- 2012-11-19
- 2022-10-8
- 目からうろこの就活
第14回 就活で求められる「コミュニケーション力」とは?
就活において、重要視されるコミュニケーション力とは
―相手の立場にたって「聴く」「話す」―
ということです。
当たり前のようですが、この当たり前なことが非常に重要で、
社会から強く求められることなのです。
皆さんは、以下の「聴く力」「話す力」十分持っていますか?
◆聴く力
相手の心に耳を傾ける「聴く力」は4つの要素に分けられます。
① 同意する
誰かに話を聞いてもらえている間、「きちんと聞いてくれているかな?」
「わかってくれているかな?」と気になりますよね。だから、「うんうん」と
うなずいたりあいづちを打ったりして相手を安心させる“同意する力”は重要なのです。
② 関心をもって受け容れる
どんな意見でも「それがあなたの意見なのですね」と関心をもって丁寧に受け取ることは
大事なことです。途中で口を挟まずに、最後まで相手の話に耳を傾けること。
大切ですが、意外と難しいですよね?
③ 共感する
人の話を聴く時は、言葉の意味だけをそのまま受け取るのではなく、
そこに込められた感情を受け取り、共感することが大切です。
④ 質問する
相手の話している事を正確に理解するために、話の内容を確認したり掘り下げたり
するための質問が求められます。質問上手は、実は聴き上手なのです。
◆話す力
的確な言葉を選んで、分かり易く伝える力を持ちましょう。上手な意思伝達は社会人必須の力。
話をする時は、「事実」と「感情」をセットで話すとうまく伝わる場合が多いです。
例えば、頼まれた仕事のやり方がわからないとき「やり方がわからない」と言うだけでなく
「やり方がわからず困っています。助けていただけませんか?」と言う事で相手に状況が
グッと伝わりやすくなります。
就活の試験である、グループディスカッションや面接の中で、企業は上記の「聴く力」と
「話す力」を持った人間なのか、見極めているのです。
(記事: 城南就活塾 葦澤久美子)
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