「就活で有利な資格は何ですか?」人事採用担当時代には、このような質問を多くいただいた記憶があります。正直に申し上げて、有利な資格はいくつかありますし、必ず取得しておいた方が良い資格もあります。

今回は、就活前に取っておきたい資格について、今後の社会人としてのキャリア形成も意識した内容として解説させて頂きますので、是非参考にしてみて下さい。

スポンサーリンク

1.就職におすすめの資格その① 運転免許証

いきなりですが、必ず取得しておいた方が良い資格として、運転免許証を挙げさせていただきます。当たり前だと思われる方々もいらっしゃるかと思いますが、首都圏出身の学生の場合は、ちらほら未取得の方々を見かけることがあります。首都圏は交通の便が非常に良いので、生活する上で車は必須では無いのが事実です。

しかしながら、会社に入ると、営業職であれば、高い確率で車を運転する機会があります。公共交通機関で営業できるエリアもありますが、急な地方出張の際のレンタカー対応ができなくなりますし、営業エリアを狭めることに繋がります。

また、新卒では車が必要の無い仕事でも転職が必要となった場合は、車の免許が無いことで、受験できる企業が狭まってしまいます。運転免許証の取得には時間とお金が必要になりますので、できる限り就活前に取得するようにして下さい。

2.就職におすすめの資格その② TOEIC800点台

toeic英語の資格で人気のTOEICですが、資格欄に書くのであれば、800点台は欲しいところです。800点は一般的に上級レベルとされる領域ですが、海外とのやり取りが発生する仕事であれば、800点台が最低ラインだと感じています。点数の構成においては、文法よりもリスニングパートで9割くらいの得点率で800点台を取って頂けると良いかと思います。

海外のビジネスパートナーとのやり取りではヒアリングができなければ、仕事になりません。ヒアリングができなければ、質問やディスカッションもできないので、リスニング力が無ければかなり苦労することになります。英語耳を作るのには、かなり時間と根気が必要ですので、就活前に特訓しておくことをお勧めします。

自己PRでは、「海外とのやり取りを意識して、リスニングに重きを置いて勉強し、800点台を取得しました。」と、人事担当者にアピールできれば好印象でしょう。

3.就職におすすめの資格その③ 日商簿記3級

日商簿記3級はその資格の勉強を通して、ビジネスにおけるお金の流れを正しく学ぶことができる優れた資格です。ビジネスでは商売の種となる仕入れが発生し、その後、顧客に対してサービスや物の提供により売りが発生し、利益を獲得するという流れが一般的となります。その繰り返しをしっかりと把握し記録することで、健全で透明性の高い経営や商売を実現することができます。

従って、経理や財務等のコーポレート系の職種を目指す場合は当然ですが、営業系のキャリアを目指す場合も簿記を通して学ぶ基礎知識は役に立つ場面が多いです。特にマネジメントクラスになると自部門の成績をしっかりとお金の流れを理解した上で分析できなければなりません。

自己PRでは、「お金の流れを正しく理解することが、ビジネスの基本だと心得ています。」と、人事にアピールできれば好印象でしょう。

4.就職におすすめの資格その④ 日経TEST

経済日経TESTは日本経済新聞社と日本経済研究センターが主催しているテストになります。内容としては、経済の基礎知識に加え、それを活かすためのビジネス力を測ることを目的とした資格となります。

ビジネスパーソンとしてキャリアアップを目指す上で、経済の基礎知識はパソコンの基本操作と同じくらい大切な要素となります。
全てのビジネスは大きな経済の流れの中にあり、その流れに上手く乗り続けることが求められます。例えば、これから円安に向かう経済情勢にも関わらず、円高に合わせたビジネスでは上手くいかないでしょう。

経済情勢を読み解くには、経済の仕組みや何が要因で経済の流れが変化するかを体系的に理解しておく必要があります。常にビジネスチャンスを掴むことのできるビジネスパーソンは、経済を教養として身に付けています。少し堅苦しい説明になりましたが、解らなかったことが解るようになる。立てた予測通りに物事が進んでいく。このような状況は非常にわくわくします。

自己PRでは、「社会に出るにあたって、経済を学ぶことは当たり前だと思い資格を取得しました。」と、アピールできれば好印象でしょう。

5.就職におすすめの資格その⑤ FP3級

ファイナンシャルプランナー(FP)3級では、これからの人生においてお金と上手く付き合うための基礎基本を学ぶことができる優れた資格です。保険や年金、税金といった、複雑で食わず嫌いになりがちな分野を正しく理解し、人生設計を緻密に組み立てるための準備をすることに役立ちます。

日本の義務教育の範囲では、お金について学ぶ機会が無く、損をしている社会人が多く居るように思います。年収が高ければ生活が充実するということは決してありません。逆に人生設計がしっかりと組まれていれば、一見年収が低くても、老後も含めて充実した人生を送ることも可能です。

保険や家を買うという場面では、もう少し時間を掛けて知識を身に付け判断したいとを度々思いますが、時間が無く、煮え切らない状態で結論を出すこともあります。本来は正しい知識を基に判断できることが望ましいです。私生活をしっかりと成立させ、仕事を通した自己成長に集中できるように、今のうちからお金の勉強をしっかりされることをお勧めします。

6.まとめ

就活前に取っておきたい資格について、社会人としてのキャリア形成に役立つものを主軸に紹介致しました。資格の勉強には少なからず自分の大切な時間を費やすことになります。

知識は使ってこそ身に付き、知恵と変わっていきます。闇雲に資格の勉強をするのではなく、これからの人生、キャリアをイメージした上で必要と感じる資格に集中するようにしましょう。

スポンサーリンク