
「就活塾にはどれくらいの費用がかかるの?」「高いコースと安いコースでは何が違うの?」――就活塾への入塾を考えたとき、まず気になるのが料金ではないでしょうか。
就活塾には、面接対策などを1回だけ受けられる単発コースから、自己分析・エントリーシート(ES)添削・面接練習まで継続的に支援するコースまであります。受講期間や個別指導の回数、サポート範囲によって費用は大きく異なります。
この記事では、主要な就活塾の公式サイトに掲載されている料金例を紹介したうえで、支払総額の見方や、自分に必要なサポートを見極めるポイントを解説します。
【PR】当サイトは、一部の就活塾から広告掲載料を受け取っています。料金・サービスに関する情報は各校の公式公開情報をもとに編集部が整理し、料金非公開の学校について推定額は掲載していません。
この記事でわかること
- 就活塾の料金の目安と、金額に幅がある理由
- 主要校の公式料金例と、コース内容の違い
- 入会金・分割払い・追加費用を含めた支払総額
- 料金とサポート内容を比較する際のチェックポイント
就活塾の料金相場はいくら?
就活塾の料金は、受講期間やサポート内容によって大きく異なります。
今回確認した各校の公式公開料金を見ると、継続型コースでは税込十数万円から数十万円の料金設定が多く見られます。 一方、100万円を超えるコースがあると公式サイトで説明している就活塾もあります。 また、必要な対策だけを受ける単発コースには、90分の個別対策で税込17,600円という例もあります。
ただし、これらは一部の学校・コースの料金例であり、就活塾業界全体の平均額や料金の上限を示すものではありません。料金を公開せず、相談時に個別案内する学校もあります。
そのため、「平均○万円」という数字だけで高い・安いと判断するのではなく、受講期間や指導内容が近いコース同士を比較することが大切です。
例えば、同じ30万円前後の料金でも、個別面談を中心に進めるのか、講義で知識を学びながら必要に応じて相談するのかで、利用の仕方は変わります。まず自分が何に困っているかを整理し、料金と一緒に「何回・何分・いつまで・何を相談できるか」を確認してみましょう。
主な料金体系は3種類
- 総合コース・期間制:自己分析やES添削、面接対策などを一定期間継続して受ける形式。個別指導の回数や利用期限は学校によって異なります。
- 単発・回数制:模擬面接やES添削など、必要な対策を1回または複数回のセットで利用する形式。
- 月額制:月ごとに利用料を支払う契約形式。受けられる支援や契約期間はサービスごとに確認が必要です。
なお、コース料金を複数回に分けて支払う「分割払い」と、月ごとに利用契約を結ぶ「月額制」は別の仕組みです。月々の支払額だけで判断しないようにしましょう。
主要な就活塾の料金例を比較
次の表は、2026年10月22日を基準に、主要校の公式公開情報を確認してまとめた代表的なコースの料金例です。各校の全コースを網羅するものではありません。金額は原則として通常料金・税込で記載し、期間限定の割引価格は含めていません。
※スマートフォンでは表を左右にスクロールできます。学校名の下のリンクから公式料金・案内ページを確認できます。
| 就活塾 | コース・対象 | 料金(税込) |
|---|---|---|
| キャリアアカデミー 公式料金 |
フルサポート/一括払い | 382,800円 |
| 内定ラボ 公式コース案内 |
2028年卒・内定フルサポート/通学・通常料金 | 195,800円 |
| 就活.salon 2028年卒コース 1day対策 |
2028年卒・ベーシック | 163,900円 |
| 2028年卒・フルサポート | 328,900円 | |
| 1day個別対策/90分・1回(新卒など) | 17,600円 | |
| 我究館 公式サービス案内 料金改定案内 |
ベーシック/グループ講義中心 | 280,000円 別途入会金48,000円 |
| キャリアデザイン/1on1面談を含む | 480,000円 別途入会金48,000円 |
|
| プラチナパーソナル/専属コーチによる個別指導 | 760,000円 入会金の扱いは要確認 |
|
| ホワイトアカデミー 公式料金説明 |
コースに応じて個別案内 | 具体額は非公開 100万円を超えるコースもあるとの公式説明 |
| Abuild就活 公式FAQ |
受講内容に応じて個別案内 | 料金非公開 |
※内定ラボは、公式サイト掲載の通常受講料178,000円(税別)を税込195,800円として記載。2026年10月実施の期間限定キャンペーン価格は採用していません。
※我究館は2026年7月1日以降の申し込みに適用される改定後の価格として整理しています。ベーシックは入会金込み328,000円、キャリアデザインは528,000円です。プラチナパーソナルの入会金の適用については、申込前にご確認ください。
※公式サイトに価格が掲載されていない学校は推定額を掲載していません。料金・コース内容・対象年度・適用条件は変更される場合があります。
料金帯ごとの違いは、指導内容まで見て判断しよう
料金表を見ると、十数万円のコースから30万円台、50万円以上のコースまで幅があります。しかし、価格帯だけでサポートの質や指導量が決まるわけではありません。 実際のコースを例に、違いを確認してみましょう。
- 10万円台の例:就活.salonの2028年卒ベーシックは税込163,900円。公式案内では個別対策が90分×6回、ES添削が10回などとされています。回数があらかじめ決まっているので、自分の課題を整理して計画的に活用することがポイントです。
- 30万円台の例:同校の2028年卒フルサポートは税込328,900円。公式案内では個別対策やES添削が無制限とされ、ベーシックとは利用できる範囲が異なります。ただし、利用期限や予約方法はあわせて確認したいところです。
- 50万円以上の例:我究館には、専属コーチによる個別指導を特徴とするプラチナパーソナル(税込760,000円)の料金例があります。高額なコースを検討する際は、担当者・面談内容・利用可能な期間が自分の希望に合うか、具体的に確認しましょう。
これは各価格帯の一般的なサービス水準を示したものではなく、今回取り上げたコースの具体例です。同じ料金でも学校によって内容は異なり、また高額なコースが必ずしも自分に最適とは限りません。
さらに、我究館のベーシックとキャリアデザインでは個別面談の扱いなどに違いがあります。一方、就活.salonの1day対策(税込17,600円)は90分間の単発サービスなので、継続型コースと同じ基準で比べるのは適切ではありません。
料金を公開していない学校については、希望する指導内容を伝え、受講期間・指導回数・追加料金を含めた税込総額を確認すると、ほかの学校と比べやすくなります。
就活塾は料金によって何が違う?
就活塾の費用に差がある理由を考えるときは、主に個別指導の回数・受講期間・サポート範囲を確認しましょう。

個別指導の内容と回数
グループ講義を中心に学ぶコースと、講師との1対1の面談や模擬面接を重ねるコースでは、指導の受け方が異なります。自己分析やESを自分の経験に合わせて深掘りしたい場合は、個別指導を何回、どの程度の時間受けられるかが重要です。
「回数無制限」と案内されていても、1回の時間、予約方法、利用できる曜日、受講期限などは学校によって異なります。
また、個別面談の回数だけでなく、指導後に何を持ち帰れるかも大切です。例えば、模擬面接なら「回答の改善点を具体的に教えてもらえるか」、ES添削なら「修正後の文章を再確認してもらえるか」を聞くと、同じ1回の指導でも内容を比較しやすくなります。
受講期間と対応範囲
大学3年生から継続して相談する場合と、最終面接に向けて短期間で対策する場合とでは、必要なサポートが違います。いつまで利用できるか、志望業界・企業別の対策に対応しているかなどを、自分の就活予定と照らし合わせて確認しましょう。
例えば、インターン選考から本選考まで利用したい人は、利用開始日だけでなく終了日も確認が必要です。申し込み時期が遅い場合、同じ料金でも実際に利用できる期間が短くなることがあります。逆に短期集中で使いたいなら、受講開始までの日数や直近の予約枠を確かめるほうが重要でしょう。
ES添削・相談・受講形式
ES添削、チャット相談、グループディスカッション対策、適性検査対策などが基本料金に含まれるかも比較のポイントです。対面・オンラインのどちらが利用しやすいかは、通学時間や予約の取りやすさも含めて考えましょう。
特にES添削は、提出できる書類の数や添削の回数、返却までの目安が分かると利用計画を立てやすくなります。チャット相談も、質問を送れることと、いつ・どこまで回答してもらえるかは別です。「対応あり」という表記だけでなく、利用条件を具体的に確認すると、入塾後の認識違いを減らせます。
個別指導の違いについては「マンツーマン・個別指導の就活塾おすすめ7選」でも詳しく解説しています。
入会金・分割払い・追加費用を含めた総額を確認
入塾費用を比較する際は、コースの表示料金だけでなく、実際に支払う総額と、それに含まれるサポート内容を確認することが重要です。

入会金や追加費用に注意
入会金、教材費、個別指導の追加料金、受講期間の延長費用などは、コースによって扱いが異なります。「受講料○万円」という案内だけで判断せず、何が含まれていて何に追加費用がかかるかを確認しましょう。通学する場合は、交通費や移動時間も考慮できます。
例えば、我究館のベーシックはコース料金280,000円に入会金48,000円を加えると、税込328,000円です。キャリアデザインは同様に税込528,000円となります。このように、表示されたコース料金と入塾時に必要な金額が一致しない場合があります。
見積もりを受け取る際は、入会金・教材費・追加対策・延長料金を項目別に示してもらい、「この内容で受講した場合の税込総額」を確認すると比較しやすくなります。キャンペーン価格には申込期限や支払方法などの条件が付くこともあるため、通常料金との違いも押さえておきましょう。
分割払いは総支払額で比較
例えば、キャリアアカデミーの公式料金ページでは、フルサポートコースの料金が次のように案内されています。
| 支払方法 | 1回の支払額(税込) | 総支払額(税込) |
|---|---|---|
| 一括払い | 382,800円 | 382,800円 |
| 5回払い | 81,180円 × 5回 | 405,900円 |
| 10回払い | 40,920円 × 10回 | 409,200円 |
出典:キャリアアカデミー公式カリキュラム・料金ページ。10回払いは税抜37,200円×10回(税込40,920円×10回)として計算。公式案内では分割払いはクレジットカードによる支払いです。最新の請求額・支払条件は契約前に確認してください。
この例では、分割払いを選ぶと1回あたりの負担は抑えられますが、総支払額は一括払いより高くなります。 一括払い382,800円と比べると、5回払いは23,100円、10回払いは26,400円多くなる計算です。
なお、これはキャリアアカデミーの公開料金から計算した一例です。ほかの学校でも同じ差額になるわけではありません。分割払いを検討する際は、月々の負担だけでなく、総支払額、支払回数、利用できる決済方法をセットで確認しましょう。
途中解約・返金・保証の条件も確認
就活の進み方によっては、予定より早く内定が決まったり、受講を続けられなくなったりすることもあります。途中解約、休会、返金、受講期間の延長については、説明だけでなく契約書面で確認しておきましょう。
内定保証などの制度がある場合も、適用対象のコースや条件は学校ごとに異なります。「保証がある」という言葉だけで判断せず、条件や対象外となる場合を確かめることが大切です。
例えば、保証を受けるために一定の受講期間や面談参加、選考への応募実績などが求められる場合があります。途中解約時の精算方法についても、未受講分が一律に返金されるとは限りません。支払う前に契約書・規約・重要事項を読み、不明点は文面で確認することをおすすめします。
費用に見合う就活塾の選び方
就活塾が必要か、どのコースが合うかは、就活の進み具合や本人の課題によって異なります。例えば、面接の最終確認だけをしたいなら単発指導も選択肢です。一方、自己分析からES添削、面接対策まで継続して相談したいなら総合コースを検討できます。
料金の高低だけでなく、自分に必要な対策を、希望する時期に受けられるかを基準に考えましょう。高額なコースがすべての学生に必要というわけではありません。
就活の状況別に考える3つの選び方
① 何から始めればよいか分からない場合:自己分析、企業研究、ES作成、面接準備まで相談したいなら、支援範囲が広い総合コースが候補になります。費用とともに、担当講師に相談できる頻度や受講期限を確認するとよいでしょう。
② 面接など特定の課題がある場合:応募書類は自分で準備できており、模擬面接を数回受けたいといったケースなら、単発・回数制の対策が合うことがあります。ただし、指導内容が希望する企業や選考段階に対応するかは事前に確認しましょう。
③ 費用をなるべく抑えたい場合:まず大学のキャリアセンターや公的な就職相談を使い、そこで補いにくい対策だけ有料サービスを検討する方法があります。無料支援の内容も窓口によって異なるので、利用できるサービスを確認してみてください。
いずれの場合も、「何を改善したいか」「いつまでに必要か」「どこまで費用をかけられるか」を先に整理すると、各校の説明を聞いたときに必要性を判断しやすくなります。
無料の就活支援も選択肢に
大学のキャリアセンターや新卒応援ハローワーク(厚生労働省)でも、無料で就職相談、応募書類の作成支援、面接対策などを受けられます。新卒応援ハローワークは大学などの卒業予定者と、卒業後おおむね3年以内の方が対象です。
まず無料の支援を活用し、それだけでは足りないと感じる部分に絞って就活塾を利用する方法もあります。自分が何に困っているのかを明確にしてから、受講の必要性を考えてみましょう。
就活塾の無料相談・体験を積極的に活用しよう
大学のキャリアセンターなどの無料支援とは別に、就活塾によっては入塾を検討している学生向けに無料相談や体験を実施しています。 気になる就活塾があれば、ぜひ積極的に活用してみましょう。
公式サイトの料金表だけでは、具体的な指導の進め方や、自分の課題にどこまで対応してもらえるかは分かりにくいものです。無料相談では、自分の就活状況を伝えたうえで、コース内容や費用を具体的に確認できます。学校の説明の分かりやすさや相談のしやすさを確かめる機会にもなります。

無料相談に参加したからといって、その場で入塾を決める必要はありません。 複数校に相談して、説明や提案を比較するのもよい方法です。なお、無料相談・体験の実施状況や利用条件は、各校の公式案内で確認してください。
就活塾の無料相談で、特に確認したいのは次の4点です。
- 入会金や追加費用を含む、税込の支払総額はいくらか
- 個別指導やES添削を、何回・何分・いつまで受けられるか
- 自分の就活スケジュールや志望先に対応してもらえるか
- 分割払い・途中解約・返金・保証にどのような条件があるか
候補の就活塾が複数ある場合は、同じ項目をメモして並べるのがおすすめです。例えば「税込総額/利用終了日/個別指導の回数・時間/ES添削の条件/追加料金/解約・保証の条件」を1校ずつ書き出すと、料金の安さだけでは見えなかった違いを整理できます。
相談前の準備や具体的な質問例は「就活塾の無料相談・体験では何を聞く?入塾前のチェックポイント」を参考にしてください。
就活塾の料金についてよくある質問
就活塾の平均料金はいくらですか?
就活塾業界全体の平均料金を示す、信頼できる統計データは今回確認できていません。各校の公式公開料金を見ると、継続型コースは十数万円から数十万円の料金設定が多く見られますが、100万円を超えるコースもあります。また、単発対策には1万円台の例もあります。こうした料金例を業界全体の平均額と混同しないことが大切です。
料金が非公開の就活塾はどう比較すればよいですか?
無料相談などで、希望するコースの受講期間、個別指導の回数、入会金や追加費用を含めた税込総額を確認しましょう。ほかの学校と同じ項目で整理すると比較しやすくなります。
分割払いと月額制は同じですか?
異なります。分割払いは、決まったコース料金を複数回に分けて支払う方法です。月額制は、月ごとにサービスを利用する契約形式です。それぞれ契約期間と総支払額を確認してください。
料金が高い就活塾ほど内定を得やすいですか?
料金だけで内定の可能性を判断することはできません。本人の準備状況や応募先、指導内容との相性など、多くの要素が関係します。実績を比較する場合も、内定率の集計対象や対象年度、支援内容を確認したうえで判断しましょう。
単発の面接対策だけでも利用できますか?
単発コースを設けている就活塾なら利用できます。対策したい課題が明確な場合には適していますが、自己分析や応募書類の準備から継続して相談したい場合は、総合コースも含めて検討するとよいでしょう。
まとめ|料金とサポート内容を比較しよう
就活塾の料金は、単発の面接対策から長期間の総合コースまで幅広く、料金非公開の学校もあります。自分に必要な指導、利用できる期間、実際の支払総額を確認し、納得できるプランを選ぶことが大切です。
気になる学校が見つかったら、まず無料相談・体験の有無を確認し、実際の指導内容や見積総額を聞いてみましょう。各校の特徴や受講形式まで幅広く比較したい方は「就活塾おすすめ11選の比較・紹介ページ」もご覧ください。最新の料金や契約条件は必ず各校の公式案内でご確認ください。
※料金情報の確認基準日:2026年10月22日~23日。掲載額は一部コースの公式公開料金例です。就活塾全体の平均料金・最安値・上限額を示すものではありません。料金・サポート内容・募集状況・契約条件は変更される場合があります。


















