役員面接・最終面接は、企業側にとっても就活生にとっても最終的な確認を行う場となります。

 就活生は、役員面接に到達する前に、人事や現場社員の面接を突破してきているはずです。つまり、就活生は人事や現場社員に認められて、役員面接に挑めているということなので、まずは自分に自信をもって挑みましょう。ただし、最終面接では、人事や現場社員の面接のときとは異なる対策が必要となります。今回は、役員面接・最終面接での合格率をあげる方法をお伝えします。

役員面接・最終面接は1次面接・2次面接とどう違う?

 役員面接・最終面接が1次面接・2次面接と異なる点は、面接官の見るポイントです。一次面接や二次面接は、自分のことを自分の言葉で伝えられること、企業研究ができていること、といった基本ポイントが見られています。一方、役員面接・最終面接では、細かな点は内定にはかかわってきません。見られている最大のポイントは、企業の価値観に合っているかという点です。企業の価値観、すなわち面接官である社長や役員の価値観です。これから自社の社員として一緒に働いてもらうために、価値観が合致していることは企業側にとってとても重要なことです。これまでの面接と同じやり方では、役員面接の合格率をあげることはできません。

合格率をあげるためには?

役員面接の合格率アップに一番大切なのは、決定権のある人を見極め、その人に向かって価値観があっていることを伝えることです。例えば、もし面接官の中に社長がいることが事前に分かっていれば、社長のメッセージや企業の方向性、ポリシーなどをとことん調査し、企業のビジョンや社長の考え方を理解しておきましょう。入社の意志や熱意を伝える際には、過去の経験を話してきた今までとちがい、未来に向けたアピールをすることを心がけてください。

先輩就活生の実例

某大企業では、最終面接は役員の方が担当でした。ステップとしては、一次は現場社員、二次は人事担当、最終は役員という形で順当に役職も上がっていきました。最終面接は一対一の30分。自己紹介の後、10分間は就活生から質問をする時間が与えられ、なぜその質問をしたのか聞かれました。また一次・二次面接でされた質問の繰り返しや雑談のような会話がありました。緊張をほぐすためか、想像していたよりもフランクに話してくれました。

まとめ

役員面接・最終面接での合格率をあげるためには、会社のことをよく調べ、「会社と自分の価値観が合っている」ことを伝える、ということです。

内定獲得のためには、一次・二次面接とは違った気持ちを持って臨むことが大切です。

 

(記事: キャリアアカデミー :  講師  後藤 沙織) 

 

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