- 2019-11-15
- 2021-1-27
- 目からうろこの就活
ボストンキャリアフォーラムの歩き方について
今年もアメリカはボストンで行われたキャリアフォーラムが幕を閉じました。留学経験のある学生、また海外大学在住の学生といった語学に長けた学生が集まり、短期間で内定を目指せるこのキャリアフォーラム。
各国でやっていますが、やはり最も多くの企業が集まるボストンに参加する学生は、多いですね。ここでは、ボストンキャリアフォーラムの歩き方について、簡単にアドバイス出来ればと思います。
当塾の塾生も今年も内定、および内々定(正式に内定は出せないけど、時期が来たら内定出します…といった感じ)を獲得し、手応えのある成果を持ち帰った塾生が多かったわけですが、その中でも特に内定が取れるか取れないかを分けるのが、「早期アプローチ」と「入社後の働くイメージ」の2つだと思っています。
もちろん、それ以外に自己PRがとか、学生時代頑張ったことがどうだとか、大切なことは山ほどあるのですが、キャリアフォーラムの特性から考えると、この2つを押さえている学生は、高確率で内定まで届いている印象があります。順に説明します。
まず一つ目の「早期アプローチ」について。
これについては、ボストンキャリアフォーラム当日にウォークインで選考を受ける学生と比較して、早期にレジュメを公開しスカイプによる選考を重ねて、「最終だけボストンで」の形を多く作れた人は、やはり有利ですね。
最終選考に向けた準備に時間を計画的に当てられますし、その過程で行ってきたスカイプによる面接で、企業研究も進められます。早くESを出せば、それだけ早く選考案内が来る。心の準備ができるということが、とても大きいですね。
そして二つ目。これが「入社後の働くイメージ」についてです。
とにかくここが弱い学生がボストンには多い。つまりどういうことかと言うと、ボストンキャリアフォーラムに参加する学生の多くは、「企業説明会」や「座談会」といったような企業からの情報提供を受ける機会が極めて少ないです。つまり、自分のアピールは上手に出来て志望動機が弱い…といった学生が、かなり多いです。
業界への理解も、企業への理解も、そうですが、何より「入社後の働くイメージ」が、漠然としている人が多く、「その企業でのキャリアイメージ」というのを描けていない人が、圧倒的に多いのが特徴です。
ですから、皆が弱いところを対策して臨めば、結果は出やすい…ということですね。
またこれから冬のキャリアフォーラム、そして6月にあるキャリアフォーラムを検討する方もいるでしょう。是非、キャリアフォーラムにはキャリアファーラムに即した対策をしていくことをお勧めします。
(記事: 内定ラボ 岡島達矢)