業界別の就活動向について【メーカー編】

はじめに

メーカーとは、「モノ」を生産する企業のことです。日本は世界的にもモノづくりが盛んな国で、ものづくり白書2019によると国内のGDPにおける約20%を占めています。(GDP世界一位のアメリカは約10%)製造業は分野ごとに、食品メーカー、自動車メーカー、機械メーカーなど様々あります。

メーカーは人気の企業が多い

就活生から人気企業をランキングしたキャリタスによると、SONYやサントリー、トヨタ自動車といった企業が10位以内にランクインしており、味の素やパナソクニック、キリンなども続いています。メーカーには大小はありまです。これらの企業は大企業かつ、日本を代表する知名度や人気商品を保有するメーカーで、就活生にとって人気の企業群です。やはり世界的にも質が高いとされる製造業で働きたいと考える就活生は多く、競争は熾烈です。そこで今回はメーカーの就活動向、就活におけるポイントなどお伝えします。
製品

メーカーの就職活動

前述した通りメーカーは人気の企業が多いです。内定を勝ち取るために、特に重要な志望動機に関するポイントを紹介します。ライバルに差をつけ、内定を勝ち取るには、以下のポイントを参考にしてください。

志望動機のポイント

メーカーの志望動機を記載する上でのポイントは2つです。

”モノづくりが好き””〇〇という貴社の製品が好き”はありきたり

上記の謳い文句はメーカーの志望動機によくでてくるキーワードです。

この文面にオリジナリティがありません。なぜ”モノづくりが好き”なのか、どのような経験から”〇〇という製品が好き”になったのか、などオリジナリティのあるエピソードや背景を盛り込むようにしましょう。

競合他社との差別化ポイントを盛り込む

日本は製造業が盛んな国だけあって、例えば身近な醤油やマヨネーズをとっても複数の競合メーカーが存在しています。競合企業の事業が類似している場合、なぜその企業に入社したいのかを強く表現する必要があります。単に例としてあげた醤油やマヨネーズが好きでは、別の競合企業でも良いのでは?と企業に認識されてしまいます。各企業は事業で競合しているからこそ、差別化しているサービスや企業の風土、ブランディングなどが存在しています。ホームページや会社説明会で企業研究をしっかりやってください。当然志望が被る他の就活生も情報収集はしているでしょうから、より深ぼった研究をして、志望動機を組み立てましょう。メーカーの社会人

メーカー業界における就活動向

では昨今のメーカー業界の就活動向について探っていきましょう。2020年6月に経済産業省が発表した『製造業を巡る動向と今後の課題』を参考に説明します。

コロナウイルスの影響が大きい

新型コロナウイルス の影響により、苦戦を強いられている企業が多いです。2020年1-3月期の実質GDP成長率は民間消費のマイナス寄与により、2四半期連続のマイナス成長につながっています。加えて中国に生産拠点がある企業も多く、サプライチェーンが分断され供給問題の発生や欧州、米国のロックダウンによる海外需要喪失などにも繋がっています。業績が悪くなると、人員整理や雇用減少のため、新卒採用が鈍化する可能性があります。各社とも今後景気は回復傾向に向かうと予測しているようですが、新型コロナは様々な影響を及ぼしており、採用動向を探るのは難しくなっています。

新しい生活様式によりチャンスが到来したメーカーも

コロナウイルス は悪影響だけでなく、ビジネスチャンスを迎えた企業もあります。例えばマスクや消毒液といったヘルスケア関連製造業、テレワークにより需要を増したPC関連製造業などは特需により好調の企業も存在しています。機会をチャンスに変えた企業は、採用を強化する可能性があります。

デジタルトランスフォーメーションへの対応

”DX=デジタルトランスフォーメーション”はメーカー業界でも、もちろん注目のキーワードです。特にIoT(Internet of Things = モノのインターネット)と呼ばれるメーカーなどは、変革の期に立たされています。

IOTの代表的な例

5G:第5世代移動通信システム

MaaS(=Mobility as a Service) バス、電車、タクシーなどの交通機関を、ITを用いてシームレスに結びつけ、​人々が効率よく、かつ便利に使えるようにするシステム

RPA(=Robotic Process Automation):コンピューター上で行われる業務プロセスや作業を人に代わり自動化する技術

そのため、これらのテクノロジーに対するスキルを持った技術者を採用したいと言う企業は増えると考えられます。ITエンジニアを目指す就活生は、IT企業だけでなく、メーカー業界も選択肢に入るのではないでしょうか。

自動車工場

まとめ:厳選採用が強まることが予測される中、準備をしっかり

厳選採用とは、自社の採用基準を満たす候補者が少ない場合、採用枠に満たなくても採用しないというものです。
新型コロナや米中貿易摩擦などの要因から、メーカーは景気の煽りを受けています。またDXを中心に企業の業務のシステム化がさらに進み、人件費を減らしていく流れから、厳選採用がさらに進む可能性があります。そうした中、会社規模が大きくて知名度も高く人気の製品を保有するメーカーは、人気の企業群ですので、ますます採用倍率は激化しそうです。

なぜメーカーに行きたいのか?なぜそのメーカーが好きなのか?なぜその商品が好きなのか?
自問自答を繰り返してみてください。そうすると前述の志望動機のポイントについて、自分なりの考えが浮かんでくると思います。それを文章にまとめて、何度もブラッシュアップしてください。そうしてその熱意を採用担当者にいかに伝えるかを考えてください。面接の際の自己PRの練習も必要です。
そうした1つ1つの準備をしっかりやることで、内定が近づいて来るのです。頑張っていきましょう!

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就活塾NAVI編集部

就活塾NAVI編集部です。キャリアアドバイスやHOTな就活ネタをお届けできるよう、日夜情報収集に努めています。就活塾比較や選び方などは是非当サイトを参考にしてください。

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