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就活に学歴って関係あるの?学歴フィルターって?企業のホンネを教えて!

学歴によって就活に差が出るって本当!?
企業が学歴を見て採用を判断していたり、説明会に一定の大学が優先して入れたりするという噂はあとを絶ちません。

本当に就活に学歴が関係しているのか?実際に企業は学歴をどう見ているのか?
気になる学歴事情について就活塾の視点も交え解説します!

学歴で就活は有利になる?気になる噂をチェック

悩む就活生
就活における学歴の問題はいろいろな噂が流れるので、どれを信用したらよいかわからないですよね。

実際のところ、学歴は就活に関係しているのか?高学歴なら有利なのか?
その問いに関する答えはイエスでもあり、ノーでもあります。
学歴が関係する場合もある、ということを念頭に置きましょう。

企業が採用するとき、「学歴フィルター」と呼ばれる存在があることを、聞いたことがある方もいるかもしれません。
「学歴フィルター」とは、企業が採用するときに一定の学歴で足きりをしたり、説明会の枠を別で設けたりする学歴のラインのこと。
説明会の枠を一定の学歴に優先的に設けたり、エントリーシートを選ぶ際の基準にしたりしているとされています。

たしかに学歴フィルターを設けている企業はあるとされていますが、これには企業のある思惑があり、必ずしも高学歴だけが受かる仕組みになっているというわけではないのです。
気になる企業のホンネを見ていきましょう。

学歴を気にする企業のホンネとは?

談笑ずる就活生

学歴を気にする企業には、3つの狙いがあります。
それは単純に「高学歴を雇いたい」ということではなく、各企業がそれぞれに採用に関する考え方をきちんと持っているからです。

①採用を効率化するため

学歴を見る大きな理由の一つとして、採用の手間を効率化するためということがあります。
大手企業には数え切れないほどの応募が来るため、足きりの手段として学歴を見て一定数を落とすことがあるとされています。
あるいは学歴によって、最初から説明会に優先的に来られるラインを決めることも。
ただし、ある一定の学歴を「優先的に」するだけで、確実に落とされるということはありません。

②多様な学生を雇うため

学歴を見るのは高学歴な人選をしたいからということだけではありません。
さまざまな学歴の学生と選考で出会うことで、多様な学生を雇いたいといった狙いがあります。
大手企業ほどさまざまな学生に来てもらいたいと思っている傾向があるため、大手=高学歴を欲しているというわけではないのですね。

③自社に合う学生を選ぶため

大手でも中小でも多くの企業は自分たちの「ターゲット校」を持っています。
とにかく自分の企業に合う学生を選びたいため、一定の大学をターゲットとして積極的に就職活動をおこなっているのです。
就活情報誌の採用実績などを見ると、ターゲット校が予測できることもあるでしょう。
しかしながら、ターゲット校以外が全部落とされるという可能性は極めて少なく、あくまでターゲット校を中心に採りたいと思っているといったところ。

就活塾の視点:学歴だけで全部落とされるわけではない!

ひまわりのイメージ画像
企業の狙いをご紹介したところでおわかりいただけたかと思いますが、じつのところ学歴を見る企業は「高学歴であること」ばかりを見ているのではありません。
大手企業ほど多様な人間を求めているため、高学歴大学だけで固めることはありえないのです。

確かに学歴フィルターは存在しています。しかしそれは「低学歴だから大手から内定がもらえない」というわけではなく、高学歴のほうが比較的間口が広く、それ以外の大学は間口が狭いため競争率が高くなってしまうということが挙げられます。

重要なのは、学歴がそう高くないとしても、いったん学歴フィルターを突破すれば、本格選考段階は問題ないということです。
最初に示した通り、学歴を見るのは足切りの意味が大きく、最初のエントリーシートや履歴書で大きく絞られます。
いってしまえば、面接まで行けば問題ないのです。

履歴書のコツを紹介している記事もあります。詳しく知りたい人は下記を参照ください。

「人事はココを見ている!就活で失敗しない履歴書のコツとは?」

就活塾の視点:学歴フィルターを超えて志望企業の内定を取るには?対策法を解説

就活塾の講師
学歴フィルターを乗り越えて希望の就職先に入るにはいったいどうしたらよいのでしょうか?
具体的な対策を5つ、ご紹介します。

①SPIなどのWebテスト、試験でとにかく高得点を目指す

筆記試験や適性試験など、最初の突破事項でできるだけ高得点を取っておくことはとても重要です。
いくらエントリーシートで学歴フィルターがあったとしても、筆記試験上位者であれば選考に通る可能性がぐっと上がります。
これを抜ければ、面接で堂々とアピールできるわけですから、最初の準備は入念に行っておきましょう。

②インターンに参加する

インターンに参加してから採用試験を受けると、有利に働くことがあります。
なぜなら、インターンは採用試験のように学歴フィルターを利用せずに募集をかける場合も多いからです。
ベンチャー企業などであればそのまま採用されることも。
インターンで印象を残してから採用試験に挑んでみてはいかがでしょうか。

③上位大学のコミュニティに入る

ゼミや部活動など、上位大学と同じコミュニティに入っておくと、大手企業からの情報が入りやすく、うまくいけば企業側から声をかけられることがあります。
可能性が高いやり方とはいえませんが、コミュニティを広げることは面接にもいかせるので、興味があるサークルや部活があればぜひ、参加してみましょう。

③グループ会社に入る

「大手に入りたいけれどなかなか突破口がつかめない……」そんなときは、グループ会社の採用試験を受けてみるのも一案です。
親会社と同様の仕事をできる可能性も高いですし、待遇も悪くありません。

また、就活に不安があれば「就活塾」を利用するのもひとつの手です。

「就活塾」ではエントリーシートの書き方やひとりひとりに合った就活の方法などを個別でおしえてくれます。

就活塾的まとめ:ビジネスに学歴は関係ない!学歴に惑わされない実力で勝負しよう

いざ社会人になってみると、学歴はほとんど関係がないもの。
学歴よりも、一生懸命に仕事ができるか、さまざまな人と円滑にコミュニケーションが取れるかなど、ビジネスには大切なことがたくさんあります。

しかしながら、学生の皆さんを判断するときには、まだ社会人としてのキャリアがないため、学歴抜きで語ることはできません。
学歴に自信がなかったとしたら、それ以上の実力を身につけるように心がけましょう。多くの就活塾でも、単なる就活のテクニカルなことだけでなく、本質的に社会で活躍するための能力やスキルを高める指導を行っています。

自分の力で勝ち抜いていけるよう、そして社会で活躍できるようがんばってみてください。

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就活塾NAVI編集部

就活塾NAVI編集部です。キャリアアドバイスやHOTな就活ネタをお届けできるよう、日夜情報収集に努めています。就活塾比較や選び方などは是非当サイトを参考にしてください。

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