就活で最も聞かれる質問の一つが、「自己PRしてもらえますか?」です。自己PRはその名が示す通りにあなたの経験や潜在性を面接官や採用担当者に示す千載一遇のチャンスです。このチャンスを活かし、何百人も一日に面接している採用担当者の印象に残ることが出来れば、選考突破の可能性が高くなるでしょう。今回はそんな自己PRの準備の仕方についてご紹介します。

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抑えておくべき前提:印象に残らなければ意味がない!

まず、採用担当者や選考に駆り出されてきている面接官はたくさんの候補者と面談しなければならず、特に一次面接や集団面接の際は、1人1人の候補者に時間を割いて細かくいちいち記憶している時間や労力はありません。それゆえに、候補者のあなたは、どうやって目の前にいる面接官の印象に残るかを考えなければなりません。ありふれた自己PRをしても、流されて終わるだけです。こちらにありがちな自己PR例とその時に感じている面接官の心境をご紹介しますので参考にしてみてください。

【ありがちな自己PRに対しての面接官の感情】

候補者の自己PRの例 面接官の心情
「私は大学時代テニスサークルの代表を務めて~」 あ~、、よくあるサークルの代表か~肩書だけ主張したいんだなぁ
「私は大学時代の留学を通じて英語力を身に付けることが~」 出た、語学力しかアピールしてこない学生!日本語話せる留学生でいいじゃん
「私が頑張ったのはアルバイトのシフトリーダーで~」 はいはい、就活期によく出てくる何とかリーダーだ・・・・

どうでしょうか?自分では会心の出来!と思っていても現場の面接官からしてみたら、「またかよ・・・」とうんざりしている場合もあり得るのです。

就活において評価される自己PRのポイントとその例

就活において評価される自己PRのポイントは「記憶に残りイメージしやすいかどうか」「インパクトを残せるか」ですが、3ポイントに分けて解説できます。

(1)強みと合わせて聞き手にイメージしてもらうことのできる具体的なエピソード

(2)数字や目標達成など客観的に表現できているか

(3)何か変化があったような物語になっているか

【番外編】他の候補者が経験していなさそうな経験かどうか(無理に差別化しなくても大丈夫です。)

具体的な例も見ながら、伝わる自己PRのポイントを紹介します。(赤字がポイントです。)

【伝わる自己PRの例】
(1)私のPRポイントは結果が出るまで挑戦し続ける「粘り強さ」にあります。具体例としては、大学1年次では予選敗退だった学部の論文コンクールで大学3年次には佳作に選ばれるまで改善し続けた経験です。
(2)私の強みとしては、チーム一丸となるための結束力があることで、例としては崩壊寸前だった部活動をゼロから理念をチームメイトと一緒に作り直し、県の予選を突破するまでになったことです。
(3)私が誇ることのできる経験としては、自ら率先して努力する姿勢を示しチームと共に奮起して、大学対抗ディベート大会で過去3年連続の予選敗退から予選突破できたことです。

無理に何かの特別な結果を必ずだせ!というわけではなく、物語の中でどんな役割を演じてどんな顛末になったかを記したほうが面談している面接官にもすっと入ってくるでしょう。参考までに、採用担当者の視点として、サークル・アルバイト・ゼミ活動・学生団体活動は耳にタコができているほど聞かされているはずなので、採用担当者が聞いたこともないような経験を話すことができれば、そのまま聞き手としても話を続けて聞きたくなるという心理作用が働くでしょう。

就活における自己PRの組み立て方

では、組み立て方をみてみましょう。大筋は「就活における長所のまとめ方とは?【例文あり】」と同じです。まとめる際の留意点としては次の通りとなります。

【自己PR組み立て時の留意点】・ただの肩書アピールになっていないか?:肩書はあくまでも肩書であり、初対面の面接官には全くイメージ出来ない代物だと認識してください。

自分にしか分からない表現になっていないか?:あれ、それ、これ、こうして、そうして、といった指示語の使用は控えましょう。初見者にもイメージがしやすいように何度も推敲してみましょう。

結果=自己PRではない:結果だけを延々と述べる人もいますが、採用担当者や面接官が聞きたいのは、どうやって結果を出したかの考え方や至る過程なので、結果のすごさだけに拘泥しないようにしましょう。

就活における自己PRの活用方法

ここまで自己PRの組み立て方をまとめてみましたが、イメージはできましたでしょうか?重要なのは、目の前にいる初対面の面接官の印象に残るかどうかです。自分の自己PRに不安が残る場合は、試しに大学の同期やクラスの友人に自己PRを聞いてもらい、違和感のある点をヒアリングするのも一つの手でしょう。自己PRを組み立てることができれば、自分の強みの延長線上にある、将来やってみたいことやキャリアパスを考える礎になるでしょう。

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