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第88回 就活におけるエントリー数、何社が妥当なのか?

就活におけるエントリー数、何社が妥当なのか?

就活生の中には、希望の数社だけに絞って就活を進める人もいれば、50社以上もエントリーする人もいますよね。あなたならどうしますか?現時点でのあなたのエントリー数は何社ですか?

 少ないですか?それとも多いと感じていますか?果たして、適切なエントリー数とは一体何社ぐらいなのでしょうか?

 2018年度の平均エントリー数のデータを見てみると、大学生のプレエントリーは29.4社、企業説明会参加は18.5社、書類選考14.1社、面接など対面選考9.6社となっています。プレエントリー段階と比較してみると、企業説明会参加では約6割、面接などの対面選考では約3割にまで減っているのがわかります。

 企業の採用情報ページや就活情報サイトに登録したり資料請求を行うことをプレエントリー、自分に関する情報を渡して、その企業を志望する意思を示す活動が本エントリーといいます。

 エントリーの数が多ければ多いほど、いろいろな業界を見て視野を広げることができたり、経験値を多く積むことができる一方で、エントリーをするとその後のステップとして説明会や選考などが発生してきますのでスケジュール管理が難しくなりますし、一社一社にかける企業研究などの時間は短くなります。

 ですので、やみくもにエントリー数を増やすだけのために、興味のない業界や職種にまでエントリーすることは、時間効率が悪いだけなので控えるべきです。

 とはいえ、エントリー数が少ないと、落ちてしまった時に後が無くなってしまう可能性もありますし、視野も狭くなってしまいます。ですが、企業研究は念入りにできますし、志望業界や志望企業を絞り込むことで、志望意欲や熱意は高まりますので、質の高い選考を行うことができます。

 このように、エントリー数が多くても少なくても、どちらにもメリット・デメリットは存在します。では、どのようにして自分にとって適切なエントリー数を決めればいいのか。

 そこで重要なのは、当然といえば当然ですが、できるだけ自分の希望・特性に合った企業にエントリーするということですね。エントリー数だけに目がいってしまい、就活の本質を忘れがちになってしますので、そこを見失わないようにすることが大切ですね。多すぎず、また少なすぎもしない、スケジュール的に無理のないエントリー数が、自分にとっての適切なエントリー数ということです。この機会に、しっかり自分を見つめ直して考えてみることから始めましょう。

(記事: 内定ラボ 岡島達矢)

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