- 2022-7-26
- 2024-5-13
- 就活塾NAVIコラム
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「自己PRに使えるネタがない…」
「アピールできるような強みや長所がない…」
このような悩みや不安を解決する方法とは?!!
自己PRは就職活動の可否を決めるといっても過言ではないほど重要です。そんな自己PR、うまくできないととても困りますよね。
実際に、就活生で自己PR作りに頭を悩ませてしまう方は少なくありません。また、昨今ではコロナの影響もあってバイトやサークル活動が減ってしまい、自己PRネタが作りづらくなっています。
そこで今回は、簡単なステップで自己PRを作れてしまう方法について紹介します。自己PRネタが思い浮かばなくて困っている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
そして、志望企業の人事に刺さる自己PRをぜひ完成させてください。
目次
自己PRやガクチカのネタを簡単につくる3ステップ
自己PRやガクチカのネタを作るために大切なことは、自己PRネタは必ずしもインパクトのあるネタである必要はないということです。
人事を驚かせるようなすごいネタがなくても、面接の場で派手なPRは必要ないのでご安心ください。
自己PR作成において就活生の中でよくある勘違いが、自己PRで人事に自分の能力の高さを証明するような自慢大会だと思っている人がいます。
たとえば、
・留学経験
・サークル活動で全国大会出場
・一生懸命働いたアルバイト
たしかに、人に誇れる経験ではあると思いますが、採用担当者はサークルやバイトの経験自体に興味があるわけではありません。
人事は自己PRをとおしてあなたの人柄や性格を知りたいのです。なぜなら、どれほど優秀な人材でも人柄や性格に問題があると、職場の雰囲気や調和を乱すおそれがあるからです。
このように自己PRは、性格や人柄を判断することで採用トラブルを避ける目的もあります。
人事が自己PRを通して何を見ているかわかれば、自己PRでどういった内容を書けばいいか見えてきます。
人事を唸らせるような派手なネタではなく、あなたの人柄や性格、志望企業で活躍できることを自己PRでうまく伝えましょう。
ネタを作る3ステップ!!
1.大学時代の経験を書き出す
2.自分の強みや弱みを書き出す
3.志望企業で自分の経験や強みを生かすことを考える
次で各ステップについて具体的に解説していきます。
ステップ1:大学時代の経験やエピソードを書き出す
まず初めに、大学時代の経験やエピソードを書き出してみましょう。熱意をもって頑張ったことや、コツコツ継続して取り組んだことなどをリストアップしていきます。
リストアップする際のポイントは、些細なことでも大丈夫なので思いついたことを書き出すことです。
「コロナ禍でバイトやサークルのネタがない」という方でも、大学時代に新しく始めたこともあるはずです。
たとえば、
・コロナで外食しづらいから自炊生活を始めた
・外で遊べないから自宅で英語の勉強を始めた
と些細な内容でOKです。リストアップができたら目標を具体化していきましょう。
上記の例なら、
・1ヶ月の食費を2万円以内にする
・英語を学んで志望企業の仕事に活かしたい
などとまとめます。
そして、下記のように大学時代の経験と仕事を結びつけると自己PRのネタが出てきます。
・節約する習慣ができて、コストを意識した仕事ができる
・英会話を習得したことで、海外のクライアントにも対応できる
上記はほんの一例ですが、自己PRで人事を驚かせるようなインパクトのあるネタは必要ありません。
些細な出来事からでもネタを作ることはできるので、ぜひ試してみてください。
ステップ2:自分の強みや弱みを書き出す
大学時代の経験を書きだしたら、次は自分の強みや弱みを書き出します。強みや弱みを書き出すときも些細なことで構いません。
人に誇れるような強みでなくても、思いついたことをどんどん書き出していきましょう。自分は大したことない強みだと思っていても、周りの人から見ればすごい強みであることも少なくありません。
自分の短所やコンプレックスに向き合って改善するプロセスも、自己 PR として活かすことができます。短所に積極的に向き合う姿勢は、現状に満足することなく成長しようという向上心のあらわれです。
誰しも短所はあるので、短所をもっていることで人事から悪い評価を受けることはまずありません。短所を克服しようとする姿勢や、短所の見方を変えてポジティブに捉える能力などが、人事から高く評価されます。
自己 PR のネタ探しをきっかけに、自分の長所・短所それぞれと向き合って、自分の強みをしっかり理解するチャンスに変えていきましょう。
ステップ3:志望企業で自分の経験や強みを活かすことを考える
大学時代の経験やエピソード、強み・弱みを書き出したら次は志望企業で活躍することを念頭に自己PRを作っていきます。
前述しましたが、自己PRで大切なことの一つは、あなたが志望企業で活躍できるかという点をアピールできるかです。いくら素晴らしい経験や強みがあっても、志望企業の仕事で役に立つと評価されないと、採用担当者に刺さる自己PRにはなりません。
自己PRをとおして、長く活躍できる人材であることをアピールできれば、人事から高く評価されるでしょう。
そのため、あなたの志望企業がどんな事業をしていて、どのような人材を求めているのかを企業研究する必要があります。
企業研究のやり方としては、企業のホームページで研究したり、企業説明会などで情報収集するようにしましょう。
面接やESが不安な方は下記の記事もご覧ください。
自己PRができないときは周りの人に自分の評価を聞く
上記で紹介した方法を実践すれば、自己PRネタに困ることはないと思いますが、どうしても自分で考えるだけでは自己PRができない方もいるかもしれません。
そんなときは、家族や友人などの信頼できる人に自分の評価を聞いてみるとよいでしょう。人から教えてもらった長所が、自分で認識している長所と合っていれば自信をもてます。
反対に、自分が認識していなかった短所を指摘されたら、改善することで課題を克服したエピソードとして使えます。
また、自分だけでは気づけなかった長所を指摘してもらえることもあります。自分では人に誇れるほど大したことはないと思っていても、周りから見れば実はすごい長所であることは少なくないのです。
自己PRネタに困る人の特徴として、自分を過小評価しすぎて強みや長所を認識できていない点があります。
自分の強みや長所がわからず、うまく自己PRが作れない方はぜひ周りの人に自分の評価を聞いてみてください。
まとめ ~あなたの人柄や個性をアピールしてみよう
今回は、自己PRのネタの作り方について紹介しました。この記事の要点をまとめると下記のとおりです。
・自己PRにインパクトのある経験は必要ない
・大学時代の経験を書き出す
・自分の強みと弱みを書き出す
・大学時代の経験と強み・弱みを志望企業で活かすことを考える
・自己PRができないときは周りの人に自分の評価を聞いてみる
自己PRで人事が見ているのは、インパクトや華々しい経験があるかどうかではなく、あなたの人柄や個性が自社の仕事で活かせそうかを見ています。
誰もが驚くような自己PRを作るとなるとそれなりにインパクトのあるネタはあるとよいかもしれないですが、人事が求めていることの本質を考えれば、必ずしもそんな必要はないことがご理解いただけたかと思います。そう考えると気持ちも少し楽になるのではないでしょうか。
あまり深く考えすぎずに、まずは紙とペンを手に取って大学時代の経験や強みなどを書き出してみてください。
この記事があなたの就職活動のお役に立てば幸いです。
また、面接のマナーについて気になる方は下記の記事をご覧ください。