- 2019-12-2
- 2021-1-27
- 目からうろこの就活
これからの時期、合同企業説明会や個別企業説明会に行く機会が増えます。
合同企業説明会と個別企業説明会は、それぞれどのくらい行けばいいのでしょうか?また、説明会では、どのように立ち振る舞えば良いのでしょうか。
合同企業説明会は行っても一回まで
一日で多くの企業を見て回ることができる合同説明会ですが、なるべく行く回数を減らしましょう。理由は、「体力・時間の消耗が激しい」からです。合同説明会には、多い場合は200社以上の企業が集まります。それに応じて多くの就活生も集まり、会場は大混雑になります。人気企業だと説明を聞くために何時間も待たなければいけないこともあります。また人混みの中で、風邪を引く可能性も高いです。合同説明会で無駄に消耗するより、希望する企業の個別説明会に行った方が効率的に過ごすことができます。
そんな合同説明会に行くメリットを挙げるとしたら「業界・企業選びの視野を広げることができる」ことです。多種多様な企業が多数出展する合同説明会は、これまで興味のなかった業界や企業に目を向けて、自分の可能性を広げることができるチャンスです。
合同説明会に参加する際には、意識的に自分が今まで興味がなかった業界・企業を幅広く巡ることを心がけましょう。食わず嫌いだった仕事の中から、思いがけずに自分の適性に合った適職を見つけることができる可能性もあります。
個別企業説明会=簡易OB訪問だと捉える
ほとんど全ての企業は、就活生のために個別企業説明会を開きます。合同説明会と個別企業説明会の違いは、前者は社員による企業説明がメインであるのに対して、後者はそれにプラスして社員による座談会や質問時間が設けられることです。個別企業説明会を効率的に使うために、説明会を簡易OB訪問だと捉えて、必ず社員に質問するようにしましょう。
OB訪問は、社員の生の声が聴ける機会で、企業理解と志望動機作成にあたって、有効な手段です。理想は受ける全ての企業に対してOB訪問をすることですが、それほど時間はない人が多いでしょう。OB訪問ができないなら、個別企業説明会をその代わりに使いましょう。個別説明会には必ず数人の社員が控えており、説明会の前後に自由に質問することができます。そのような社員に会社の雰囲気・働き方を詳細に質問しましょう。
個別説明会では、説明会場が開くとともに部屋に入るか、説明会後に居残りして、社員に質問をしましょう。生の情報を手に入れることで、その後のエントリーシートや面接で志望動機に説得力が生まれます。
まとめ
合同企業説明会
メリット・・・多くの企業が出展するため業界・企業選びの視野を広げることができる
デメリット・・・体力・時間の消耗が激しい
→就活参加して、就活の視野を広げるために活用すべし
個別企業説明会
メリット・・・社員と交流する機会が設けられており、OB訪問の代わりとして使うことができる
デメリット・・・OB訪問ほど質問する時間がない
→エントリーシートや面接の受け答えに活用できる質問を沢山すべし
(記事: キャリアアカデミー :講師 後藤)
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