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第62回 就活の準備不足学生が陥る「最大の失敗」の回避方法

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第62回 就活の準備不足学生が陥る「最大の失敗」の回避方法

就活解禁が間近に迫ってきましたね!

 

近年、就活の短期化の影響から早期の学生の囲い込みを考えている企業が増加、それによりインターンシップに参加する学生の比率が増えてきていますね。そういった背景もあり「就活準備してる?」と学生に問いかけると…「とりあえずインターンには行きました」といった、やり取りが増えてきているように思います。

 

また「インターンの他には何か準備らしいことしてる?」と少し踏み込んで聞いてみると「自己分析をとりあえずやってみました」といった回答が返ってくることが多かったりします。

 

自己分析したり、インターンに行ってみたり…とりあえず就活に触れてみるということも、私としては否定はしません。ですが、もっと本質的なことを考えていく必要が、私はあるのではないかと思うわけです。

 

「将来自分は何がしたいか」「自分の強みは何なのか」…そういったことを突き詰めて考えていく、世の中にどんな企業があるのか、インターンに行って確かめてみる…どれも大切でしょう。

ですが、冷静に考えてみてほしいのです。

 

就活解禁して真っ先に必要になる力は、将来自分は何がしたいか、自分の強みは何なのかを、「第三者に客観的に伝わるような文章に落とし込んでいく力」になります。

つまり、「解禁 → エントリー → 説明会 → 書類選考 → 面接 → 内定」の流れの中で、エントリーして説明会参加というのまでは、淡々と進んでいきます。ボタンをポチリしてエントリーして、当日会場に行きさえすれば、説明会に参加できます。

 

その一方で学生に過度な負荷がかかるのが、ES提出のピークの時期になります。志望する企業の数だけ、ESを提出していくことが求められるということですからね。

 

これが意外に多くの就活生が「軽く」考えてしまっている節があります。特に2つの視点が抜けているように、私は思うわけです。

 

【1】自己分析といって、自分の頭で考え抜いたものが、必ずしも「第三者から見て伝わるレベルで整理できている」わけではないこと
【2】ESを一枚一枚丁寧に書ける時間を、短期就活においては捻出するのが極めて難しいということ

 

前者については、特に補足はいらないとは思いますが、「自己満足の自己分析」してもしょうがないよ…ってお話ですね。意外に盲点なのが後者の視点です。

ここで、失敗する就活生が実に多い。

 

説明会に行かないといけない、企業研究もしないといけない、筆記対策もしないといけない、GDが苦手だからそれも対策しないといけなくって、さらにOB訪問もいく必要があるから…なんて状況で、コンスタントに「当初の予定通りにESを出し切れる学生」というのが、そもそも少数だったりするわけです。

 

時間がないから書けない…そんな言い訳を繰り返す過程で、気付いた時には持ち駒がなくなる…なんて学生にならないようにしてほしいと思います。これからESを出そう!と思ったときには、大手企業のESは締め切られている…なんてことにならないように動くべきでしょう。

 

だからこそ、ESを具体的に書きはじめ、第三者視点を取り入れブラッシュアップを重ねることへの優先順位を、是非上げていってほしいと思います。

 

やるべきことの優先順位を間違えないように!ではでは!

 

(記事: 内定ラボ 岡島達矢)

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