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22卒・23卒は就職氷河期?アフターコロナの採用動向予測と備え

22卒・23卒は就職氷河期?今後の採用動向予測

22卒と入力すると、関連して出てくるキーワードがすでに氷河期となっています。Twitterでもすでに22卒から氷河期が到来すると話題になっているようです。
今後の就活戦線はどうなってしまうのだろうと不安になることでしょう。自分には無理だと悲観的になってしまう人もいるかもしれません。

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これから重要なのは、情報収集力です。情報感度とも言えるかもしれません。厳しい環境で生き抜けるために、今から準備をしていきましょう。

世界経済の先行き

コロナショックで世界経済は後退局面に入っています。経験のない異常事態です。先進国での経済活動への制限は、少なくとも数カ月単位で続く可能性が高いです。感染拡大の第二派、第三派が起こるかもしれません。専門家であっても正確に今後を予測することは難しいですが、世界経済に大きな変化が起こることは間違いありません。特にダイレクトにダメージを受ける業界は、資金繰りが苦しくなり、継続に耐えられない企業も多く出てくるはずです。

コロナ禍のイメージ画像

景気後退→中小企業のダメージ・売り手市場の終焉

世界経済、そして日本経済の悪化が避けられないことは、皆さんご想像の通りです。では、具体的に就活に影響を与える部分はどのようなことが考えられるのか見ていきましょう。

20卒より前は売り手市場と呼ばれて、学生側に有利な状況でした。応募したい学生よりも、採用したい求人のほうが多い状況でした。しかし、景気が後退し業績が悪化すると、まず中小企業は新卒採用を控えるようになります。大手であっても短期的に大学生の採用人数を減らすことは十分に予測されます。

なぜここ数年が売り手市場だったのか。

「景気がいいから大企業が大量に採用数を増やした?」「どの業界も求人が大幅に増えた?」いえ、違います。ここ数年売り手市場だったのは、事業規模が小さい企業の求人が非常に増えていたこと、業界で言うと流通業の求人が非常に増えていたことが大きな要因です

株式会社リクルートの「第36回 ワークス大卒求人倍率調査(2020年卒)」によると、事業規模で300人以下の企業の2020年3月卒の求人倍率は8.62倍でした。これはつまり、就活生が100人いたとしたら862席働き口が用意されているのと同じことです。一方で事業規模が大きい5000人以上の企業の求人は0.42倍です。100人いても42人しか就職できないわけです。実はこの数字は10年間ほとんど変わっていません。大企業は売り手市場だったときから厳しい倍率で、売り手市場になっても何も変わっていないのです。すなわち売り手市場だったのは、中小企業の求人が多かったからです

業界で言うと、同じく20卒で流通業が11.04倍、建設業が6.21倍のほか、サービス情報業で0.43倍、金融業は0.28倍です。業界で大きく異なることがわかるでしょう。当然、個別の企業により状況は異なりますので、大局観を理解するための数字とお考え下さい。

求人倍率の数字により直近の状況の説明をしました。これまでは大手企業に受からなくても、中小中堅企業に内定もらうことができました。しかし、中小企業の求人が減るとどうなるか、当然狭い入口にみんなが集中することになり、競争度合いが上がります。こうなると就職氷河期突入ということになります。では、競争度が上がることに対して、どのように準備をすべきでしょうか。

ガッツポーズの就活生

就活突入前に備えておくべきことは?

就活突入前に備えておくとよいことは、「自分の市場価値を高める行動をとる」ことですまずは、競争が厳しくなることを念頭に置きましょう。そして、自分自身の市場価値を意識することが重要です。そして市場価値を高めるには、相手(市場)を知ることと、自分のできることを知ることが必要です市場価値と言われても、自分には何もないと思う人もいるかもしれません。しかし、就職活動本番までにできることはたくさんあります。実行する人と実行しない人の差が出てきます。

下記の記事では、就活準備に就活ノートを活用する方法を紹介しています。

就活ノートの作り方。情報収集と思考整理を

同級生の状況を考えてみる/22卒は就職氷河期が来ると分かって就活する

コロナの影響下、同級生の状況はどうでしょうか。就活のことについて話題にすることもあるかもしれませんね。20卒までと比べると自分たちはアンラッキーと思う気持ちもあるでしょう。でもよく考えてみてください。同級生同士は、置かれた環境は同じなのです。就職氷河期と聞いて終わったなと悲観して何も行動しないタイプと、不安を感じ今から能動的に情報収集して何か始めようとするタイプ、どちらが企業は採用したいと思うでしょうか。明白ですよね。では、何を準備すべきなのでしょうか。

オンラインインターンシップ?

企業の採用活動はオンラインへ移行してきています。22卒のインターンシップは、多数オンラインで行われることが予想されます。インターンシップにもいくつか種類があります。会社の説明が中心の説明会型、社員の仕事を体験する実践型、チームで会社のミッションを体験する課題解決型などのように分類できます。

これらがオンラインになるとどうなるか。まず「説明会」のようにチャットはあるにしろ聞くだけのものは容易に実施可能です。ただし、それだけだと実践的な要素が何もありません。企業側からすると学生を選抜するような評価をする機会が欲しいですし、学生側からすると実践で自分を鍛える機会になりません。

そこで増えると見込まれるのが、オンラインでグループ活動を行うものです。Web会議サービスの「ZOOM」を使い、ブレイクアウトルーム機能を活用すれば、全員接続したままグループでの話し合いができますし、ホスト(採用担当者側)は各グループを行ったり来たりできます。採用担当者は各学生がチームにどのように貢献し、役割を果たしているかを見たいのです。仕事そのものがオンラインに移行しつつある中、インターンシップでもオンラインで実力を発揮できるかを見るケースは確実に増えるでしょう

ここで重要なのは「チームで成果を出す」ということです。これはオンラインでもオフラインでも同じです。仕事は1人でするものではなく、チームで取り組むものです。

「自分の考えを述べることができるか」「皆の考えが深まるように質問や問題提起ができるか」「チームの雰囲気を作ることができるか」以上のような要素は評価を左右します。

インターンシップについては下記の記事で詳しく解説しています。

本記事と合わせて是非ご覧ください。

「就活におけるインターンの意義、行く意味とは?」

アフターコロナの画像

成長できる機会は?

自分を成長させたいと思う人はオンラインで交流するイベントやセミナーに参加するとよいでしょう。「22卒 オンラインセミナー」「23卒 オンラインセミナー」などで検索すると、色々と情報が出てきます。できれば話を聞いているだけのものではなく、学生同士で交流できそうなものを選ぶと自分自身のスキルが上がります。

今後様々な種類のオンラインイベントが開催されることでしょう。例えばすでに完全オンラインのビジネスプランコンテスト(=ビジコン)が開催されています。ビジコンは、社会人や大学生がチームでビジネスの企画を立て、そのアイデアや実現性などを競い合うものです。ビジコンには優秀な学生が集まると企業も注目しています

今後オンラインでのセミナーは、マイナビやリクナビといった就活関連会社が主催するものから、各企業が個別に企画するもの、NPOなどの法人が企画するものなど、様々な立場から開催されることでしょう。どのセミナーが自分自身を成長させるのか。コンテンツとチーム活動の両軸から判断できるようにしましょう。

オンライン就活は新しいスタイルなので、就活塾を活用するのも一つの手です。最近はオンライン対応のある塾も増えてきました。成長したい学生が多く集まることと合わせ、就活直結の指導を受けることができるので、オフラインでもオンラインでも鍛えられる場になります。人と面と向かって議論をするのが苦手という人も、逆に対面なら自信があるけどオンラインに慣れておきたいという人にも、一考の価値がありそうです。

情報感度が左右する

大学に所属していると就職ガイダンスがあり、就職活動について一定レベルの情報はそこで得ることができます。キャリアセンターに行けば個別に相談もでき、学内説明会など大学に企業が来ることも多いです。通常通り学校に通っていれば、ガイダンスに友人が誘ってくれたり、セミナーのチラシを見たり、スーツ姿の学生を見かけたりと、情報の刺激があります。しかしながら、オンライン中心だとそれがなくなります。自分自身で能動的に情報を収集することが必要です

今後はオンラインイベントが増えてくることが見込まれます。そのときに情報感度や情報収集のスキルがあるかないかで、情報の質が変わってきます。SNSの活用や、各種情報収集のためのサイト登録は積極的に行うべきです。

現時点の22卒(3年生)であれば、まずはマイナビやリクナビなど大手ナビサイトに登録しておくとよいでしょう。(23卒(2年生)や24卒(1年生))だと、低学年向けにも情報提供しているベネッセi-キャリアのdodaキャンパスなどがよいと思います。

就活生

お勧めの資格は?

今後自分の実力を示すものとして、資格に興味を持つ学生も多くなることでしょう。どの資格がダメということはありませんが、これを取ればOKというものもありません。あくまで企業に対しては、自分が何を目指しているか、考え方や行動、そして企業に着目される分野や方向性であるかが重要なので、その観点からお勧めの資格を紹介したいと思います。

データサイエンティストを目指す

・情報処理技術者試験/情報処理推進機構(IPA)
・統計検定(準1級)/統計質保証推進協会
・Python 3 エンジニア認定基礎試験/Pythonエンジニア育成推進協会

あらゆることがデータでソリューションが提供されるようになった現代において、非常に注目が高まっているのがデータサイエンティストです。文系でも独学で目指せます。

グローバルビジネスパーソンを目指す

・USCPA

会計の資格というと、まず公認会計士が思い浮かぶと思います。会計分野で有資格者しかできない独占業務があり、人気が高い資格で合格難易度も高いです。

ここで紹介したいのは米国の公認会計士の資格であるUSCPAです。日本においては、この資格を取ったからといって独占業務はありませんが、会計の観点からビジネスを理解している証明になります。ただし試験は英語です。グローバル標準の会計の知識と英語力の証明になるため、これからますます評価が高まってくることでしょう。

まとめ

「売り手市場」「就職氷河期」とひとくくりに考えるのではなく、業界や企業規模ごとに異なる状況についてご紹介しました。

そして、氷河期に備えて低学年の間に、自分の市場価値を冷静に見つめ、市場価値を上げる努力をすることが、大切だということも説明しました。オンラインでの活動を探す、その機会をつかむ情報収集・情報感度は重要です。資格試験へのチャレンジも変わってくるかもしれません。

「氷河期になるから自分には無理かも…」と悲観的になるだけでは何も変わりません。今までのルールが変わるわけなので、むしろチャンスと思ってください。

今から情報感度を上げて、行動力を磨いていく。早いうちに自分を鍛えていけば、就活はおろか、数年前に売り手市場でゆるゆると入社した先輩をひっくり返すこともできるかもしれません。まずは自分のできそうなことからスタートしてみてください。

 

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就活塾NAVI編集部

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