【例文あり】営業職で採用される志望動機の書き方

エントリーシートや履歴書に記載する「志望動機」は就職活動の成功を大きく左右します。

志望動機はエントリーシートや履歴書だけではなく、面接でも合否を決める重要な判断材料になるからです。

志望企業に入社したい熱意を伝えることも大切ですが、ライバルである他の就活生と差別化した志望動機を伝えることで就職活動を有利に進めていくことができます

この記事では学生向けに「営業職で採用される志望動機の書き方」について例文を交えて紹介していきます。

志望企業から「ぜひ入社してほしい」と思わせる志望動機を作成できるように、ぜひ本記事を参考にしてください。

 

志望動機を書く前に考えておきたい3つのポイント

例文を紹介する前に、志望動機を書く上で考えておきたいポイントについて紹介します。

「考えるのとか面倒だな」と思われるかもしれませんが、就活本を真似して書いただけでは「採用したい」と思われる志望動機はできません。

自分の志望企業への熱意や貢献できるポイントを上手く伝えられるよう、入念に考えてから志望動機の作成に進みましょう。

志望動機を書く前に考えておきたいポイントは下記のとおりです。

志望企業で活かせる自分の強み

志望企業に入社したい理由

営業職への適性

順番に解説していきます。

志望企業で活かせる自分の強み

採用担当は「長く活躍してくれる人材」に入社してほしいと考えています。あなたが志望企業に入社して、活躍している姿をイメージできるように「自分の強み」を採用担当に伝えることが大切です

強みといっても色々ありますが、営業で重要視される強みの例としては以下になります。

①:コミュニケーション能力
②:論理的思考力
③:スケジュール管理能力
④:ストレス耐性
⑤:体力、行動力がある

①~③の能力は、「ルート営業」「カウンター営業」などすべての営業方法で評価される能力です。

「新規開拓営業」のような飛び込みやテレアポがメインの営業であれば、「ストレス耐性」「体力、行動力」があることを強みとしてアピールできると大きな武器になります

学生時代の部活動での経験、アルバイト経験などから強みを証明できるエピソードを志望動機で伝えましょう。

 

志望企業に入社したい理由

「なぜその会社に入社したいのか」を志望動機に記載しましょう。面接官から見ても、入社を希望する理由で熱意があるかを判断するのでとても重要な要素です。

就活対策本にあるようなありきたりな志望理由では、面接官には刺さらないと思ったほうがよいでしょう。
「それってウチじゃなくてもよいよね?」
と切り返されてしまうのがオチです。

自身のエピソードや経験などを交えて、「御社でなければいけない」「御社なら自分の能力を活かせる」「御社で実現したい、頑張りたい」

こうしたことを論理的に説明できるように、志望理由を練ってください。そのためにはよく志望企業のことを研究し、競合他社との違いを知ることが必要です。それにより熱意が伝わる志望動機が生まれます。

 

営業職への適性

営業職に適性があるかを採用担当は見ています。

どれだけ優れた人材でも営業職に適性がなくて、「入社してすぐに辞められてしまった」では企業からすれば大損なので、シビアに見ています。

営業職への適正でよく言われるのは「コミュニケーション能力」についてですが、コミュニケーション能力が高いから適性があるとは限りません。

営業は「花形職種」で人気が高いですが、「ノルマが厳しい」「残業が多い」などの負の側面もあります。

すべての営業職がノルマが厳しかったり、残業が多いわけではありませんが、「営業職で辛いことがあっても長く働いていく」という覚悟があるかを採用担当は見ています

 

営業職の志望動機例文

今回紹介する志望動機の例文は下記の3つです。

保険会社への志望動機

IT営業への志望動機

メーカー営業への志望動機

順番に紹介していきます。

 

保険会社への志望動機

(例)

私は、お客様1人1人に最適なプランを提供したいという貴社の理念に感銘を受け、志望致しました。

実は私の父が貴社の保険について説明を受けたことがあります。説明を聞いた父は「私にあったプランを丁寧に説明してもらえて分かりやすかった」と納得していました。

普段は人を認めない父がここまで言ったことに驚きを感じ、貴社に興味を持ちました。

私が貴社に入社致しましたら、貴社が取り扱う保険を素早く理解し、お客様に合った最適なプランを提供していきたいです。

 

ここがポイント!

過去の経験を話すことで、志望理由がより伝わりやすいです。志望企業が掲げる企業理念を具体的に書くことで、熱意が伝わる志望動機になります。

IT営業への志望動機

(例)

貴社が提供されている製造業向けサービスの「現場の労力を最小限にする」というコンセプトに強い興味を持ったので志望しました。

父が小さな町工場を経営していて、子供のころから父が深夜にパソコンと向き合う姿を見ていたことを覚えています。

工場の規模は違いますが、データ入力の苦労は製造業につきものだと思います。ITには現場で働く人たちの負担を少しでも軽くすることができる力があると信じています。

ITの持つ世の中を大きく変える可能性に前々から興味を持っており、IT業界で仕事がしたいと思い就職活動を始めましたが、製造業向けサービスを提供されている貴社で働きたいと強く感じました。

大学でいくつかの学会発表を経験したこともあり、話すことには自信を持っています。その経験を営業職で活かせると考えております。

 

ここがポイント!

志望企業の理念と自分の過去のエピソードを上手くつなげて書いています。自身の大学時代の経験を強みとしてアピールできていることも採用担当から高く評価されるポイントです。

 

メーカー営業への志望動機

(例)

貴社の〇〇〇という商品を子供のころから愛用していました。最も記憶に残っているのは、その商品を初めて買ってもらったときのことです。

小学生のころ、学校で〇〇〇が流行っていて、ほとんどの友だちが持っていました。私も欲しくて母にねだったのですが買ってもらえず、祖父にねだると母に内緒で買ってきてくれました。

初めて手にしたとき、〇〇〇を手に入れたことよりも買ってもらった事実の方がうれしかったです。

商品はその機能だけでなく、ただあるだけでこんなに心が豊かになるんだと感じました。

その時の思い出から、人の心に響く商品を世の中に広げる仕事がしたいと思い、それなら〇〇〇を扱っている貴社で仕事がしたいと思い志望いたしました。

 

ここがポイント!

メーカーの特徴は自社で商品を作っていることです。自分がどれだけ志望企業の商品が好きか、それを世の中に広めていきたい熱意を記載しましょう。

 

書いてはマズい志望動機NG例と解説

(例)

貴社の企業理念に共感したため志望します。貴社が提供している保険プランは、企業理念を体現していると感じました。

私は仕事をする上でお客様に貢献することを重視しているので、貴社でならお客様に貢献したという貢献欲を発揮できると思い志望致します。

 

ここがNG!

面接官が知りたいのは「向いている仕事はなにか、入社したいという熱意がどれだけあるか」というところを見ているわけで、「企業のことをよく知っているか、企業に魅力を感じているか」は重視されていません

また、貢献欲を満たすのも他の営業職でもできるので、「その会社でないといけない理由」になっていません

大切なことは、自身の経験と仕事内容を関連付けて、志望企業の仕事に向いていることをアピールすること、志望企業に入社したい理由を明確に伝えることです。

まとめ: 入念に考えて作り込みを

今回は学生向けに「営業職で採用される志望動機の書き方」について紹介しました。

志望動機を書く前に考えることが多くて、面倒だと感じられたかもしれません。しかし、営業職で内定を勝ち取るためには、志望動機を入念に考えて作りこむことが欠かせません

面接官が採用するうえで最も重視しているのは「戦力として長く活躍してくれるか」です。

つまり、自分がいかに志望企業で戦力として長く貢献できるかを「志望動機」でアピールできるかが合否を大きく左右します。

今回紹介した例文なども参考にして、営業職で採用される志望動機を作成していただければと思います。

この記事の著者

斎藤優

斎藤優

早大商学部卒業後、某大手人材会社にて新卒採用支援業務に従事。インターン企画運営、採用企画立案から媒体運用、説明会企画・運営、面接、内定者研修まで一貫して担当。個のキャリアアップを支援したいと思いから、国家資格キャリアコンサルタント取得し、より就活生に寄り添ったサポートを行っている。

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