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オンライン面接の私服指定:就活でどう解釈すべき?

就活で、新型コロナ感染拡大を機に、オンライン面接(Web面接)が一般的になりました。

その面接で企業から「私服で構いません」と言われることがあります。しかし、これはあくまで「ビジネスシーンで許容される範囲内の私服」を意味します。

企業が私服を指定する理由としては、自由な職場・社風を応募者にアピールしたいという意図があることが多いです。その言葉を真に受けてラフな服装で面接に臨むと、面接官に対する敬意が欠けていると見なされる可能性があります。そのため、オフィスカジュアルを意識した服装を心がけることが重要です。この記事では、オンライン面接での私服指定について、どのように解釈し、どのように対応すべきかについて詳しく解説します。

– この記事を読んで得られること-

オンライン面接で私服指定がある企業の意図とは

オンライン面接でも対面の面接と同じように服装のマナーが重要

オンライン面接で私服を選ぶ際のポイント

ビジネスマナーに適した服装とは?

オンライン面接(Web面接)で私服は許されるのか?

オンライン面接 服装の基本

オンライン面接で選ぶべき服装は、基本的には対面の面接の服装と同じです。自宅で面接を受けるからといって、私服で臨んでよいわけではありません。オンラインでも面接に変わりはないため、服装面でも面接のマナーを守る必要があります。
Web面接でも男女共に、スーツスタイルを選ぶのが基本です。黒・紺・グレーなど、ビジネス向けの落ち着いた色を選ぶのがおすすめです。

ただし、「服装自由」「私服でお越しください」などと特別な指定がある場合もあります。これらは言葉のニュアンスや、企業の業界特性などによっても捉え方は変わりますので、以下で解説していきます。

 

「服装自由」「私服可」の解釈と対応策

「服装自由」や「私服可」と指定された場合どう解釈したらよいか悩む人もいるでしょう。こうした場合、基本的にビジネスマナーに適した服装を選ぶことが大切です。特に、日本の就活文化では「就活=リクルートスーツ」の考えが一般的であり、面接官の中には服装を重視する人もいます。そのため、「服装自由」や特段の指定がない場合、まずはリクルートスーツの着用が無難です。

ただし、近年はテレワークの普及により脱スーツを謳う企業も増え、スーツに対する考え方も変わって来ています。

株式会社リクルートが2018年に行った調査によると、「服装自由」を指定した人事担当者のうち「オフィスカジュアル」を想定していた人は55.6%で、スーツは42.7%です。

「服装自由」と指定した選考時には、どんな服装で来てほしいですか。

画像引用:面接・会社説明会の「私服」「服装自由」、どんな服装で行けばいい?【人事にアンケート】 – リクナビ就活準備ガイド

※調査期間:2018年5月25日~5月28日
※回答者数:500名

したがって、自分が志望する業界に合わせた服装を事前にリサーチし、時と場所、場合に合わせて行動や言動をわきまえる「TPO」を考えて服装を選びましょう

 

「私服でお越しください」と明確に言われた場合

企業から「私服で来るように」「スーツ禁止」と明確に指示された場合、スーツは辞めておいたほうがよいでしょう。この場合、会社の指示に従えない人物、あるいは臨機応変に対応できない人だという印象を持たれる可能性があります。

ただし、「私服でお越しください」と明確に言われた場合でも、オフィスカジュアルな服装で面接に臨むようにしましょう

その指定はあくまで「ビジネスシーンで許容される範囲内の私服」を意味します。企業が私服を指定する理由としては、自由な職場・社風を応募者にアピールしたいという意図があることが多いです。

しかし、その自由さに流されてラフな服装で面接に臨むと、面接官に対する敬意が欠けていると見なされる可能性もあります。そのため、オフィスカジュアルを意識した服装を心がけることが重要です。どのような場合でも、他業種の人、さらに目上の人と会った場合に失礼に当たらない服装がベストです。また、自分が志望する業界に合わせた服装を事前にリサーチし、TPOをわきまえた服装で面接を乗り越えましょう。

 

オンライン面接 私服指定の意図

オンライン面接で「私服で構いません」と指定される企業の意図は、あなたの個性や日常のスタイルを見たいという意味があります。しかし、それはあくまで「ビジネスシーンで許容される範囲内の私服」を指します。企業が私服で面接を行う理由としては、自由な職場・社風であることを応募者にアピールするためや、リラックスした状態で面接に臨んでほしいという意図があります。

特に、インターネットや広告、マスコミやアパレル、出版などの業界では、プロデューサー、デザイナー、ディレクター、アパレルの店舗スタッフなどの職種で私服での面接が指示されることが多いです。これらの職種では、クリエイティブな仕事で独自性が求められたり、店舗の見本となって自社製品を着こなせるファッションセンスが求められたりします。

しかし、私服指定であっても、あまりにも普段着やラフな格好だと、敬意が欠けると悪い印象を与えてしまいかねません。そして面接の場はビジネスの場であることから、私服であっても多少フォーマルな印象を与えるものが好ましいです。このような点から、私服指定であってもジャケットは必須だと考えられています。

つまり、企業が「私服で構いません」と指定する場合でも、その背後にはあなたの個性やビジネスシーンでの自己表現を見たいという意図があります。しかし、それはあくまでビジネスシーンで許容される範囲内の私服を指します。だからこそ、見た目に気を遣って服装でマイナス評価されることがないようにしましょう。

 

オンライン面接 私服指定の業界と職種

オンライン面接における私服指定は、主にインターネット、広告、マスコミ、アパレル、出版などの業界で見られます。これらの業界では個性や独自性も評価軸にあり、就活生のファッションセンスも見たいというニーズがあります。

特に職種としては、プロデューサー、デザイナー、ディレクター、アパレルの店舗スタッフなどが挙げられます。これらの職種では、クリエイティブな仕事で独自性が求められたり、店舗の見本となって自社製品を着こなせるファッションセンスが求められたりします。

こうした企業から私服指定と言われても、どこまでラフなスタイルが許容されるのかは、その企業によります。やはり一般的には、ビジネスマナーが守られ、清潔感があり、取引先の目上の人に会ったとしても失礼に当たらない服装、つまり「オフィスカジュアル」が無難です。

 

Web面接 スーツ上だけはどう?注意点

Web面接では、上半身しか画面に映らないため、下半身の服装をおろそかにする人がいるかもしれません。しかし、全身の身だしなみを整えておくことが推奨されています。何らかのトラブルで下半身が映ってしまう可能性もゼロではないため、上下ともにスーツを着用することが望ましいです。

また、自分の気が緩んでしまうなどのデメリットもあるため、万が一に備えるという意味でも全身の身だしなみをきちんと整えましょう。カメラの画質や部屋の明るさによっては顔が暗く写ってしまい、印象が暗くなってしまうこともあるので、事前に画面上の写りを確認しておくとよいでしょう。

その他、就活オンライン面接での注意点

Web面接における私服指定の注意点として、以下の要素が重要となります。

清潔感のある服装を意識する:

面接の服装を決める際に最も重視すべきポイントは、清潔感です。シワやシミがある服を着るのは避け、爽やかな色や自然なシルエットを意識することが求められます。

ヘアスタイル・メイク・ひげに注意:

オンライン面接では、服装以外の見た目にも気を配らなければなりません。髪の毛はお辞儀の度に垂れないように結ぶまたはワックスを付ける、髭は剃って清潔感を出す、メイクも身だしなみを整えるうえでのマナーなので、しっかりと行いましょう。

以上のポイントを踏まえ、オンライン面接でも対面の面接と同じように、上半身・下半身ともに服装をきちんと整えることが大切です。

 

オンライン面接(Web面接)で私服を選ぶ際のポイント

オフィスカジュアルの選び方

オフィスカジュアルは、スーツほど堅苦しくないスタイルで、働くうえで清潔感や誠実感がある服装のことを指します。業種や職種によっては、スーツ指定ではなく私服が指定される場合があります。このような場合は、オフィスカジュアルのスタイルが推奨されるのは、先に述べた通りです。

男性のオフィスカジュアルのポイントは、モノトーンで落ち着いた色合いにすることと体型に合った服装にすることです。モノトーンにすることで清潔感や誠実感を演出しやすく、体型に合った服装も身だしなみを意識するうえで大切なポイントになっています。夏であればジャケットなしでもいいですが、基本的には襟付きのシャツやジャケットを羽織ってビジネススタイルに寄せることをおすすめします。

女性の場合もできる限り襟付きのシャツを身につけたうえで、ジャケットやカーディガンを羽織るようにしてオフィスカジュアルなスタイルにまとめます。色合いとしては、黒や紺、ベージュや白などのベーシックカラーでまとめると良いでしょう。

 

ジャケットの選び方

ジャケットの選び方は、特に面接官に与える印象に大きく影響します。基本的には、対面の面接と同じように、ビジネス向けの落ち着いた色のジャケットを選ぶのが無難です。黒・紺・グレーなどがおすすめです。

また、面接中はジャケットのボタンをすべて留めるのがマナーです。袖口からシャツやインナーを見せる必要もありません。華やかな色のジャケットやスーツは、面接で着る服装には向きません。

企業側からスーツを指定されている場合、当然スーツ着用で対応しなければいけません。スーツの色としては、一般的に黒や濃紺、ダークグレーが推奨されていますが、オンライン面接の場合は、カメラ映りを意識した黒もおすすめです。

 

画像引用: Be connect

 

Web面接 夏の服装

夏のオンライン面接では、服装にも季節を意識した選択が求められます。オンライン面接で着るスーツの色は、落ち着いた印象を与えるダークカラーがおすすめです。無地の黒・紺・グレーを選びましょう。金融業界やホテル業界では堅いイメージの服装が好まれるため、シックな装いを意識するのがポイントです。夏場でも、できるだけスーツを着た方がよいでしょう。

2つボタンのスーツの場合、一番上のボタンのみを留めます。3つボタンのスーツでは真ん中のみを留めるか、一番上と真ん中を留めましょう。ポケットのフラップは出したままで構いません。

オンライン面接で着用するシャツは、白を選ぶのが基本です。柄物・色付きボタン・ボタンダウンは、カジュアルな印象を与えるため避けましょう。シャツの一番上のボタンは留めるのがマナーです。どうしても息苦しくなる場合は、シャツ自体のサイズを変更するか、セミオーダーで首回りのサイズを調整しましょう。

繰り返しになりますが、服装自由といわれた場合、オフィスカジュアルが基本です。
男性がオフィスカジュアルを選択する場合は、ジャケット・シャツ・チノパンの組み合わせにするとよいでしょう。シャツの裾はパンツに入れます。ネクタイは着用しなくても OK です。夏場は半袖やポロシャツを着ても構いません。
女性がオフィスカジュアルを選択する場合は、ジャケット・ブラウス・スラックスの組み合わせにするとよいでしょう。ブラウスの裾はスラックスに入れます。夏場は半袖や薄手のブラウスを着ても構いません。

ジャケットなしは?夏の注意点

Web面接では服装は特に指定されないことも多いため、ジャケットなしでもいいのかと思われがちです。しかし、服装の指定がなかったとしても、ビジネスシーンに合ったきちんとした服装を心がける必要があります。

そのため、スーツ指定であった場合はもちろん、私服指定であったとしてもオフィスカジュアルを意識して、ジャケットなしではなくジャケットを羽織って面接に臨みましょう。特に夏場は暑さでジャケットを脱ぎたくなるかもしれませんが、ビジネスシーンではジャケットを着用するのが基本です

また、Web面接は服装が自由で良いとされる場合があるほか、自宅など好きな場所で面接を受けることができます。そうするとリラックスした環境で面接を受けられることから、気が緩んでしまう人もいるのです。気が緩んでいると自分の熱意や本気を十分に伝えられなくなってしまうため、採用見送りになる可能性もあります。そのため、身だしなみをきちんと整えることで、対面方式の面接と同じくらい気を引き締めて面接に臨むことができるでしょう

 

オンライン面接での背景の選び方

オンライン面接では、背景の選び方も重要な要素となります。自室で面接を受ける場合、プライベートや生活感が丸見えとなってしまうような背景は避けた方が良いとされています。せっかく服装をキレイに整えていても、思わぬイメージを面接官に与えてしまう可能性もあります。そのため、無地の背景が望ましいです。無地の背景は、アプリによって設定できる場合もあるため活用しましょう。また、部屋全体が暗いと暗い印象を与えてしまうため、部屋全体を明るくしておくことも大切です。

また、オンライン面接では、事前のカメラチェックが必須です。テストをせずにいきなり面接に臨むと、最初にさまざまなものが映り込んでしまう恐れがあります。カメラの映りをチェックする際は、明るさと背景を重点的に確認しましょう。部屋の片付けが面倒な場合は、バーチャル背景を設定するのもおすすめです。ただし、切り替える際に背景が一瞬映り込む可能性もあるため、念のため部屋は事前にきれいにしておきましょう。

 

就活オンライン面接(Web面接)は私服でよいのか?まとめ

以下に、本記事の主要なポイントを箇条書きにまとめます。

  • オンライン面接でも対面面接と同じ服装が基本
  • 男女共にスーツスタイルを選ぶのが基本
  • 「服装自由」「私服可」の場合でもビジネスマナーに適した服装を選ぶ
  • 「服装自由」を指定した人事担当者のうち「オフィスカジュアル」を想定していた人は55.6%
  • 私服指定は主にインターネット、広告、マスコミ、アパレル、出版などの業界で見られる
  • プロデューサー、デザイナー、ディレクター、アパレルの店舗スタッフなどの職種では私服での面接が指示されることが多い
  • Web面接では上半身しか映らないが、全身の身だしなみを整えることが推奨されている
  • 「私服で構いません」と指定される企業の意図は、あなたの個性や日常のスタイルを見たいという意味がある
  • 男性のオフィスカジュアルのポイントは、モノトーンで落ち着いた色合いにすることと体型に合った服装にすること
  • 女性の場合もできる限り襟付きのシャツを身につけたうえで、ジャケットやカーディガンを羽織るようにする
  • ジャケットの選び方は、特に面接官に与える印象に大きく影響し、ビジネス向けの落ち着いた色のジャケットを選ぶのが無難
  • 夏のオンライン面接では、服装にも季節を意識した選択が求められる

以上、Web面接での服装選びについてのポイントをご紹介しました。Web面接でも、対面の面接と同じくらいの気持ちで臨むことが大切です。服装はその一部ですが、自分自身を最高に見せるための重要な要素です。しっかりと準備をして、自信を持って面接に臨みましょう。

また、就活塾では、面接対策の指導はもちろんのこと、各社このような身だしなみについてのアドバイスも実施しています。興味ある方は是非そちらも検討してみてください。

参考記事: 就活塾とは?

この記事の著者

斎藤優

斎藤優

早大商学部卒業後、某大手人材会社にて新卒採用支援業務に従事。インターン企画運営、採用企画立案から媒体運用、説明会企画・運営、面接、内定者研修まで一貫して担当。個のキャリアアップを支援したいと思いから、国家資格キャリアコンサルタント取得し、より就活生に寄り添ったサポートを行っている。

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