、やはりそれは就活の履歴書とは違います。最初は時間がかかるかもしれませんし、書き間違えることもあるでしょう。しかし慣れてくれば、丁寧に書いてもそれほど時間もかからなくなってくると思います。

履歴書には書き方のルールがある

履歴書は専用の用紙が有り、どこに何を記入すればよいかが書いてあるので、特にマニュアルは必要ないという人もいるかもしれません。ですが、履歴書には書き方のルールがありますので、自分勝手に書いていいというものではありません。ルールから外れた記入方法で書いてある履歴書は悪い意味で目立ちます。社会人としての常識がないと思われても仕方がありません。また、あやふやな知識で記入すると途中で書き間違える原因にもなります。必ず一度はマニュアルを読んで記入の仕方をしっかり覚えるようにしましょう

履歴書の用紙・筆記用具について

履歴書には学校の指定用紙と市販の用紙があります。学校の指定用紙がある場合は、キャリアセンターで記入例をもらうとよいでしょう。市販の用紙を使う場合は基本的にはどれでも構いませんが、用紙をパソコンで印刷するのは紙が薄くて見栄えが悪いのでお勧めできません。転職ではワープロの履歴書も一般的にはなりましたが、新卒はまだまだ手書きが主流です。筆記用具は黒のボールペンか万年筆で記入しましょう。消せるボールペンやシャープペンシル・鉛筆での記入は厳禁です。

基本情報(氏名・住所等)の書き方について

氏名や住所は略字や略称ではなく正式なものを記入しましょう。例えば名前の「高」と「髙」の字はきちんと使い分ける必要がありますし、住所の番地も「3-3-5」などではなく「3丁目3番地の5」などと記入しましょう。なお、履歴書の年月日については事前の提出であれば提出日を、面接時の提出であれば面接日を記入します。西暦・和暦はどちらでも構いませんが学歴・社歴欄の西暦・和暦とは統一しましょう。氏名の横に印鑑欄がある場合は押印を忘れないようにしましょう。

顔写真について

履歴書の顔写真は第一印象にも繋がりますので、できればインスタント写真よりは街の写真屋さんで撮ってもらうことをお勧めします。スマホの自撮り写真などはNGです。写真が履歴書の枠より大きい場合はサイズに合わせてカットしますが、その場合もハサミで切らずに定規を当ててカッターナイフで綺麗に切りましょう。用紙には写真が剥がれないようにしっかりと糊付けしますが、念の為に写真の裏に氏名と学校名を記入しておきましょう。

学歴・職歴の書き方について

学歴・職歴については以下のとおりです。
————————————————–
学歴
平成○年3月:○○町立○○中学校卒業
平成○年4月:私立○○高等学校普通科入学
平成○年3月:私立○○高等学校普通科卒業
平成○年4月:○○大学○○学部○○学科入学
平成○年3月:○○大学○○学部○○学科卒業見込み
《 一行開ける 》
職歴
なし
以上
————————————————–
学校名は省略しないようにして県立・私立なども記入し、高校は高等学校と記入するようにしましょう。高校卒業後に浪人した場合も予備校については時に記入する必要はありません。アルバイトは職歴にあたりませんので、新卒は職歴「なし」が一般的になります。職歴の後は次の行の最後に「以上」を忘れないように記入します。
なお、入学・卒業の年度を確認するには下記のサイトなどを活用するといいでしょう。
(マイナビエージェント社)https://mynavi-agent.jp/webentry/year.html

趣味・特技・資格の書き方について

趣味や特技については大会優勝などのアピールできるものでなければ、マイナーなものを無理して書くよりは、読書やスポーツなどの一般的なものの方が無難でしょう。資格については希望する企業や仕事内容に直結するものや、取得難易度の高いものから書くようにしましょう。有資格者が優先される職種や、事務系職種希望者の簿記・パソコン資格などは、未取得であっても「○月所得取得予定」などと取得に向けて前向きに取り組んでいることをアピールしましょう。

志望動機の書き方について

履歴書の志望動機欄についてはさほど記入するスペースがないこともありますから、要点を絞って記入するようにし、面接時にしっかりと内容を補足説明できるようにしましょう。だからといってどの企業でも通用するような曖昧な志望動機ではなく、熱意が伝わるものでなければ意味がありませんから、ここはしっかりと考えをまとめて企業にアピールできるようにしましょう。相手企業の経営理念や企業方針に理解し共感できていることが示せるものなどはいいかもしれません。
○自己紹介・備考欄について
自己紹介などについても記入欄が限られてますから、細々と書くよりはこれだけは負けないという自分のアピールポイントを書くようにしましょう。日頃から自分の長所や特長は何かという自己分析をしっかりしておいて、企業の社風や入社後の仕事内容とマッチしている内容を書けば大きなアピールになるかもしれません。取り立てて書く事がなくても「元気と真面目さは誰にも負けません」など社会人として大事な要素が備わっていることは書いておくべきでしょう。

履歴書を書くときの注意事項

履歴書を書く上で気をつけなければならないポイントは他にもあります。せっかく良い内容の履歴書が書けていても、こういったポイントが外れていれば企業の人事担当者に悪い印象を与えてしまうことにもなりかねません。ここで述べる注意事項は、履歴書のポイントというだけでなく社会人としてのマナーの基礎知識でもあります。当たり前のことが多いですが、就活は常に謙虚さと誠実さを持って取り組むように心がけましょう。

誤字・脱字は絶対にNG!

履歴書などの応募書類を記入する上で一番注意しなければならないことは、誤字・脱字です。特に履歴書は入社後も残る書類なので、誤字・脱字があれば入社後もずっと恥をかくようなことになります。また、金融系など金銭を扱う企業は誤字・脱字に敏感なので、それだけで書類アウトになってしまう恐れもあります。うろ覚えや間違って覚えている字もありますから、少しでも不安な字は辞書を引く、あらかじめ別の紙に下書きをしてから記入するなどの癖をつけるようにしましょう。

途中で書き間違えたときはどうしたらいい?

履歴書は全部記入するとかなりの労力ですから、途中で書き間違えるとショックも大きいと思います。そんな時は訂正や修正して出してもいいのでしょうか?結論から言えば最初から書き直すべきです。履歴書は自分を映す鏡と述べましたが、修正・訂正したような履歴書を見て相手企業の人事担当者はどう思うでしょうか。大変ではありますが書き間違えた分は下書きだと切り替えて、今度は間違えないように丁寧に書き直しましょう。但し、企業からの指定用紙で書き直しができないような場合は、修正液で訂正するのではなく二重線+訂正印で訂正するようにしましょう

履歴書って書き溜めてもいいの?

履歴書は一枚記入するのに時間がかかりますから、暇なときに書き溜めておくのはどうでしょうか。これも実は難しいところで、基本情報や学歴など大半の部分は同じ内容を書くのでいいのですが、日付と志望動機だけはそうはいきません。応募する日程や企業にあわせて記入しなければいけないので、記入するペンやその時の体調などで後から書いた部分だけ字の色や筆跡が変わってしまうこともよくあるのです。よほど気をつけていれば別ですが、書き溜めておいた履歴書だなと企業側に気づかれてしまえば、それこそ志望度を疑われてしまいます。そう考えれば、履歴書はその都度記入する方が良いかもしれません。

企業に提出する前に誰かに見てもらおう

文章は人それぞれ癖があります。自分ではきちんと出来ていると思っても第三者から見ればおかしな文章になっていることも多いものです。履歴書も予め下書きしたり、書いた後に見直して誤字脱字がないかチェックするなど大事なことがありますが、さらに企業に出す前にキャリアセンターの先生やご両親などにチェックしてもらうといいでしょう。もちろん書き直すこともありますから、企業に提出する直前ではなく事前にチェックしてもらっておくことも重要です

履歴書の書き方まとめ

履歴書は企業に対して自分自身を最初にアピールする重要な書類です。作成にも時間や労力が必要で、書き方にも細かなルールや気遣いが求められます。履歴書を書くのは大変で嫌いだという人も多いですが、逆にしっかりとした履歴書を企業に提出できれば、自分自身の志望度や社会人としてのマナーなどを企業にアピールできるチャンスにつながります。履歴書の記入で気をつけることはビジネス文書のルールなどで共通する部分も多くありますから、マニュアルをしっかり勉強してライバルに差をつけましょう!

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